キアヌ・リーヴス主演のSFサスペンスアクション。
医療企業で働く神経学者のキアヌ。脳をデータ化し人工脳に移植する研究をしていたが、
交通事故で家族が死亡。未完成の技術で家族の脳データをクローン化した家族の肉体に移植しようとするが・・・という内容。
のっけからいきなり「JM」のVRネットシーン+「マイノリティリポート」の冒頭シーンのオマージュ。
そこはかっこいいんですが、それからは予告編を観て想像した以上の話しにはなりませんでした。
あと本当はもっと渋い話にしたかったなじゃないかなぁ、という痕跡もあります。ともかく話しがサクサク進みすぎ。
そしてラストもハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだかイマイチ監督の意図が不明な終わり方。
主人公のキアヌ自体が何考えているんだかよくわからない人なので、科学者の狂気みたいなものも特に表現されず、淡々と話しが進んでおわりましたね。映画館で観ていたらちょっと拍子抜けしていたかも。
可もなく不可もなくという感じの映画です。