そもそも | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

ひとつ前の記事にも

いつもと変わらない、たくさんのいいね!をいただけて、安心しました。

読んでくださり、ありがとうございます。

 

何かを感じる、少し考えるきっかけの一つとなりましたら幸いです。

 

 

私は、ガザで起きていること、イスラエルがしていることを

書こうと(話そうと)すると

 

比較するべきではないけども

ロシアとウクライナの戦争を、比較として例に出すことがある。

 

今起きている戦争として

ロシアとウクライナの戦争については、皆さんがよくご存じだと思うし

 

なぜか、ガザの報道は多くされないのに

ウクライナの悲惨な実態、というニュースはたびたび報道されるので

 

皆さんが、想像しやすいかな、と思い

この戦争を比較の対象にすることがあります。

その点をご理解していただけたら、ありがたいです。

 

 

もちろん、全ての戦争行為に反対なので、プーチンを擁護するつもりは、1ミリもないし

一方で、ゼレンスキーを擁護するつもりもない

 

私が擁護するとすれば、それは、一市民、虐げられている民衆である。

だから、ウクライナからであろうとパレスチナからであろうと、難民の支援には一市民として取り組むつもりである。

(そして、ハマスに関しては、国家として組織された軍隊とは違い

 土地を破壊されて奪われるだけでなく、無抵抗の子どもを、妻を、親を、殺された男たちが、

 これ以上奪われないために、自主的に集まって生まれた抵抗組織である。

 投石から始まった〝抵抗運動〟は〝民衆の闘い〟であると位置づけるべきであり、

 だから、ハマスを擁護するという立場を、私は明確にとっています。)

 

ロシア人だろうが、ウクライナ人だろうが、イスラエル人だろうが

どの国に生まれようとも、誰一人、戦争の犠牲になってはならないと思っていることに、かわりはない。

 

どこか特定の国の人の命だけが、尊いといっているわけではなく(日本を含めて)

誰も、生活を奪われてはならないし、殺されてはならない、と思う。

(その思想から、死刑制度にも、私は反対です)

 

もちろん、ガザの人々も。

 

 

 

 

 

さて、2023年の10月7日から始まった

このイスラエルによる、ガザへの攻撃、いや、虐殺行為。

 

 

これを始めたのは彼ら(ハマス)だ。

 

そう言って、攻撃の正当性を主張するイスラエル。

 

驚くことに

日本人でも、他の国の人でも、そういっているイスラエルの主張を、そのまま鵜呑みにしている人がいる。

 

「そもそも、ハマスが始めたんでしょう?

 イスラエルは確かにやりすぎだけど、自業自得なんじゃない?」

というようなことを言う人に出会うと

めまいがする。

 

どこから、遡って話したらいいのか、悩む。

お茶をごちそうするので、ちょっと小1時間ほど、時間をいただけないだろうか、と思う。

 

 

このイスラエルの攻撃が、

10月にハマスがしたことのせいで始まったと思っているのか

(私も、ハマスの攻撃には驚いたけども

 猫が一匹通っても感知するような、世界最高の軍備を誇るイスラエル軍に

 どうやって攻撃ができたのだろうか?なぜ可能だったのか?という純粋な疑問であった。)

 

これだけ、情報が自由に手に入る時代に生きているのに

TiktokやInstagramばかりしている中高生ならともかく

(Tiktokにもガザの惨状を訴える動画は流れてくる)

 

大の、大人がまさか、

朝の情報番組が放送しないから、何も知らない

そんなことってあるのだろうか、と震える。

 

でも、周りを見回しても

「ハマスが始めたんでしょ」という人は、決して少なくないので

震える。

 

 

それどころか

 

イスラエル?ガザ?

良く知らない。

興味ないし

 

なんで戦争なんてするんだろうね

平和が一番だよね

 

なんていう大人に出会うと

 

震えっぱなしなのである。

 

 

 

まず、ひとつ前提事項として重要なことを書いておきたい。

今ガザで起きていることは

 

「ハマスvsイスラエル」とか

「パレスチナvsイスラエル」とか

 

そういった、対等な戦争ではなく

 

占領者イスラエルによる、占領下の民衆の

一方的な虐殺である、ということ。

 

 

そもそもの発端は、去年の10月なんかではなく

75年に及ぶ

イスラエルによる問答無用の民間人虐殺と、土地収奪

これが先である。

 

 

これは、私個人の意見でも、なんでもない。

歴史上のまぎれもない事実であり

 

国際社会の共通認識でもあり

「ハマスがはじめた」などと言うのは

よほど無知な人と、シオニストであるユダヤ人くらいである。

ユダヤ人、イスラエル人でさえ、人道派の方は、そんなことは言わない。

 

 

 

イスラエル軍は、自分たちには、特定の民族を虐殺する権利(正当な理由)がある、とさえ思ってやっている節がある。

攻撃の仕方を見てもよくわかるし、彼らのしてきたことはある意味、一貫している。

 

ガザを居住不能な空間にして200万以上の人々を殺戮または追放することを目的としている。

 

 

このガザへの攻撃の、一番怖いところは

 

イスラエルという国の植民地主義国家(奪って自分のものにする)のなりふり構わない暴力性

これほどまでに、明らかになったことであり

 

その上、それを、西側諸国が支持したこと。

 

 

世界は、むちゃくちゃだ

と息子が言ったのは、こういう話をしていた時。

 

 

南アフリカをはじめ、アジアや中東はもちろん、南米チリ、メキシコ、など

多くの国(政府)が

 

国としてイスラエルの攻撃に反対の意思を表明しており

 

南アフリカが、国際司法裁判所にイスラエルのやっていることはジェノサイド条約違反だと提訴するという画期的な行動に出ているのも

 

「ひとつの国家による、民族虐殺など、決して許してはならない」

という意志を政府として表明すること

国際社会にいる国家としての重大な責務だということを

理解しているから。

 

 

ちなみに日本はというと

アメリカを追随するスポンサー国家であるし言いなりで

加担している部分が非常に大きいが

(小泉・安倍政権以降はアメリカの対テロ戦争支持という

 アメリカ軍のスポンサーをつとめる軍拡路線一直線)

 

実はパレスチナ問題においては

良識ある外交をおこなってきた実績がある。

 

1973年には

第三次中東戦争の全占領地からのイスラエル撤退を求める二階堂官房長官談話もある。

(要するに、パレスチナに国土を返して、パレスチナの建国を目指すという方向性)

 

今回のイスラエルによる攻撃が始まってからは

何度も国連総会や安保理で停戦を求める決議案が出されている中

 

昨年12月8日の国連安保理で

人道目的の即時停戦を求める決議案

日本を含む13ヶ国が賛成した。

 

しかし、そもそも、おめえのせいだろ?イギリスは棄権

そしてアメリカが拒否権を行使し、この停戦決議案を葬り去った

 

 

 

 

そもそも、おめえのせいだろ?のイギリスの三枚舌外交(四枚舌外交でもある)の話から

遡りたいんだけど

長くなったので、それは、また、次に書きます。

 

今度こそ、いいねが激減するんじゃないかと

いいねの数を数えだした、今日この頃。

 

 

よ、よ、よ、読んで、もらえる、、、かな…

 

 

●あえて比較してみる話。

 

昨年12月までのデータで

2022年2月から、22ヶ月間の戦争で

ロシアの攻撃によるウクライナ民間人の死者は、1万1000人とされている。

 

その10分の1の期間で、2倍の死者を出しているのが

イスラエルによるガザ攻撃である。

 

 

 

ちなみに、私が、子どもや普段ニュースを全く見ない友達に

イスラエルとパレスチナ(ガザ)って、何がどうなって、今こんなことになってるの?

と聞かれた時には

 

過去の歴史を長々説明せずに、こう話す。

こまかい、歴史の話は

 

その後、おいおい、時間をかけて話していくが

最初は、こんな説明。

 

 

自分たちの国土を持たないユダヤ人たちがいてね

まあユダヤ人たちも色々苦労はあって気の毒ではあったんだけど

(反ユダヤ主義vsシオニズムの話はまだ早い)

色々あったせいで、世界中に散らばってた。

 

ある時、戦争で領土の奪い合いを国々がしていて

自分たちも国(イスラエル)を作りたい!って言いだして

 

日本列島にイスラエルを建国したい!ってなって

 

国連が

じゃあ日本をハンブンコしなさい

って勝手に決めちゃって(色々、割愛)

 

東日本がどんどんユダヤ人に占拠されちゃったもんだから

東日本の住民は、「ここは私の家だ!」て抵抗するんだけど

 

その時に移住してきたユダヤ人はすんごい荒くれ者で

色んな村で、虐殺をいっぱい繰り返して、東日本を占領しちゃって

 

それに抵抗したら戦争になっちゃって、

なんと、負けてしまって

 

ハンブンコの西日本どころか、四国しかもらえなくて

 

日本国民全員、四国に詰め込まれて

 

抵抗したら殺されて、抵抗しなくても殺されて

殺されたくない人は、必死で四国に逃げて

 

ぎゅうぎゅうにいる

(そこがガザみたいな状態)

 

 

もちろん、たとえ殺されようとも、抵抗する人はいる。

 

無抵抗なのに、目の前で虫けらのように大切な人を殺されてきた。

妻を、子どもを、ためらいなく殺されてきた。

みんな、誰かを殺されている。

 

日本を返してほしい

日本を取り戻したい

日本から出て行ってほしい

そう思って、

イスラエル軍は銃や戦車で武装しているのに

日本国民は、石を投げて抵抗をした。

 

でもやっぱり撃たれてどんどん死んでしまう。

 

パパとか男の人が、石じゃなくて、もっと武力で抵抗するために

みんなお寺に集まって、銃を持って練習した。

国民たちも、みんなその人たちに希望を持ち応援してる。

(それがハマス)

で、彼らはイスラエルにたびたび抵抗した。

 

 

ある時、その攻撃(抵抗)が、割りとうまくいった。

(私の疑問はそこです。世界最高の軍事力を誇るイスラエル軍に

 ハマスが打撃を加えられたことが、不思議。

 なぜ、ハマスは攻撃できたのだろう?

 なぜ、イスラエル軍は、あの日、あの門を開けて、看守を置いていなかったのだろう?

 攻撃するチャンス、と見せかけた罠だったのでは?

 この虐殺を行う正当な理由が欲しくて「わざと攻撃させたのでは?」という疑念がずっとあります。

 これは、私の考えです。)

 

そしたら、怒ったイスラエルは

日本国民が全員すし詰めで集まってる四国に、爆弾を落としてきた。

 

破壊力が大きすぎるために、アメリカでさえも、対ISIS国の戦闘で一発しか使わなかったような

大型爆弾を落としまくる。

 

 

病院にも、子ども達がいるであろう学校も

住宅地にも。

落としまくる。

 

 

イスラエルは

パパたち(ハマス)のせいだという。

 

本当に、そうかな?

 

 

 

・・・・・

 

こんな風に最も身近な例「自分」に例えて話します。

どんな出来事も、「じぶんごと」として考えられるようになってほしいので。

 

そうすると、興味や関心を持つようになるので

 

そこから、歴史をさかのぼって、もっと深く複雑にからんだ

中東と欧米の関係や、世界の植民地支配、宗教、植民地主義と新自由主義とレイシズムなど、

そもそもの発端についても

一緒に考えることができる。

 

 

ひとりの個人にできることは少ないのだけど

少なくとも、関心を持ち続ける

知ろうとする

 

できることは何か、を考える。

 

せめて、それくらいは、日常の中に、していきたいな

と思うので

 

こんな、長い日記に綴ってみる。