羊たちの沈黙 | Sound@Cinema

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たまには見ないといけませんね、

記憶が断片化し全く覚えていない

部分がかなりあった事に気付きました、、、

 

ストーリーはもう良いでしょう、

多くの方が鑑賞済みだと思うので

蛇足な説明は割愛します。

 

 

 

 

何といってもジョディ・フォスター。

 

彼女の役者としての地位を不動にしたのは

この作品と言っても過言ではないかと。

 

”聡明”と言う言葉がぴったりの役柄でした。

 

 

 

 

この作品以降、アンソニー・ホプキンスは

どの作品に出てもレクター博士に見えて

しまうという程の強烈なキャラクターでした。

 

彼に取っては最大に当たり役であり、後世

に名を残す程の最強のキャラクターです。

 

 

 

 

このマスク姿は永遠に焼き付いて離れません。

 

と、これ程に突出し過ぎてしまった為に

他の事が思い出せないのが”羊たちの沈黙”

の功罪と言ってもいいかもです。

 

結局皆さん、この作品の犯人役覚えてますかね?

 

 

 

 

こいつですよ(笑)

 

テッド・レヴィンが演じたバッファロー・ビル。

 

度を越えた変態殺人鬼のはずなんですが、レクター

の前では赤子同然の小者に過ぎず全くと言って良い程

記憶の淵にも残っていませんでした・・・

 

久々に見て、蛾の蛹を見る迄は完璧に記憶の

彼方であった事を正直に告白します(笑)

 

 

 

 

そしてジョディ・フォスター演ずるクラリスの

上役でスコット・グレンが出演していた事も

記憶の更に更に彼方で御座いました・・・

 

ちなみにアンソニーとスコットはほぼ同年代、

今や80台半ばの二人であり、当時二人は

50歳になったか?ならないか辺りの出演でした。

 

 

 

 

極みは監督のジョナサン・デミの師匠筋である

ロジャー・コーマンがスポットで登場します(笑)

こんな事は微塵も記憶にありませんでした(涙)

 

この作品の初見時は衝撃が凄過ぎて、ほぼ何も

思い出せないほどのKO状態。二度三度と何度も

見直し丁寧に拾い直してを繰り返しては居たんですが、

寄る年波のせいか脳味噌がポンコツのせいなのか?

人の記憶なんて本当いい加減なもんですよね(汗)

 

今ではコレクションに加え、配信等ですぐに

見る事は出来るので90年代辺りからの作品

も拾い直していかないと駄目ですねぇ・・・