富士山5合目ステイの旅2・「ロッジ・フジヤマ」
軽く昼食を取るともう15時。
予約してあった今宵の宿、富士急雲上閣はチェックインが15時~なので、
荷物を置きがてらチェックインすることにします。
受付は1階のお土産用レジの横。
名前を告げて宿泊代金を支払い、宿泊者用の名札をもらいます。
カプセルタイプの準個室ですが、鍵はついていないので
貴重品は有料のロッカーを利用することになります。
いろいろ気になる宿泊施設事情を徹底レポート!
宿泊エリア
雲上閣は1階がお土産屋、2階が24時間営業のレストラン、
そして3階が宿泊用フロアとなっています。
今回予約したのは、カプセルタイプのお部屋です。
一応男女別の入口が設けられているので、専用エリアといってもいいかも。
じゃーん!これがお部屋です。
販売しているカプセルタイプのブースを置いただけの
シンプルな部屋ですが、これがすごくいい!
なんといっても「仕切られている」安心感がすばらしいです。
山小屋においてプライベート空間を確保する、っていうのが
そもそも難しいのですが、富士山といえば混雑がつきもの。
…のはずですが、富士山とは思えぬほどのガラガラっぷりです。
推測ですが、そもそも5合目に泊まるという発想の人が少ないのではないか。
登山シーズンでも問い合わせればいつでも空きがある状態だし、
5合目に泊まっていたら山頂を目指すのには時間がかかりすぎるし、
ちょっと中途半端なのかもしれません。
あくまでも推測ですけど、ここの利用方法としては
下山後の休憩に使うとか、前のりするのに使うとか、でしょうか。
私のように完全に5合目ステイする人は、ごく少数派でしょう。
室内はこんな感じ。
枕もお布団もふっかふかです。
山の上なので暖房ががんがん効いているというわけではありませんが、
長袖一枚に何か羽織ればいいかな、っていう程度の空調です。
暖房きついと喉をやられたりしますが、そんな心配も不要でした。
枕元にはアラームと室内灯完備。
夜中にアラームを鳴らしていいものか…と一瞬迷いましたが、
深夜や早朝に出入りする人が多いので、鳴らしてしまっても大丈夫です。
カプセルの入口は、ブラインドが閉められます。
閉めてしまえば通路からはほとんど見えないので、
中で着替えをしたり、メイクをしたり、存分にくつろげました。
消灯時刻はないので、いつでも出入りは自由です。
1階のお土産屋の出入り口は夜間は閉まっているので、
2階レストランにある出入り口を利用します。
更衣室
団体をはじめ通りすがりの登山客が利用していた休憩室ですが、
男女別の更衣室が用意され、それぞれが宿泊時間帯は相部屋になります。
誰も…いない……。(遅い時間帯にのぞいたからですね)
お手洗い
基本的に山小屋のトイレは有料といわれています。
スバルライン5合目も、一ヵ所の公衆トイレをのぞいて
後はほぼ有料(未確認の場所もあるかも)で、
雲上閣の中にあるトイレももちろん有料です。
ですが、宿泊者は雲上閣内のトイレを自由に利用できるそうです。
宿泊エリアにあるお手洗いはもちろん、別フロアのトイレも
無料で利用できます。ありがたい、ありがたい。
ただし、宿泊受付時にもらった名札を提示しないと
料金を徴収されますので、名札の携帯を忘れずに!
(常に首から下げていなくても、必要な時に見せればOKとのこと)
こちらは宿泊者専用エリアのお手洗い。
宿泊エリアのお手洗いは一ヵ所で、一応水道もあります。
無駄遣いのないようちょろちょろと紐程度の水しか出ませんので、
顔を洗ったりするのはちょっと厳しいです。
(口をゆすぐくらいなら大丈夫そうですが)
シャワー
宿泊者が利用できる有料シャワーがあります。
お湯の出る時間は5分で、一回100円。100円硬貨専用のようなので、小銭必須。
左手の選択乾燥機は従業員専用のもので、宿泊客の利用はできません。
ロッカールーム
宿泊者専用エリアのものと、誰でも利用できるロッカーがあります。
以前からあるものと数はあまり変わらないと思いますが、
個人的にはあまり利用することないかも…
(下山後のお風呂セットぐらいしか預けるものなさそう)
次回は、気になるご飯事情について書きまーす。