波長か、それとも質量か | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

 

 

この続き。

 

Tandemで話しかけてきた

アジア系イケメンのプロフィール写真のKさんとの会話。

 

 

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母国語が英語って言ってるのを

疑ってみた。

 

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他のアプリに移動しようと言われたが

ここで話せると断る

 

 

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また来たLINEへの誘導は、ガン無視の私。

一度断ったっつーの。

 

 

英語がへんなのに

ネイティブだというKeijiさん。

 

メッセージ内で、ちょこちょこ私の名前を呼びかけるのは

少し詐欺師の初動っぽくない丁寧さを感じるけど

 

 

プロフはFukuyama在住なのに

自己紹介では I live in Fukuoka という。

 

あなたのプロフを読んで、福山在住なのかと思ってたよ!

と突っ込んでみると

 

旅行で福山に行った

そこで、友達に勧められてアカウントを作ったんだ

という。

 

 

…旅はどうだった? 

と聞くと

 

 

明王院が素晴らしかった

という。

 

 

写真を見せてくれる?

と言ってみる。

 

ネットの拾い画像でも送ってくるかな~と思いきや

 

 

旅の間、自分のスマホで写真は撮らなかったんだ。

写真は友だちのカメラの中にある。

という。

 

同じ質問が2回

 

 

なんつうか

こんな、嘘つきの人間なんかよりも

AIと話した方が

 

まだマシだわ

 

って気持ちになってきて

返事するのをやめてみる。

 

 

真実を話さない人間って

なんで、すぐにわかるんだろう。

 

 

会話に中身が無くて

台本どおりで、薄くてペラペラしてて

ロボットと会話しているみたい。

 

ロボットよりも

不自然な点、ほころびが

たくさんある。

 

焦って嘘を考えているのが、なんとなく伝わってくる気がする。

(気のせいだったらすみません)

 

生身の人間と、フツウに会話していたら

言い間違えたり

たとえ、二度同じことを聞いてきても

 

「まあ、間違いは誰にでもあることだよね」

と気にしないし、寛容になれるのだけど

 

どことなく、機械的で、作業的な感じがするから

寛容にならない。

 

そう、彼らには、一ミリも、気持ちがこもっていない。

会話に。

 

勉強したい、とか

友だちになりたい、とか

ワンチャンあわよくばやりたいとかいうスケベ男でさえ

相手のことを知ろうという「想い」が、少しは会話にこもると思う。

 

 

詐欺師は

相手のことを知る気が全くないから

私の言葉が、届いていない感じが、すごくする。

 

職業とか、年収とか、そういう

彼らにとって有益な情報を集めたいとは思っているのだろうけど

 

そういうのとは違って

 

話している相手がどんなパーソナリティなのかを知りたいと全く思っていない。

 

そういう輩が放つ言葉にまとう波長が、例えテキストであっても

伝わってくるのだろうか。

 

生身の人間同士のする会話で放たれる言葉とは、波長が全く違うのだろうな

と、久しぶりに詐欺師と関わって、考察してみて、しみじみと実感する。

 

私は、そういうのが、なんとなくわかるようになってきた。

みんな、わかるのかも知れないけど。

 

 

以前は、その伝わってくる奇妙な感覚に、確信がなくて

(スマホが普及するまで、そんな相手と話すことってなかったから)

その自分の感じる感覚の正体に、説明がつかなくて

 

 

でも、たとえば、目の前の相手の言葉や感情に全く耳を傾ける気のない

中学生の頃に私たち生徒を虫けらのように扱っていた暴力教師とか

従業員を自分の女中かなにかと思っている上司とかと

同じ空間で話している(話を聞かされている)時の、

 

違和感とかにも似ている。

 

人を、自分と同じ人間だと思ってない人が発する

波長なようなものに、似ている。

 

なんだか落ち着かなくなる、ザラザラとした言葉だな…と感じていた、あの頃の記憶を思い出すと

共通点があることに気づく。

 

 

会話が進んでいき、その会話の相手が詐欺師だということがわかると

ああ、だから、なんか最初の自己紹介から、警戒のアンテナが立っていたのか、と合点がいく。

 

 

アールのことを、最初にすごく疑っていたのは

会話を始めた当初に、アールと話すと、

他の一般人には全く感じない、ざわつきが私の心の中で波立って

 

それが、恋愛の初期のざわつきだとは、恋愛から久しく遠のいていた私は全く気づかず

 

詐欺師と会話する時に起きる無意識の警戒態勢

 

子宮が思考を乗っ取って、私の理性をおかしくさせる反応への戸惑いとが

混線して

 

この人、詐欺師!!??

ヘンタイ???

プレイボーイ???

 

と激しく混乱した挙句

アールに厳戒態勢を敷くことになったんだなぁ、、、なんて

 

今振り返ると、自分の心模様が、すごくよくわかる。

 

詐欺師でもプレイボーイでもなく

ただのカタブツで不器用なおっさんだったんだけど。

 

 

そうそう

詐欺師の発する言葉、自己紹介、自分語り、

会話の端々に対する違和感って

 

あれを思い出す。

 

恐竜が出てくる映画 ジュラシックパークを見ていて

CGでティラノサウルスなどの大型恐竜を

リアルに再現していて、映像はすごいんだけども

 

恐竜の重みを、映像ではどこか今ひとつ表せてなくて

ズシーンていう音や、地面の弾み、水の揺れなどで表そうとしているけど

なんか、やはり実体がないのが、伝わってきません?

あと一歩の、何かが足りない。

そこにいるのならば、存在するはずの質量がない、ということが、なぜか見えてしまう。

 

CGの技術はすごいけど、重量感は、表現できないんだなぁ…と、

映画を楽しみながらも、思ってしまうわけですが

 

人と交流しようとしていない人って…

別の目的があり、人をターゲットとしか思ってない人って…

 

思いの質量が足りないんだと思う。

 

大きいのに

重みを全く感じないCGの恐竜を見た時の

実体の無さ、なんとなく伝わる違和感

そんな感じで

 

Nice to meet you ってたった一言で

 

あー

詐欺師さんか

 

って、興醒めする私。

 

英語を考える、書く、話すって脳が疲れるので

 

やっぱり、せめて友達になれる可能性が少しでもある

生身の人間と、やっていきたいなぁ

 

なんてことを、思った。

 

 

詐欺師(勝手な第六感による認定だが)とは言え

まだ詐欺行為を働く前から

スルーしたり、質問にガン無視したりすると

申し訳なくなるので

やっぱり、精神衛生上、良くないなぁと

思った次第。