すべての傑作映画は旧作棚にある

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 NETFLIXで配信開始したので早速見ましたよ。

 STUDIO4℃によるアニメ作品。

 

 とにかくムズイ!

 哲学すぎ。ちょっと寝た。

 なんだかうまく生きることができないという思春期の流花が、ジュゴンに育てられたというありえない出自を持つ少年との交流からうんぬん。

 そっからなにがどうなってこうなっているのか、さっぱり理解できないまま話しは進み、途中このまま世界が滅ぶのか!?と心配したけどなんか想像してたのと違った、って感じで終わりました。

 

 ソラとウミとルカって、それキングダムハーツや!とか(キングダムハーツはソラ、リク、カイリ)

 空とか海洋学者の人たちとか全員なんか哲学的なことをぶつぶつつぶやいていて何が言いたいのか理解できない、とかあって主人公同様困惑しつつうとうとした。

 ただ映像はめちゃくちゃキレイ。最後の曲もよかった。とおもってwikiを見たら米津か。

 ともかく映像はきれいなので部屋の照明を消してみるにはオススメ。

 

 

 

 

 無料放送とかになったら観ようと思っていた「かぐや様は告らせたい」の実写版。やっと1月5日に地上波放送されたので録画して観てみました。

 

 アニメが好きでその後コミックも後追いで楽しんでいた人ですが、さすがに実写はヤバそうとは直感的に予感していましたが、やはりというか予感は的中。旬のコミックを原作に、旬の俳優を起用、旬のアーティスを主題歌、エンディングテーマに起用とおなじみの「ヒットする方程式」で作られた映画。

 

 この手のSFとかファンタジーじゃないコミックは「俳優に置き換えれば実写化楽じゃね?」という発想になりがちなのか、よくテレビ局映画や広告代理店映画などの餌食になりがちなんですが、逆にコミックのストーリーをそのまま俳優が演じると大失敗するの法則。

 今回も主な主人公を人気若手俳優が演じているんですが、そもそも一発目から主人公の白銀って金髪だっけ?という違和感が。ネットで調べると確かにコミックも金髪だったんですが、まったく私の頭の中では主人公の二人は黒髪のイメージだった(超セレブ高のしかも生徒会長なので金髪はないだろうと勝手に脳内補正されていたんだろうと思う)。

 白銀ですら違和感がいきなりあったのに、藤原書記に関してはどこをどう見ても”ピンクの髪”はないだろう。それ以前に藤原は天然キャラなのを、演じた浅川梨奈がまんま演じてしまっていて、まさに「マンガならそういうもんか、で済むが実写にこういう人がいたらドン引きする」感じになっている。

 

 ストーリーも一部オリジナルだったように思うが、コミックのギャグをそのまま演じてみました、てな学生の自主映画的作りになっていてそれも中途半端にセットが安っぽかったりで見るに堪えなかったわけですが、驚くことにこのテレビ放映で「続編決定!」のお知らせが。

 推測ですが、この映画を見に行ったのはやはり俳優目当ての人で、コミックやアニメのファンはかなり厳しいんじゃないかなぁと思いました。

続編もテレビ放映したら観ます。

 

 

 

 

2013年公開、エメリッヒ監督によるアクション映画。

 この年、なぜかホワイトハウスを舞台にしたアクション映画が2本公開されました。「300」のジェラルド・バトラー主演の「エンド・オブ・ホワイトハウス」とチャニング・テイタム主演の本作「ホワイトハウス・ダウン」。

 「エンド~」は人気が出てその後続編2本が作られたが、こちらの「~ダウン」はあまり評判にならなかったよです。

ただし私はこちらが大好き!もう何度も観ちゃっています。

 

 話しはホワイトハウスがテロリストにより占拠され主人公がテロリストを倒して解決するというアクション映画なんですが、これはっきりいって「ダイハード」です。

 テロリストにある施設が占拠され、人質もいるため警察も軍も手を出せない。そんな時たまたま施設内にいた主人公が孤軍奮闘する

 というダイハードの骨組みを丸ごと現代、ホワイトハウスに舞台を移して映画化。主人公もちゃんと途中上半身タンクトップみたいになっていますし、小笑い程度のギャグも要所に組み込まれていてほぼ完コピ(いい意味で)していると言っていいと思います。

 

 悪い奴は悪い、いい奴はいい、とキャラがわかりやすいし、要所に小気味のいいアクション、ギャグもちりばめられていてさすがはエメリッヒ、ベテランの技って感じがしますね。

 どうせならこちらも続編を作ってほしかった…

 

 というくらいに好きな作品です。傑作。まだ見ていない人は年末年始ぜひ見てほしいですね~

 

 

 

 

 

 ウィル・スミスが2人出てくるアクション映画

 

 凄腕スナイパーのウィル・スミスの命を狙って、謎の組織”ジェミニ”から刺客が送り込まれる。それがクローン技術で作られた”若いウィル・スミス”で…という話し。

 なんとなくながみしたので細かいところは忘れてしまいましたが、強化されたクローンスミスはかっこよかった。ただCGで張り付けられたとみられる若いウィル・スミスの顔は若干違和感あり。

 なんかまぁ真面目に見れば思うところもあるでしょうが、タダで観たので(厳密には違いますが)ハラもたたずに見られました。

 

 

 

 

 

 シリーズ初の3DCGアニメ作品。

 監督は「STAND BY ME ドラえもん」などの山崎監督。見ようかどうしようか迷っているうちにテレビでやっていたので早速鑑賞。

 

 山崎監督らしいと言えばいえるんですが、内容についてはかなりオーソドックスな内容。

 つまり「秘密を秘めたお宝がありルパン一味が狙っているが同時に悪の組織もそれを狙っている。ヒロインを助けつつルパンはお宝の秘密を解く」。今回もそれです。

 

 小道具として、敵がナチスの残党だったり出てくる車や飛行機のデザインが古臭かったりで・・・と思っていたら終戦後十数年くらいの設定なのね。つまりは”古き良き時代の怪盗ルパン”という話しなんですな。

 

 出てくる人も喋る内容も行動も予想外なことはなにもない”偉大なるマンネリズム”のシリーズの最新作なので、もういっそのこと銭形警部も「奴はとんでもないものを盗んでいきました。それはあなたの心です」って毎回最後にヒロインに言っちゃっていいんじゃないかな、って思います。

 

 

 

 

 

 

 キアヌ・リーヴス主演のSFサスペンスアクション。

 医療企業で働く神経学者のキアヌ。脳をデータ化し人工脳に移植する研究をしていたが、

交通事故で家族が死亡。未完成の技術で家族の脳データをクローン化した家族の肉体に移植しようとするが・・・という内容。

 

 のっけからいきなり「JM」のVRネットシーン+「マイノリティリポート」の冒頭シーンのオマージュ。

 そこはかっこいいんですが、それからは予告編を観て想像した以上の話しにはなりませんでした。

 あと本当はもっと渋い話にしたかったなじゃないかなぁ、という痕跡もあります。ともかく話しがサクサク進みすぎ。

そしてラストもハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだかイマイチ監督の意図が不明な終わり方。

 主人公のキアヌ自体が何考えているんだかよくわからない人なので、科学者の狂気みたいなものも特に表現されず、淡々と話しが進んでおわりましたね。映画館で観ていたらちょっと拍子抜けしていたかも。

 可もなく不可もなくという感じの映画です。