イコライザー | Sound@Cinema

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))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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”イコライザー”参りましょうか!

 

てっきりレビュー上げてると思ってましたが、

抜け落ちておりました。なんか恥ずかしい・・・

 

見た通り、デンゼル・ワシントン主役の元CIA

代理人が日常に潜む闇を正していく作品です。

それもかなり暴力的に粛清します(爆)

 

監督はアントワーン・フークア、落ち着いた

トーンでまとめらており、観易さやデンゼル

演ず、マッコールのキャラクターに一縷の影

を落とすきめ細かな演出が冴えています。

 

タイトルのイコライザーとは日本人的には

音響機器に換装された音質を変更する

つまみ程度の認識でしょうが、本来の意味

は”均一化する、匡す”という整える作用を

示す言葉であります。

 

 

 

 

今回イコライジングして貰えるのは、おじさん達の

ワールドヒロイン”クロエちゃん”で御座いました。

わたしく、この人が大好きです!!

 

クロエ演ずる”アリーナ”はロシアの売春組織に

暴力的に管理されており、そこを抜ける為に

マッコールさんが骨を折るというお話で御座いました。

 

経験豊かなマッコールさん、単身で犯罪組織

内部に乗り込み、巧みに証拠を残さずに短時間

で敵を一掃してしまいます。まさに凄腕です。

 

そうして、アリーナを開放すると、組織から更に

強い奴がやってきて、マッコールさんを探し出し

真向対決に発展していくという展開です。

 

特筆すべくはやはりデンゼルの芝居の上手さで

闇の仕置き人と、表で地味な生活を過ごす

普通の人のトーンコントールが絶妙。厳しい

眼差しと豊かな笑顔で簡単に切り替えており

観客が非常に感情移入し易い導線をスクリーン

に示してくれます。本当に上手いです。

 

レビューを書くために再見しましたが、生きる

意味を教えてくれるアクション映画として、

再び高評価した次第でございます。

 

イコライザー2に続く!!