テーマ: なんと、施療の現場で東西のスパイが、鉢合わせ。
こんばんは、今日は、緩いテーマで昔話をします。
私は、開業前の平成元年まで、広尾にあるインターナショナルクリニックに3年ほど勤務しておりました。そこは、皇族方始め各界の著名人、ワールドクラスの歌手等が来院するクリニックで、普通では経験の出来ない、一種エキセントリックな時代を過ごさせて頂きました。
担当していた、有名女優の紹介で、なんとあの昭和の大歌手美空ひばりさんが、入院先の福岡から帰京したら、私がひばりさん宅に伺って、リハビリを行う予定も有ったのです。残念ながら、福岡の地で帰らぬ人なってしまいました。
患者さんのご婦人に、本日来院前の行程を尋ねると、「はい、先程まで来日中のダイアナ妃と一緒に食事をしてましたのよ。」という具合で、何しろ、ミーハー心が掻き立てられる時代でありました。
そんな、時代にあって最も印象に残っているのが、私が責任担当者として、診療を任せられていた日に、東西のスパイが偶然鉢合わせになってしまったことです。当時はまだ、東西の冷戦が続いいている時で、私の治療を受けていた西側の諜報員(後で本人から聞きました)が、初めて来院して待合のいかにもそれらしい、白人を目にして、急に立ち上がりつい立に身をひそめ、身構えたのです。
結局、何事もなく収まりましたが、ハリウッド映画の世界を目の当たりしたような、印象深いエピソードでした。
● 求職中、転職や起業をお考えの方、公認インストラクターになって、ステップアップしませんか?
※ ブログランキングの応援お願いします。
にほんブログ村