日本語がままならない息子と、文豪の語彙力に唸る母 | 尻尾の先まで 猫に恋

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優しいシャムトラ♂、自己主張が激しめの三毛猫♀、卓球少年の中学生男子との日々です。猫のこと、子育て後半戦、映画と本、筋トレ、断捨離などについて書いていきます。
ねじめ正一さんの俳句「ビリビリっと 尻尾の先まで 猫の恋」
こういう世界観が好きです。

台風1号が近づく沖縄へ出立した息子飛行機

キョロキョロ 起きられるかな?

真顔 目覚ましかけとき。

爆  笑 美琴、起こしてな~!

「おっけー」

聞いてるか?

美琴、聞いてるんか??

 

おねがい 福!起こしてな!

「自信ないです~」 

福ちゃんは寝坊助…

 

我が家の猫は目覚まし時計にはなれません。

息子、不思議な紙を張って10時に就寝

※注 息子は中3です(小6ではありません)

色々間違ってますが、

潜在意識には刷り込まれたようで

私も4時に起きて9時に出勤しました。

10時半くらいには既に1日終了したような気分でした。

 

息子がいないので、アフターファイブに飲みにでも行けばいいんですが、福ちゃんと美琴が待ってくれている家に早く帰りたい

(猫飼いあるある?)

一人なので料理はしないと決めました

(ただのズボラ?)

 

「いただきまーす」

 

真顔 残念。それは醤油やで。

 

 

普段とそんなに変わりのない夜ですが、

すべてが自分のペースでまわるという!

食後にコーヒーを淹れたりなんかして指差し

言葉探し

久保田万太郎のエッセイを読みました。

こういう視点で俳句を楽しむのも、また一興。

文字に対する敏感 (binb.jp)

5分でさらっと読める内容ですが面白い。

激しくオススメいたします。

「その句の存在は、耳に聞く前に、まづそれが眼に訴へられるものである事」

「出来上がった一句の、それを纏めてゐる文字が、読む人の眼にどんな感じをあたへるか」

 

我が家の馬鹿息子は論外ですが、自分の言い表したい本質、伝えたいことにぴったりと当てはまる言葉を見つけるのは至難。

しかし、文豪と呼ばれる方は

それをやってのけるんですよ!

 

「徒花なら花そのものでないまでも」

「徒」は「むなしく、ただ徒らに」の意。
風をだに待つ程もなきあだ花は 

枝にかかれる春の淡雪 - 藤原行家

 

「恬然(てんぜん)としている」

恬を以て知を養う、と荘子が言ったそう。

「恬」の心持ちの大切さ。

 

「小絶えている雨が降りはじめ」

ほんの僅かの間止んでいる、という意味。

「小(を)」を付けることで、表現を和らげ優しい感じ

 

はい、平日の夜、贅沢な一人時間を大いに満喫中でございます。

 

☆今日の筋トレ☆

通勤 8012歩

太極拳 20分