挙筋前転術(眼瞼下垂の手術)の2ヶ月半後です。
腫れもほとんど引き、目の開きもよくなりました。傷も目立たなくなりました。
以前に他院で挙筋前転術を受けられていましたが、二重の幅が広く(特に内側)、目の開きも悪いため、当院で挙筋前転術の再手術を行いました。
術前の目を閉じた写真を見ると、二重のラインの2~3mm上に(特に左側)のヘコミが見られます。
これで、瞼板と挙筋腱膜がしっかりつながっていない事が手術前にわかります。
二重切開の手術後に目が開きにくくなっている方でよく見られる症状です。
手術を行ってみると、前回の手術は挙筋腱膜とミューラー筋を同時に前転する方法でした。
術後早期の縫合不全により、瞼板と挙筋腱膜にすき間ができてしまい、その部分が目を閉じた時にクボミとなってあらわれていました。
今回は挙筋腱膜と瞼板をしっかり縫合していますので、予定通りに目が開き、二重のラインの上のクボミも出ていません。
元々瞼が厚い方なので、今回の手術で目が開くようになると元の厚さが復活してきます(眼瞼下垂があると瞼がへこんだり、薄くなります)。
なので、今回は挙筋前転術で幅狭の二重を作り、後で眉下切開とROOF(隔膜前脂肪)切除を行って、二重をすっきり広くする予定で手術を行いました。
腫れも引いてきたので、そろそろ両目の眉下切開と右目のROOF切除を希望されています。
こちらのモニター様の詳しい経過は
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11615759081.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11622891835.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11625020661.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11659226703.html
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