おでんを3日。
そろそろ飽きるはずなのに、飽きない。
それどころか、ぶっちぎりで誉められて、父は張り切ってまたおでん材料の仕込みに出掛けてくれた。
神✨
これでまた3日はおでんだろう。
しばらく、夕食作りから解放される。
嬉しくてたまらない。
自分の都合の良いときだけ、買い物にいくのを快く送り出すブラック月子。
冷蔵庫がパンパンであろうが、寛大になれるわたし。
なんだろうか、この心のゆとり。
薄々は勘づいていたけれど
やはり、私は調理が苦手のようだ。
素直に認めてしまおう、自分の天性を。
自分が苦手な調理で、美味しいものを作らねばならない
バランスの良いものをとらねばならない
ねばならない
のスパイスじゃあ、美味しいものは作れないし、美味しく食べれませんね。
父が作ったおでんが、最強に美味しく感じられたのは
やっぱりそこに、娘や孫への愛情というスパイスが加わっているからだろうと
感謝です。
同じ物理的な現象を起こしているとしても
そこに、どんな想いでそれをしているか
結局、受け取っているのは、そこに込められた想いなんだなと
最強の想いがこもった4日目のおでんの仕込みをしてくれる父に感謝。
出来の悪い娘をもつと、なかなか隠居もできないみたいですよ。
そして、出来の悪い親を持つと、娘(まる子)はしっかりしてきますね。
病気でダウンして、無価値感に包まれることもたまにあるけど
存在意義はここにもあったかと。
ありのままでいることの価値を
ちょっと見いだせた安堵感、、、かな。