体内に生じた湿気が体にいろいろな悪さをするよ
という勉強をしています
中医学を勉強していると
この
湿(しつ)
というワードがとても多く聞かれます
体内に必要な役割を持った液体を
津液
というのですが(西洋医学でいえば体液のことですね)
反対に、体に不必要な、悪さをするものを
湿と呼びます
この湿、どうして溜まってしまうのか
・季節や環境に影響される
・冷たいもの、なまもの、味の濃いもの、甘いの・・・食べ物から生まれる
これらの事から生じやすくなります
現代の中国もかなり生活が変わってきているようですが
まだまだ中医学の養生は生活の中に根付いていて
食べ物の養生は日本と比べ物にならないくらい
日常に溶け込んでいます
ですから湿が生じるとすれば
環境や季節の影響ということが多かったようです
中医師の先生がおっしゃっていました
シャンプーをした後に乾かさずに寝てしまって
顔面神経痛になった患者さんを診察したことがあるよ
また、別の中医師の先生のお話では
生理中の方が田んぼで作業をしたところ
湿が入り込んでしまい体調を悪くした
とのこと。
またお酒は体内に湿と熱を生じる
という話もしてくださいます
ふーん、中国の話ね
なんて思わないで!
シャンプーした後、乾かさずにスマホとか見てませんか?
雨に濡れた後、そのままにしていませんか?
お子さんのスイミングクラブのあと
髪の毛ビチャビチャのままアイスとか食べさせていませんか?
日本人は、まず環境が湿です
周りが全て海
湿度の高い国です
加えて
・冷たいもの
・なまもの
・甘いもの
が大好き!
体内に湿を生みやすい条件が出そろっていますね
めまい
頭痛
痰が絡む
むくみ
不眠
関節痛
湿疹
高血圧
などなど
もしかしたら
あなたの不調も体内に生じた湿気が原因かもしれません
今日のお昼ご飯、なんだったっけ?
ちょっとふりかえって考えてみてくださいね
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