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ひとりでできるもん!2015富士登山その1・決行は突然に


おひさしぶりです。生きてます、つぐみです。
なんやかんやでお盆終わろうとしてますね。

私はといいますと、先月は長野に通いつめ、今月(お盆)は
強制的に与えられる有給消化があったのですが、
夢の2ヶ所お出かけは叶いませんでした。

はじめの2日で山に行き、残りの2日のどちらかで18きっぷ日帰り旅…
などと企んでいたのですが、予定していた山域のお天気がイマイチだったので
直前にキャンセルし、代替プランを考えました。
8月12日のことです。

そうだ、富士山行こう

唐突に思いついたのが、富士登山のリベンジ。
昨年は無念のキャンセルとなり、2012年に登って以来行ってなかったんですよね…

2012年の富士登山日記まとめはこちら。

2012富士登山日記・まとめ

一昨年と昨年は5合目ハイキングにはまりすぎて登頂には至らず、
誰か行く人おらんかーと言っても誰も反応がなくw
私も決して体力がある方ではないので、連れていくぜ!とも言えず、
まあ今年(今月末あたり)行ければいいなぁ、とぼんやり予定を空けていたわけです。

いきなりお盆休みのプランを変更するといっても、公共交通機関は渋滞覚悟、
そもそも繁忙期に一人で泊まれる宿も限られています。
目的も決めずにぶらっとするのもいいけど、今月は出勤日数多くて
仕事疲れがたまりよろよろしていたので、予定が未定の旅はちょっとなーと思ったり。

そこでふと思いついたのが富士山だったわけですが、
キャンセル料がガンガン上がる宿の予約を早々に取り消して、
高速バスの空き状況を見たら…あ、空いてる。まじか。これは行けということか。
ついでに山小屋の空き状況を見たら…こっちも空いてる。
ならポチっとくか。
代替プランを考えるのが決して面倒くさかったなんて言(ry

あらかじめ言っておきますが、ていうかほとんどの人はお気づきかと思いますが、
今回の富士登山、「お・ひ・と・り・さ・ま」です。
ソロ登山は慣れているけど、あんなにグループ登山が多い山で…
って話ですよねホント。でもまあ2日前に急に決めた話なのでしょうがない。
決行が突然すぎて、いろんな人にびっくりされたわ。。

そんなわけで、私は3年ぶりの激筋肉痛と戦っております。
記事ヘッダーにも入れましたが、久しぶりの富士登山日記を書きます!
なんせソロ登山だったので、あれこれと考える時間がたくさんありました。
3年の間にいろんなことが、そして私自身も変わったなと思うことが
たくさんありましたので、またしっかりと記録したいと思います。

久しぶりに自分で書いた2012年の登山日記を読み直しましたが、
いやーよくこれだけ書いたなぁ(苦笑)。


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一生ものの買い物

久しぶりにものもらいにかかり、デスクワークが憂鬱でならない
しょんぼりモードのつぐみです、こんばんは。

ここ数日、たっぷりと書いておきたいことがたくさんあって
何度かブログ画面を開いたりしてたんですが、
書き物仕事をしたり打合せをしたり計画立てたりとふらふらしていて
全然まとまりませんでした…。
ツイッターで思ったことをぺらぺらつぶやいちゃうから
言葉で残した気になっていたのかもしれません。
実際は、表面の薄いところをすくって流してるだけなんですけどね。

さて、先週のことですが、私にとっての一大イベントがありました。
それは「買い物」です。

なんだただの買い物かよ、と思われるかもしれませんが、
私にとってはすごく大きなイベントで、今回の買い物に関しては
半年くらい悩み、実物を見に行ってからさらに1ヶ月半悩むという、
優柔不断の見本みたいな買い物だったんですね…。

何を買ったのかはツイッターを見てくださっている方には
すでにバレバレかと思いますが、具体的な商品についてふれると
記事がまた何本にも渡った超大作になってしまうので、
そこは置いといて、今回は「買い物」という部分のみふれたいと思います。

で、どんな買い物だったかというと、それは「一生もの」の買い物ということ。

いい歳してアレですが、私は今まで一生ものの買い物って
ほとんどしたことがなかったんですよね…。
こだわって買ったものでも、経年劣化でどうしても壊れてしまったりして、
まあいつか世代交代の時期が来るだろうなぁというものの買い物が多くて。
まだ家を買ったこともないし、車を買うことになったとしても
「いずれは壊れるものだから」と妥協(おもに価格?)するかもしれませんし。

いまだ独身、結婚の予定もなければ目の前に迫るのは親の介護(?)、
何があるかわからないので、一応貯金はしています。
元々貧乏性なのも影響しているのか、昔から安物買いの銭失いの傾向があって、
高くていいものよりも安いのをどんどん入れ替えるタイプというか。
ものを買うよりも、旅に出たりすることで人生を豊かにしたいと思っていたので、
ものを買うことに対しては優先順位が低めだったのかもしれません。

そんな私がようやく「一生ものに出会えたかも」って思ったのに
買い渋っていたのは、「ものにふさわしい自分であるか?」ってところが
引っかかっていたのです。自意識過剰で寒くてごめん(苦笑)。

ハイスペックなものを持てばテンションも上がるし豊かになるかもしれないけど、
それを「使いこなせるか」というのは別の話。
宝の持ち腐れになってしまうほど悲しいことはありません。

素晴らしい商品を目の前にして、ただ舞い上がって衝動買いするのではなくて、
買うからには、それを自分が使っているところをしっかり想像できて、
こう使いたいああ使いたいっていう欲が出てこないとダメだと思うんですよね。

一生ものとしてずっと使うには、万が一壊れてもメンテナンスできること、
飽きがこなくて流行に左右されないこと、自分のライフスタイルが変わっても
使えるか、っていうあたりがキーなのかなと思っています。
ここでいう「ライフスタイルが変わる」っていうのは、
趣味が変わるとか、住んでいるところが変わるとかっていうのも含んでいて、
今と全然違う生活になったとしても…みたいなシミュレーション。

お値段だけ見れば、ただの買い物としてはちょっとお高いように見えるんだけど、
一生使い続けられると思えばコスパは決して悪くない。(もちろんものによりますが)

ただ、それすらも思いきれないくらいの貧乏性と、
使いこなせるかどうかのプレッシャーで1ヶ月半も悩み、
寝ても覚めてもその商品のことを思い浮かべて、胃が痛くなる始末(笑)。
おまえ恋してんの?って言いたくなるほど考えた。
どれだけ考えても「欲しい」「使いたい」っていう気持ちは止まらなくて、
最後に注文しに行く段階でもさらに悩んで。
…あれ?私バカなのかな?って。。。

自分でも呆れるぐらい慎重に考えて、アホらしいくらい悩んで、
ようやく注文できた時の喜びといったらなかったです。
そこに至るまでの間、ほとんど見ず知らずの方々に
いろんなアドバイスをもらって、誘惑されて(笑)、
最後は背中を押してもらう形で決まったのでした。
みんなにありがとうって伝えたいよ。ありがとう。誰も見てないだろうけど!

「買い物で悩んでる時が一番楽しい」って何人もの人に言われたのですが、
私も普段ならそう思います。普段ならね。
今回ばかりは悩みすぎて、そろそろハゲそうだったから…(失笑)
でもやっぱり買った人、作っている人の意見が一番信用できるし、
本当に参考になったなぁとしみじみ思います。

注文を終えてお店を出て、(オーダー品なので)商品はまだ手元にないんだけど、
すごく清々しい気持ち、肩の荷(苦笑)がおりてほっとした気持ちとともに、
底知れぬわくわく感が胸を占めて、にやにやしながら帰路につきました。
気持ち悪い客で本当に申し訳ない。。きっと長居ブラックリストに入っているでしょう。
でも、私ここまでこれが欲しかったんだなーって、後からまた実感したり。

誰もが「使えばわかる、絶対に一生モノになるよ」っていう言葉、
本当に信じてるし、私も一生モノになる予感がしている。
作る人、メンテナンスする人と顔を合わせて話ができるのって絶対的な強みだなー。

「一生ものだから買う」ということに対しては賛否両論あるようで、
私が今までほとんどそういう場面に遭遇することがほとんどなかったところを見ると、
「一生ものゆえの衝動買い」の可能性は低そうです。
ある程度年を取ってから、多少高くても使えるもの、長持ちするものを買おうと
意識が変わったので、今後もものを買うことに対する考え方は変わってくるのかも。
いずれは車も買わなきゃいけないだろうし、またその時に悩むのかしら。。

いいものに出会えて、お値段的に手が出るものだからこそ、それを買うことができて。
買い物をしてこんなに幸せな気持ちになれたのは何年ぶりだろうか。
商品を受け取った時、興奮しすぎて鼻血噴かないように気を付けなければ。
買ったものにふさわしい自分になるための努力は惜しまない。
…そうで、ありたい。。。


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富士山5合目ステイの旅6・「再訪の誓い」

さて、富士山日記も最終回です。(ながいよーーーーー)

富士山5合目ステイの旅4・「ゆるっと富士登山気分」
富士山5合目ステイの旅5・「思いもよらぬプレゼント」
富士山5合目ステイの旅6・「五合目ご来光・大作戦!」


ご来光に大満足

晴れたらいいね、くらいにしか思っていなかった私たちは
想像以上のすばらしいご来光を見て大満足。
「いや、これ見にくるだけでも価値あったね…」としみじみとうなずきました。

私は、富士山で見るご来光は2度目。
でも、この先これ以上のご来光にお目にかかれることは
ないんじゃないかと思うほどです。
今後はご来光見に行くことがあっても、期待しないでおこう(苦笑)。


もう満足したし帰ってもいいのでは、くらいの満腹感で
ひとまず五合目の雲上閣に戻ってきました。


日が出て気温はぐんぐん上がってきますが、指先が冷えていたので
レストラン・フジヤマのカフェオレでひといき。


背後に見えているのは南アルプスの山々。
富士山を離れる頃には雲がかかってあまり見えなくなりましたが、
朝は稜線までくっきりと見えました。

さて、帰りのバスはお昼過ぎの便を予約していたので、
まだたっぷりと時間があります。
もし悪天候だったら、バスまでの時間が苦痛…と思ったけど
よく考えてみたら悪天候予報出てれば出発前にキャンセルしてるか。。
幸いお天気もいいようなので、ぷらっとハイキングにでかけます。


定番すぎるお中道散策

バカのひとつ覚えかと言われたら否定できませんが、
そのくらいお気に入りのハイキングコース。
もう何度もブログに書いている…ような、いないような?(苦笑)
5合目に行くとほぼ毎回歩いているコースですね。

ちなみに、5合目近辺をぶらぶらするなら
登山道を6合目まで上がって佐藤小屋経由で戻る周回ルート、
ドライブ立ち寄りスポットとして定番で5合目の少し下にある奥庭なども
ありますが、登り坂が続くのはきついのでイヤだと母が譲らないので、
本人も納得のいつものコースとなったのでした…。


個人的には奥庭もいつか行ってみたいなと思っていたのですが、
今年の春に一人で歩いてきました。
お中道が閉鎖中なので5合目からは車道を歩きましたが、
車がぶんぶんとすぐ横を通るので、ちょっと危ないなーと思ったり。
それはまた別の機会に。

お中道、いつもとあまり変わらないので特筆すべきことはありません(
天気はサイコーです!


御庭山荘あたりまで来ると休んでいるハイカーをよく見ますが、
朝イチで歩いているので、お中道も御庭もほとんど人がおらず貸切状態。
たまにすれ違う人もいたけれど、日帰りでバス利用だと
ここまで空いていることもあまりないでしょうね…。


いつまでも眺めていたい、むしろレジャーシート広げてごろ寝したい、
っていうくらいの気持ちはありますが、また来られるさー。
だって、うち(実家)からのアクセスは超良好なんだもの。
チェックアウトの時間が迫る雲上閣に戻りましょう。

五合目、もう登山シーズンも終わりだけど、ちょうど下山してきた人と
観光バスで来ている人とでなかなかの賑わいでしたよ。
へたくそパノラマでごめん…(この時初めて使ったかもしれない)


雲上閣のチェックアウトは午前10時。
それまでの時間は宿泊ブースに荷物を置いておいてもいいし、
(もちろん貴重品の携帯は絶対ですが)
時間を気にせず登山やハイキングを楽しみたければ、
早朝にチェックアウトするのもいいかもしれません。


自分用の参考資料も置いておこう。けっこうあったかいんだからぁ~(←

これを書いている途中で気がついた。
私はザック担いで富士山に登っている経験があるので心配ないけれど、
母は高山病への恐怖と疲れが怖いという思いが強いので、
少しでも楽して山歩きを楽しんでもらおうと思って
タンブラー類を宿泊エリアに置いてきたのだけど、
今思えばその荷物を私が持てば、母もラクだし時間も気にしなくていいし、
私もトレーニングになって一石二鳥だったのでは…
と書いている今気づいた。あまりにも遅すぎだろう!!(おもわず全力突っ込み)

あとはバスに乗って帰るだけなのですが、
渋滞にはまることも想定して、昼食を食べて帰ることに。
思えば、朝食をまともに食べていないのだから、おなかがすいて当然でした。


こりずに雲上閣のレストランのお世話になります。
五合目はレストハウス、みはらし、など食事処はたくさんあるので
別に雲上閣でなくても良いのですが、せっかく泊まらせていただいたので
もうここは雲上閣縛りで、徹底的に貢献することにしましょう。

お腹も満たし、心も満たされたところで、
富士山ご来光ハイキングの記事はおしまいです。
たったこれだけのことを8ヶ月も書き渋っていたとは…
富士山LOVERとしての信用度にいささか疑問を感じますね。
しかも書ききる前にまた行ってるしね。ははは。

五合目は星空観察のメッカでもあるというのを知ったので、
たぶん今年も行きます。またお世話になるでしょう。
問題は星空を撮影することができるのか否かって話ですが、
とりあえずまともな三脚を準備しよう。うむ。

とぼやきつつも、ぼんやりと気まぐれにブログを更新していきます。
引き続きどうぞよろしくです。