”パート2”突入でございます!
今回デンゼル演ず、マッコールさんはCIA時代
にお世話になったスーザンの謎の死に迫ります。
サイドストーリーでは自宅の壁の改修を頼んだ
不良少年の立ち直りにも貢献していきますが、
ゆくゆくは彼のスーザン殺しの犯人に追われ
死ぬ思いをしてしまうなど、ストーリーを上手に
絡めたのは、前作から監督をスライド登板した
アントワーン・フークアで御座います。
今現在、”ブラック・ライヴス・マター”と人種差別を是正
すべく全米で激しいデモが起こってますが、今作の中で
マッコールさんはヤクに手を染め、殺しに加担に強要
される少年に強く説いた言葉が素晴らしいです。
というか、アメリカという国家において、今も昔も
変わらずに差別から逃れて生きていく為の信念
のような物が累々と横たわっているのがよく判ります。
金も知識も技術も無ければ、単純に人様から奪い
生活そのものを破綻させるということが、日常で
あるという日本からは考え難いのがアメリカなんでしょう。
黒人でありながらも、人として尊厳を保ち、正義と悪
という当たり前な二つだけの均衡保つ為に闇に生きる
マッコールさんに、今回も感動させられました!