№32
日付:1984/7/9
タイトル:インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 | INDIANA JONES AND THE TEMPLE OF DOOM
監督:Steven Spielberg
劇場名:新宿プラザ(閉館)
パンフレット:あり(\400)
評価:-

 

インディアナ・ジョーンズの冒険活劇第2弾。「エブエブ」で再び脚光を浴びたキー・ホイ・クァンが子役で出演していた事が今年話題になりましたが、内容はあんまり覚えていない。

前作同様、こちらも2回続けて観賞していた。

 

 

2023年6月20日

NHK BSプレミアムシネマ放送(2016/7/10)分を鑑賞。こちらも前作同様字幕放送&BILINGUAL2か国語放送をオリジナル&字幕オンで。

 

第1作の前日譚。前作が1936年の南米で幕を開けたのに対し、本作はその1年前、1935年の上海で物語が始まる(ナイトクラブの名前が"CLUB OBI WAN"。今回も“ルーカス”ネタがさりげなく差し込まれていた)。

現場主義のはみだし考古学者、インディアナ・ジョーンズが謎の秘宝を巡って前作以上に暴れ回ってはくれるのですが、なんとも行き当たりばったりな展開で、まるで水戸のご老公一行が、旅の途中で人助けをするような、そんなお話。

 

この手の活劇物ではありがちな、前作を超えるスケール感をと意気込む結果、飛行機から飛び降りたりディズニーのアトラクションよろしくトロッコで疾走したりといろいろ工夫を凝らすものの、ちょっとやりすぎと感じる不死身ぶりだったり冗長さが散見されたりで、家で観ていてちょっとダレた。この時代の作品だから仕方のない話かもしれませんが、ヒーローに助けてもらう側のアジア人蔑視・軽視な演出も目立ちました。

結構グロいシーンも多いですが、今のようにC.G.があるわけでもなく、集めた昆虫は12,000匹(!)だとプロダクション・ノートに書いてあった(撮影初日にその3/4が逃げ出したのだそう)。

一応次回作も観てはいるんですが、「もういいかな」ってなっていてもおかしくない出来映えに思えてしまった(でも公開当時は2回連続で観てる)。

 

ナイトクラブの人気歌手ウィリー・スコットを演じたケイト・キャプショーは、オーディションでこの役を勝ち取り、これが劇場映画の本格デビュー作との事ですが、1991年にスピルバーグ監督と結婚していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

将来の奥様に演技指導する監督

 

製作総指揮も交えたショット

 

パンフレット(新宿プラザの館名入り)

・イントロダクション
・ハリソン・フォード紹介
・S.スピルバーグ監督は語る
・監督、製作総指揮紹介
・プレーヤー(キャスト)
・ストーリー(14ページも!)
・クレジット
・プロダクション・ノート
・フィルム・メーカーズ(スタッフ)
・衣装デザイン、ストーリー・ボード、美術デザイン
・“魔宮の伝説”こそ、映画の中の映画だ!! 田沼雄一

 

チラシ表裏

 

前売り半券表裏