猫ちゃんのことの顛末 | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

短いゴールデンウィーク(飛び石で3日間)の前の晩

 

元夫から

よろしく頼む

 

と、道具一式と、渡されたこのコ。

 

 

 

数週間前、野良猫が会社の倉庫の中でお産をしたが

この4日ほど、母猫とほかのきょうだい猫たちの姿が見えず

 

このコだけが置き去りになっていて

社員が面倒をみていたらしい。

 

しかし、YouTubeで「仔猫の世話」など調べて色々参考にしていたものの

猫に限らず動物の飼育に関しては、素人で

 

衰弱してきているのにも気づいておらず

 

また、まだ寒さの残る夜の冷え込みなどもあり

母猫が迎えに戻る様子もなさそうだった…とのことで

 

元夫が連れて帰ることに判断したそう。

(自分は日曜以外は全て仕事なので

 ハナから私をアテにして、子ども達と私がいる家に持って帰ってきたというわけ)

 

 

元夫は、

他の部分は知らないが

子育てと、猫育てに関してだけ

私に全幅の信頼を置いている。

 

 

私の人生にはずっと猫がいて

へその緒がついたままの赤ちゃん猫を保護した経験も数知れず

 

こんなのを渡されたら

全ての予定を返上して

自分の睡眠もごはんもそっちのけで

24時間体制で、世話をするに決まってる。

(申し訳なく思ったのか

 元夫が、子ども達のために、せっせと料理をしにきてくれた)

 

 

 

元夫の実家には、20年以上生きた猫がいたが

数年前に老衰で亡くなり

 

そろそろ、元夫の両親たちの悲しみも癒えて

彼らの残りの人生の豊かさや彩り

それから、心の平穏のためにも

 

新しい家族を迎えたらどうかと思っていて

 

ただ、ふたりとも足があまり良くないので

犬は難しいなぁ、などと考えていたらしく

 

里子の行先は元夫の実家と、当初から決まっていた。

 

 

私が仕事の時は、息子が授乳とトイレのお世話を担当してくれた。

末娘は、地元の友人との遊びに忙しかったが

お世話係のシフトを組んで、私も息子もいないときには

末娘が担当した。

 

 

朝と夜には湯たんぽを準備して

お腹がすいたとミーミー鳴けば、ミルクをあげる。

来た時はまだ自力で排尿できなかったので、(排便はできた)

濡らしたティッシュで介助する。

 

そして

一気に元気になっていった。

(いうて、ヨチヨチなんですけどね)

 

この、数時間おきに授乳が必要な、手のかかる難しい時期を過ぎて

かつ、放置されていたことによる衰弱の状態から

案外、早くに乗り切れて

 

粉ミルクは1缶飲みきり

仔猫用離乳食も上手にペロリと食べられるようになって

(はじめてあげた頃は、離乳食の上を歩く、顔と手を盛大に突っ込んでチュッチュと水分のみ吸う…てな感じ)

 

そろそろ、本格的に哺乳瓶卒業かな〜、というタイミングで

 

元夫の仕事が休みの日に

仔猫は、無事に連れていかれた。

 

 

元夫が実家に連れていくと

ゲージ、猫の砂、おもちゃなど

フル完備で整って待っていたらしい。

 

 

 

あんなに私にベッタリだったのに

さっそく元夫の母に抱かれてぐっすり寝てやがる。

 

すぐに懐いてくれたことは安心なんだけど

なんかちょっとだけ複雑〜。

 

 

ピンクの肉球が、私をすごく幸せにしてくれた。

 

元夫の両親も

秒で、メロメロだそうで。

 

あなたも、幸せになるんだよ〜