談合やリベートの罠に陥らないためにも、この工事業者選定のフェーズが一番重要になるわけです。
コンサルタント(設計監理者)の選定においては、どんな方法で工事業者を選定するのか、その選定方法は公平・公正・透明性を十分に保てるものか、そして、そうしたことをきちんと理解できる相手を選ぶ必要があります。
工事業者は重層構造になっていて、元請けの総合請負会社から、下請け、孫請け、ひ孫請けへと発注されていきます。欧米などの諸外国では、足場工事は足場業者に、塗装工事は塗装業者に、防水工事は防水業者に、というように直接発注が通常となっているのに対して、わが国の商慣習は、総合請負会社に一括発注という手法が一般的です。
ただ、ここ最近では、私たちシーアイピーでも推進している「CM方式」という発注方法が浸透してきています。CM方式とは、安価で実績や信用力のある総合請負会社と、安価で実力のある専門工事会社をお見合いさせる発注方法で、よりよい工事をより安く、しかも適正価格で発注できる仕組みです。