国際遠距離恋愛の予告③ I can live anywhere | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

前回の記事からの続き

 

離婚後10年、ふたりには子どもがいないのに、付き合いが途切れていないことの意味を考えてみた。

 

 

ヤキモチを妬くのは簡単だけど、こどもじみたヤキモチは、物事の本質を見えなくさせる。

 

 

例えふたりの間にあった愛が消えてしまったとしても、別れた元妻といがみ合ったりせず、友人でいられる人であるという事実は、

 

アールが本当に良い人なのだ…という意味だと、私は思う。

(元妻も、良い人なのだろう。カレが選んだ人だし。)

 

 

もしもアールが結婚生活で元妻をすごく傷つけていたり、

離婚の時に激しく揉めたり、

彼女にとってとことんイヤなオトコだったとしたら…、

 

きっと元妻やその家族は、離婚後、何ひとつカレのチカラになろうとは、しないはずだから。

 

 

 

元妻との現在の関係の話を聞くたび、

カレが私に聞いてくる「変かな?」という問い。

 

私はその問いに毎回

 

「ううん、変じゃない。

 あなたの元奥さんとその家族が、離婚した後でも、あなたに親切にしてくれて、嬉しい。

 とても良い人達なんだね。」

 

と、伝えている。

自分に対しても、そうでしょう?と言い聞かせるように。

 

 

 

 

…でも、もしも、出来ることなら、

 

(日本国籍を持っていても)外国人が日本で暮らすことで、日本人の保証人などが必要な状況が今後もあるのだとしたら…

 

この先は、私がカレのそれになりたい…というのが、私の本音である。

 

 

 

仕事と家を失い、元妻の住んでいる街に帰る理由が無くなったのなら、帰国してからは、どこでどんな仕事をして暮らしてもいいはずである。

 

 

 

昨年

「帰国したら、あなたはどこに住むつもり?」

と聞いた時には

 

一瞬だけ考えて

「ここ(△県)かな。」

と答えていたカレ。

 

 

しかし先日、同じ質問を、言い方を変えてしてみた。

元妻との現在の関係を全て教えてくれた会話の後だった。

 

「帰国したら△県でまた暮らすと、あなたは決めているんでしょう?

 それは、彼ら(元妻とその家族)がそこにいるから?」

 

するとカレは

「I haven't decided

 I can live anywhere」

と言った。

(…言わせたようなものだろうか)

 

 

そして、そこで思い切って

「◆市(私の居住地)で暮らすことも考えてみて」

と言ってみたら

 

「Ok」

という返事。

 

絵文字もスタンプも使わない私たち。

この〝Ok〟が、どんな感情を含んでいるのかは、全くわからない。

 

 

 

アールのOkの一言で強制終了させられることの多い私たちの会話。

 

「一体この会話のオチは、どこに着地したんだろう?」と謎に思っていても

大抵、その後の行動にしっかりと反映させてくれるアール。

こちらが忘れた頃に。

 

 

絵文字でデコレーションされていないシンプルなテキストでの会話。

 

常に感情を露わにせず、控えめだけどストレートなメッセージを送り合うからか、

カレは驚くほど私たちの会話を憶えているし、言葉を大切にしてくれていることに、一年が経ち、ようやく少しずつ気付いた。

 

 

 

初めて伝えた、私の気持ち。

 

帰国後は私のいる街に住んでほしい…という考えと微かな期待が、

国際遠距離恋愛に対する私のネガティブな感情を、緩やかに、押し流していった。

 

 

さて、いつになるかわからないが渡航から一年後に、アールはどこに帰ってくるのだろうか。

 

 


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