ブリッコ的かわいさ | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

私は、人生で一度もブリッコをしたことがありません。

 

唐突に、なんの話かって感じですが。

 

 

たぶん、やろうと思えば、下手なブリッコちゃんよりも

いい塩梅に、上手に、同性に嫌われないギリギリのラインを攻めて

 

すんごいうまいことブリッコできると思うのだけど。

 

やらないんです。

10代の時も、20代の時も、それ以降も、、、

絶対に。

 

 

なぜなら

ブリッコという技でGetできる男に

ろくなやつはいないという

(少なくとも、絶対に、私の好みではない)

勝手な決めつけで

 

一度もやらなかったし、やろうと思ったこともない。

 

ブリッコなオンナノコが大好きな男

私は嫌いなんだけど

ブリッコなオンナノコは、別にぜんぜん嫌いではありません。

 

 

世間の恋愛適齢期の若者たちを見ていて

 

ブリッコ全開のコや、こっそりテクニシャンブリッコを見たりすると

微笑ましく思ったり

 

ブリッコ気質ゼロのコを見ると

好ましく思ったり

 

若いオトコでブリッコ全開のコを見ると

時代を感じたり

 

 

そんな、私自身の人生には最も関係のないブリッコという技。

 

 

私にとってそれは、うら若き頃から

使えるけども、使わないスーパーパワーのような位置づけで

 

たとえば、超能力、念力が使えるけど

一般人と生活する際には

その念力は使わずに生きてきた

 

そんな感じなのです。

 

 

とにかく、ブリッコっ気を好む男が

好きじゃない。

 

「あのコかわいいよねー」

って、ブリッコに弱い男が、

人生で、ずーっ対象外なのです。

 

 

 

 

 

ブリッコをする女性が狙う効果は

「かよわい女の子を守ってあげたい」という

男性の本能をくすぐることだと思うのだけど

 

オトコが感じる「オンナのかよわさ」とは一体、何なのか。

 

 

オンナノコたちは結構みんな、自覚があるかないかは別として

本能的に無意識に

ちょっとバカなフリをしたり、

体力的、知的に、劣っているフリをする。

オトコを「〇〇君、すごーい」って言って褒めていい気分にさせる。

 

 

それは、恋愛の場面だけでなく

 

オトコ社会のあらゆるシーンで上手に生きていくために、

アホな男を上手に転がす術として

会社で、家庭で

もう、息をするように

男性(同僚や上司や夫)に気持ちよく仕事をしてもらおう

って、それがそこそこできちゃう。

 

 

だから、恋愛の場面でも、そうなりがちなのは、もう仕方ない。

 

ただ、それを恋愛の場面でやっちゃうと

基本、女性を下に見て、自分が優位に立っていたいというタイプの男性

多めに寄ってくることになる。

 

 

私は、ソレがいや。

 

それで、

私は自分の人生では、徹底的に、ブリッコの技を使わないようにしてきた。

 

元カレ、元夫、色々としょうもない男もいたけども

オンナを下に見たいとか

オンナに可愛さ、か弱さ、ちょっとバカを求めるような

そんなオトコが私の周りにいるということは、ほとんどなかったというわけ。

彼氏も、友人も。

 

 

だがしかし

 

英語を話す私は、というと

おそらく、ブリッコ的な可愛さがあるのだと思う。

 

欧米の人に比べて、大人になっても童顔傾向の日本人である私が

たどたどしい英語で、一生懸命話して、いっぱい言い間違う。

 

 

そういう英語で四苦八苦する私を見て

25才のKevinが

「かわいい」を連発するわけですよ。

 

まあ、彼は日本語の誉め言葉を「かわいい」しか知らないのだろうから

英語、上手だよ!がんばれ!

って言っているに違いない、と勝手に意訳していたけど

 

 

なかなか英語が出てこなくて間違って、言い換えたり、

あーじゃない、こーじゃないって

脳みそフル回転でひねりだして英会話を頑張っている時に

「かわいい~~~!」と身を悶えながら男性に言われると

 

なんか

めちゃくちゃ イラ!!!!とくる。

 

 

日本人どうしで

日本語で会話している時に

男性から

カワイイ~~~!って言われたら

 

は????ってなる私なので。

 

 

この、Kevinからやられるような

 

たどたどしい英語を一生懸命話している時に

「カワイイ~!」と、外国人男性から言われるというのは

 

言語交換の時に、半分以上くらいの男性が、こういう反応をする。(私調べ)

 

しかし、そういうことを

失礼だから、やらない

という感じの男性も、時々いるのですよね。

 

 

私という人間は、確かにカワイイのですが(オイ

 

その、たどたどしい英語を言う時に醸し出すカワイさ

決して私のパーソナリティのカワイさなどではなく

 

 

ブリッコして演じる類の

ちょっと足りない、

デキナイ女の子の

そういうカワイさであり

 

それは、私という人間が持つ内面のカワイさでは、全くない。

程遠い。

(ある種、一部の)オトコが望む、オンナのカワイさなのだろうと思う。

 

 

そんな、めちゃくちゃ不本意の

「カワイイ~」の連呼は

 

全然嬉しくないし

むしろだいぶ腹が立つ

 

これは、ぜんっぜんブリッコしたいわけではないのに

ブリッコした時の、アホな男の反応そのものではないか。

まさに、私が人生でずっと避けてきた男どもの反応ではないか。

 

 

人生で、避け続けてきたものに

意図せず、晒される

49の春。

 

あー、よどみなく、すらすら流暢に英語を話して

「カワイイ~~~」なんて言われないようになりたい。