3月には会えるといいな | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。


アールと元妻さんの結婚当時の姿を、勝手に想像したりすることがある私。

 

アールは自分からは、過去の結婚生活のことなど決して語らないが

私がたずねれば、端的にではあるが、きちんと答えてくれる。

 

 

そんな、決して多くはない情報と、これまでに知り得たアールの人となりと、元妻さんがアールよりも7才年上、…ということなどから、色々と想像が膨らんで

 

 

きっとこんな感じの素敵なカップルだったんだろうなぁ

なんていう勝手な妄想をしてしまう。

 

 

アールは私がこれまでに出会った人の中で、最も大人な人だと、いつも感じているので

 

そんなカレが好きになった人、そして年上でもある元妻さんとは

さぞかしオトナって感じの対等なカップルだったんだろうな…

 

それとも、アールが甘えたりすることのできるあねさん女房だったんだろうか…?

 

そんなことを妄想してしまうのだが

 

どちらにしろ

私の中で元妻さんは、顔も性格も何も知らないのに

 

アールと10年も夫婦だったのだから

なんかもうすっごく素敵な女性に違いない

って勝手にキラキラした偉大な元妻さん像が出来上がっている。

 

 

 

恋愛において、私は自分のことを子どもじみている、と自覚していて

 

カレに対する独占欲や嫉妬を感じるたびに、私は劣等感を勝手に育ててしまい

あたかもそれに比例するように、元妻さん像が立派に育ってしまうのである。

 

 

 

自分の自信のなさがいつもいつも、自分自身を苦しめる。

 

そんなことの繰り返しだったが


振り返ってみれば昨年の夏を過ぎた頃から、私の中で、明確な変化がおとずれた。

 

アールと過ごすことが、私にとって

自分の日常だと、ようやく思えるようになった

もちろん幸せを感じる、素晴らしい時間なのは言うまでもない。


ただ、それまでそれは非日常の出来事であったのだが


いつのまにか今ではいつそれがあるのかを不安に感じることがなくなり

確実にある自分の生活の一部だと思えるようになったのだ。

付き合い始めて、2年が過ぎてようやく。

 

デートがあるかないかで

天国か地獄かのように

一喜一憂することがなくなり


(以前は毎回聞いていたが)

月が変わるたびに

今月は会えるの?

とたずねることもしなくなり

 

先月は、初めて私の町に会いに来てくれたアールが

次に来るのは3月かな

と言った時に

全くショックを受けなかった自分に、驚いた。

 

 

 

そうは言っても、きっと来られる時には来てくれるのだろうし

結果、本当に3月にしか来られなくても

それがカレが私を大切にしていないということにはならない

 

そう自然に思えるようになっていた。


きっとアールは最初から既に、この心持ちでいたのだろうな、と思う。

 


 

もう少しで私は、歴代元カノ達とは、アールと付き合った歴が並ぶ。

そして今年中には、彼女たちを追い抜くだろう。

 

元妻さんとの付き合いの10数年という年月を超えたら

「彼女の存在には敵わない」と思ってしまう、この不甲斐ない子どもじみた気持ちは消えるのだろうか?

と、考えたりすることもあったが

 

たとえ、ずーっとその思いを抱えたままでも

それが私なのだから、まあいいか

と、そんな風にも、思うようになった。

 

関係の深さは、付き合う長さとイコールではないと思うし

元妻さんには敵わないな、と思ってしまうこともやはりあるけど

(たくさんの旅行の思い出や、若かった頃の情熱的だったアールとの恋愛など)

 

アールと私は、他の誰も関係ない、この世界で唯一無二のカップル。

その関係を、他の誰にも邪魔されず

過去に囚われたりせずに

これからも、私たちふたりだけの関係を、大切に丁寧に育んでいこう、と思う。時々、暴走はするけども。

 

 

毎朝ベッドの中で Ohayo という文字を見て

ホッとして

嬉しい気持ちになる。

 

そんな日がずっと変わらずに積み重なり、今年でもう3年目になるということが、すごく愛おしいし、ありがたい。

 

 

 

さて、転職を視野に入れ始めたアールは、近いうちに、とある試験を日本語で受けるかもしれないので

ただでさえ勉強ばかりしていたのに、最近は、ガリ勉に拍車がかかっている。

 

そういうカレの状況の変化も、昨年、私とした会話がきっかけなので

私の存在が何かしらの影響を、少なからずカレに与えているのだな…と、こそばゆく思う。

 

(カレの存在は、もちろん私の人生や考え方に、大きな影響を与えている。)

 

 

そんな、ガリ勉に拍車がかかっているアール。

年末、ふとした会話の中で

What are you doing ?という何気ない質問から

 

アプリで勉強していたところ

と、カレが新たに教えてくれた学習アプリがある。

 

これも、きみの勉強の役に立つかも知れないよ

と、アールがリンクを送ってくれたので、インストールしてみると


アールのアカウントの写真は、私が毎年、カレに送っている、私のお気に入りのビーチの写真だった。

 

 

私が毎年子どもたちと泳ぎに行く海。昨夏、アールに送ったその風景の写真を、アカウントのプロフィールに選んでいる。

そんな、ミジンコくらいの小さなことが

ものすごく嬉しかったりする。

私が送った風景写真を気に入ったときは、保存したりするのね。可愛いなぁ。


 

そして、よくよく、アールのプロフィールを見てみると

数カ国語を学習中となっており

表示されている、各言語のコース達成率は

 

ドイツ語20%

ポルトガル語13%

フランス語5%

日本語99%

となっていた。

 

ユーザー同士が添削しあうことのできる

公開された、作文練習には

 

ぼくはいつも落ち着いており、真面目な性格です。

 

という一文があって、思わずうんうんと、うなづく私。

本当に、自分でも言っちゃう通りの

真面目な人だよなぁ…と、しみじみ思う。

 

 

私の町に

次に来るのは3月かな

とカレが言ったのは


もし転職に伴う試験を受けるとしたら

3月を予定しているから

それが終わってからなら来られるだろうということで、3月の来訪を予想したのだろうか。

 

その試験のためにも、猛勉強をしているのだということを

知ってはいた。

 

いつ「何をしているの?」と聞いても、「勉強」と答えるアール。


仕事で疲れていても、仕事の休憩時間も、休みの日も勉強していることをいつも尊敬していたが

アプリの表示の日本語コースの達成率99%という数字の重み。

 


そんなの

応援するしかない。

 

私にも、やるべきことは、たくさんあるのだし。

 

 

3月には、また私の町で会えるといいな。

一緒に温泉に入って

その時のために、お布団を新調しておこう。

 

その頃は、もうキッチンもトイレも新しいから

ランチは何か美味しいものを作ってあげよう。

何を作ろうかな?

 

と、3月に会えることを、ワクワク楽しみにしていようと誓った2024年の始まり。

 

 


 

さてさて、そんな1月のとある朝のこと

 

 

Ohayo

 

おはよう

 

Is there still a lot of stuff to move in the house?

(家の中にはまだ移動しなければならないものがたくさんあるのですか?)by deepl翻訳

 

うん、まだたくさんあるよ。

 

I'll come and help then

(それなら、手伝いに行くよ)

 

ありがとう


3月に来てくれるんでしょう?

 

I'm on my way

(今、向かっている)

 

今日?

 

Now



そうだった、そうだった。

アールって


…こういう人だった。