……ニチレイプレゼンツ! ワンゲラーズの、オールナイトニッポン! テレッテッ!テッテレレッテッテレッ!(ビタースウィートサンバが流れる)


………

佐)こんばんは。ワンゲラーズの佐野です。

Q)土曜の夜、ウスミン。

佐)よろしくお願いします。

Q)ひとつよしなに。


佐)……まあね、日本がね、W杯で決勝トーナメント進出したわけですけども。臼井さん最後の試合観ました?

Q)観たね。スペイン戦ね。俺はスペイン語選択だからスペインチームの作戦を読唇術するのに夢中だったよ。

佐)気持ち悪いことしてんなぁオイ。じゃあこれ読めたりすんの?「¡Ese balón cruzó la línea!」

Q)余裕だね。「あのボールはライン越えただろ!」ってね。越えてないけどね。

佐)おー。正解。じゃあこれは?「No quiero ejecutar el curso de Hodokubo.」

Q)「程久保コースは走りたくない」ね。もうお前の願望が入っちゃってんじゃん。

佐)バレたか。正解。じゃあ、これは?「Lo siento por el blog tardío.」

Q)「ブログ遅くなってごめんなさい」。そうだな、それは本当にごめんなさいだな。ワールドカップがどうって、もう12月になっちまってから書いてんのバレバレじゃないの。合宿って10月だぜ。


佐)……はい。更新サボっててすみませんでした。それでは、本文へどうぞ。ちなみにこのやりとりは全てフィクションです。佐野の妄想です。イニエスタです。




【0日目】-羽田→登山口-

おはよう、

午前三時のチャイナエアラインの放送にたたき起こされた。

前泊のGuy。

横顔に乾杯。

 

我らが宮崎本部長閣下。自転車で(⁉︎)見送りにきてくれました🥺だいすき🥺🥺🥺

 

宮崎さんから託された粋すぎるお守り。これはもうバッチシ晴れちゃいますわよ〜!

 

パンッパンのサブザックとともに搭乗のQ。食器のナイフが保安検査引っかかってやがったぜ。

 

テイクのオフ。佐野は人生初フライト。

 

今回の道連れ。目指せ文学少年。

 

珈琲。コースタイムの男。

 

珈琲…………。やらかしのQえーん

 

博多にて、牧のうどん。アホほど柔らかいうえにアホほど量が多い……。

松尾さんパパ「最低4杯は平らげないとねぇ。ようこそ、修羅の国へ。真顔

 

九州の空と、キューの寝顔。

 

登山口に着弾。前評判通り紅葉黄葉真っ盛りの三俣山をバックにトゥース!

彼もリアルの方で三股してるとか、してないとか、してるとか…(してない)

そういや、本家春日も結婚直後に浮気のフライデーされたりしてましたねぇ。

 

くまちゃん^_^

 

真っ黄っ黄のトンネルを行進。

奥から河野さん・臼井のキューちゃん・松尾さん・相川さん・頭だけの佐野です。サノ髪の毛紅葉してて草とか言わないの。

 

0日目のサイト地、やまなみキャンプ村。

土曜の夜というだけあって家族連れ・仲間連れで盛り上がり、キャッチボールしたり

プロジェクターで映画見たりしてる人たちの中、

天気図描いて飯をかっこむ漢たち。はぁ、まったくワンダーな部活でございます。(諦念)

 

大貧民 負けてマジギレ それ見て笑って楽しいね

湘南乃風って、"いかにもな大学生"たちが好きそうな曲揃えててなんか…いかにも、ですよね。私もミーハーなりに好きです。

 

ごっつぁん品を賭けると決まった途端、目の色を変えて相手を睨みつけ、蹴落として、革命を起こして…。

勝ち抜けた漢から好きなグミを争奪していきました。血生臭い夜…(盛りあがった)

 


【1日目】-登山口→星生山→三俣山→法華院温泉-

夜は明けて1日目。流石おんせん県、ロードを歩く道端でも、当然だろと言わんばかりに朝からモクモクしとりました。

 

牧ノ戸峠。古くは"まくんとうとうげ"とも言ったらしい。キモいね。

奥に見えるは由布岳。なかなかエグい角度の双耳峰で一目惚れしちゃいました。次九州に来たら行くしかない。

 

登山道スタート。

知らん人の何気ない背中を画に捉える瞬間がとても好きです。

 

水青の下に山が在り、そのまた下に赤黄緑の絨毯が敷かれ、世界を見上げたり見下ろしたりしながら一歩、また一歩。秋の特権濫用、夏の鬱憤晴らし。最高です。

いちばん山と戦って高揚するのは夏だけど、いちばん山と調和して紅葉を満喫できるのは秋だと思いませんか?

 

ガッツリめな急登を乗り越え、怖いくらいコースタイムピッタリに星生山到着&昼休憩。噂通りに煙を吐く硫黄山が見える。

 

昼食は、松尾さんが個分けにしてきてくれたおかげで超スムーズでした。感謝感謝‼️

 

宮崎さん、いただきます。

 

孤独か、粋な独身貴族か。

わたしは単独行は嫌いじゃないですが、山頂はひとりだと気まずくてすぐ逃げ出しちゃいます。この翁が独りを楽しめる御仁であることを祈っておく。

 

稜線の向こうに、連山の主峰・久住山。

 

このくらいの岩々しい道をスタスタ歩くのがいちばん生を実感します。楽しくて仕方ネェ!

 

ほっしゃんを下った久住分れ。右のおっちゃんたちの下ネタとおタバコのおニオイがちょっっとキツかったですキョロキョロ

 

阿蘇の外輪山だそうで。こんな穏やかに安置されてる山が、

いちばん手っ取り早く日本滅亡シナリオを起こせる火山だってんだから恐ろしい。

大仏が寝そべってるようにも見えるねびっくり

 

北千里ヶ浜。こんな山々の中にあって、ここまで真っ平らな地形をわたしゃ見たことがない…。

 

諏蛾守越の鐘。ここまで近寄ったけどチキって鳴らしませんでした。

 

三俣山。メインザック×急登でまともな写真を撮る余裕がありませんでした、トホホ……

 

黄色い三俣山と違って赤黒い大船山。ブキミー。懐かしいね、妖怪ウォッチ。

 

粗品?佐々木直人?

 

九州組。

 

( ˘ω˘ ) スヤァ…

 

休んで体力もちょっと回復!

法華院温泉までの下りつづきを頑張るます!

 

「怖い顔してよ~」
キュー「えー。(目の前のおじさんと目が合う)」
はい。正直に言います。チキりました。

 


【2日目】-法華院→久住山→中岳→白口岳→坊ガツル-

2日目。やうやう白くなりゆく山ぎは。春とは真逆の季節なんですけどもね。

 

ほんの〜〜〜〜りモルゲンロート?

 

今日は10月31日!ということで仮装しました!
チュー王子とリボンおそろでご満悦のキューちゃん。
汚ねぇ手で触られて絶句するチューちゃん。仲良くしようぜ

 

この朝は爆寒。お湯沸かしながら震えが止まらず、歩き出してもガッツリ霜が降りてました。

 

リボン×オニヤンマくん×飛行機のタグ

この日の九重山域で一番かぶいた見た目をしてたのは間違いなくこのオトコ。

 

澄んだ青空!煌めく太陽🌞

久住山登頂に足並みも軽くなります!

 

晴れのお守りが味方してくれた!

ちなみにこの後ほぼずーっと晴れてたニヤリ

なんなら、帰ってきても二週間くらい雨降ってなかった

 

久住山頂より大地を望む!

360°のパノラマビューは最高だった!

 

 

 

なんだかんだ、中大ワンゲルの山行も終盤...っていつも言ってる三人爆  笑

 

近時の日本外交について考えてる(^^)/

見ているのではなく、考えている。たまにフリーズするてへぺろ

 

????????????????????

旅する飛行石キョロキョロ 今年から一人旅でしょうか

 

雲海が広がってきた!

空が、すんでるねぇ⤴(もう中学生)

 

「光が多いところでは、影も強くなる。」---ゲーテ

 

寄り道して御池をチラ見。

 

不敵なピース…

シャッターチャンスも逃さないてへぺろ

 

正規ルートの脇を、御池からピークに向かって直登!地獄の桟敷を思い出すぜ!

 

いつぞやの天狗…

 

大海原に浮かぶ由布。

この日登ってた人は、最っっっっっっ高の景色が見られたんだろうな……

 

九州は全県に空港がある。

白い鳥が毎日毎時間あちこちに、時々白い糸を吐きながら……

彼らの轟音が聴こえる時、九重を我が物顔でいななくシカたちすら黙り込む。

 

天狗を下りると、最高峰・中岳はもう目と鼻と口と顎の先。鼻と口と顎の先が全部一直線上にあると美形らしいですね。

どうでもいいね(時間返せ)

 

連山の鉢の中になだれ込む雲。ジブリの世界。

 

登着。全てを見下ろす、九州の屋根のてっぺん。

 

キュー州最高峰のキュー。彼の目に映るものは何?

 

A. 彼は見ていない。考えているのだ。

  「今日の夕飯のカレー、激辛あたりませんように」

 

岩もロープもなんのその。

佐野はこの後のなんでもないところで石にスネをぶつけて1人で悶えてました。おバカちゃん?爆  笑

 

登り返して稲星山。

 

映えの遼ちゃんさん。

 

今度は自衛隊機と邂逅。近ぇ。さっきトランシーバーみたいなのを使って交信してる人がいたのでそれ絡みなのか、はたまた普通の訓練か… とりあえず、俺らを乗っけてってくれてもいいのよ?

 

白口岳を目指して歩く…

…と思っていたものの、途中でルートをロストしてあらぬ方向へ。あゝ佐野ちゃん、ポンコツポンコツ

 

うん、正しいルートに戻ったはずなんだけども、、この薮はなんなんだい……??

顔やらザックやらにベチベチベチベチ当たって痛いわよ🥺🥺

 

やっとの思いで薮をくぐり抜けて小休止。いちばん楽しみにしてた新潟仕込み……(バキバキでも美味しかった)

 

白口岳登頂、雲隠れにし大船の山。

下調べでは、ここから鉾立峠への下りが超絶悪路らしい。休憩場所なんぞまるでなさそうなので、山頂でしばらく休んでから下山スタート。

 

白口からの急降下に絶句する一同。

通るべき道は見えながら、そこにたどり着けない。じれったいムキー

 

地面はどこもかしこもヌメヌメのドゥルドゥルなんだからさ、枝くらい優しい位置に在ってくれてもいいと思うんだけどサ、ほんとにヨォ……

 

と思ったらデカい岩もちょいちょいあるし、崩落もしてるし、噂通りの険しい下り道。

 

1時間半かけてやっと下り切って、疲れ切った4人とラリった松尾さま。

 

ほこたて峠。川端康成はここを通った時、九重山域の美しさに感動して小説「波千鳥」を書いたという。

そういや「ほこ×たて」ってテレビ番組があって、ヤラセで打ち切りになったりしたなぁって話で盛り上がりました。

 

疲労も何も、下りちゃえば関係ネェ!
そのまま坊ガツルに下り、この日は早めに行程終了。ロケーション最高やで。写真は雲を纏う三俣山。

 

青白の空とまだらな秋色。そこかしこで鹿が啼いてる。ロケーション最高やで(2回目)。

 

持て余した時間で余興に励む5人。アミダで今日のカレールー決め。

 

さあ、激辛&激甘セットを引くのは誰だ!?

 

相川さんでした^_^

 

辛そうにお召し上がりになってらっしゃいました^_^

#自粛料理

 


【3日目】-坊ガツル→大船山→黒岳→平治岳→坊ガツル-

深い霧と鋭い冷え込み。お湯は全然沸かないし、フライとプラティパスは凍ってパリパリしてました。

共同装備がテントじゃなくてよかったと心から思った日でした。アーメンアーメン。

 

結局、霧は引かないまま行動開始。大船山方面の周回ルートに向かう。

 

最初に登ったのは大船山。雲雲の雲。

雲が晴れていれば、斜面一帯の見事な紅葉が見れました!

 

雲海も悪くないコンディション!

ラピュタみたいな中岳たち。PWの伏線回収じゃないよ。

 

やぁ

ま〜〜〜〜〜たお前かい、薮ちゃん。

 

この日の大船山→黒岳→平治岳方面は、九重山域でも秘境。第二体育館のサークル室ぐらい秘境。

枝を掴むとこれでもかと結露が降ってきて、ちめてぇ〜と思いながら歩いた午前中でした。

 

昔、養蚕に使ったという天然の風穴。歴史も穴も深い。

 

河野さんが先陣を切る。

 

意外と広くてびっくりびっくりびんびん。何だかとってもすてきね いーでしょ! (いーよね!)

けど普通に寒いのですぐ退却しました。

 

「富士樹海同様の迷路」と言われるソババッケ周辺。ルーファイのQ。

このあたりから平治岳まで、急登でツラいくせに眺望も最悪だったので写真はありません。泣けるね。

 

歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩いてようやく樹林帯を抜ける。もう登り疲れたよパトラッシュ。

大戸越(うとんごし、と読むらしい。キモいね。)でサブザックに切り替え、平治岳へピストン。

 

よーーーーーうやく霧がちょっと晴れて、三俣山と三股男(してない驚き)。

ここまで毎日この山を見てきたので、久しぶりに見ると安心感がすごい。

 

2日目から今に至るまでずっと我々を苦しめる薮の正体、ミヤマキリシマ。急登中のせめてもの慰めと言わんばかりに一輪だけ咲いていた。ピント合わなかった。ぴえん。

 

北大船山(右見切れ)と黒岳(奥)。

黒岳はたしかに黒いんね。紅葉も見事だけども…さっき見せてくれたらもっとうれしかったんだけどナァ!

 

平治岳。チュー王子と一緒にCWVポーズ^_^

新入部員諸君!一緒に山登りしたく、なったねぇ⤴(もう中学生)

 

平治岳は、登山道と下山道が別々。標識もないし薮でなんにも見えないので、岩の上から探す河野さん。頼れる背中。

 

よーーーうやく発見して下。

 

見慣れた坊ガツルの景色に安堵の一息。

この日は全行程ずっと悪路・急登でみなお疲れモード。「何万もらったら同じ行程をやるか」って不毛な議論すらしました。

佐野は3もらえるなら走ってきます。金の亡者…

 

本日の日替わりパスタは、ボンゴレのビアンコでございます。あさりちゃんです。

佐野は「ビアンコ」っていうサッカー解説youtuberが好きです。浅利陽介もそれなりに好きです。(時間返せ)

 

夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る

 

中大のお膝元かつフワちゃんの出身地、八王子が舞台の童謡らしいです。佐野の地元の夕焼けチャイムでもあります。

 

 

 【4日目】-坊ガツル→登山口-

おはようございます。あとは下るだけの最終日でございますです。

雨ヶ池with顔を写させてくれない松尾さん。

 

見納めの三俣山。

 

色は匂へど…

ど平日なのに、すれ違う入山者がまあまあ多くてびっくりしました。

佐野がコールポイントを間違えて怒られたのは秘密ですよ。

 

タデ原湿原のススキちゃん。

 

 

どーーーーしても写りたくない松尾さん。

 

長者原まで下りてきて合宿終了!ありがとうございました!私の靴も終了!クソお世話になりました!

 

足湯ちゃん。バス待ちの間暇だったので、キューちゃんと一緒に1時間くらい浸ってました。

 

そしてこのザマである。そりゃそう。

ゆでだこの気持ちもちょっとわかったかも(分かってない)

 

とり天定食をいただいて昇天。ここのハエちゃんとマブダチになりました。ご馳走様でした。

 

わたしとQは、ひと足先に長者原を離脱し、九州巡りへ。そう、なんてったってこの日から学祭休み。まあ休みじゃなくたってサボるけどさ()。

各々、思うままに西日本を満喫する旅へ出るのでした…

 

 

それじゃ、このへんで¡Hasta luego!

おおきに~

♪隠しきれない移り香が
移り香(米が焦げる匂い)

♪いつしかあなたに浸みついた

初回にしては意外とうまく炊けてました。もっと浸水しとけばなお良かった

♪誰かに盗られるくらいなら

おしるこは誰にも渡さねぇ!(お正月から消費の場を失っていた)

♪あなたを殺していいですか

天城グルメは、わさびばっかしゴリ押しされてる。憎たらしいこの顔である…

♪寝乱れて

これは…色々乱れてる…

♪隠れ宿

我々しかいないサイト地。オリオンをなぞる。

♪九十九折り

アマギシャクナゲのトンネル。筆者(サノ)は、山の植物の中で石楠花がいちばん好きです。理由は、これくらいしか高山植物を判別できないからです。

♪浄蓮の滝
サノ個人的には2ヶ月ぶりの浄蓮の滝。デケェのです。そして、滝壺が恐ろしく澄んでる。
観光客と釣りんちゅで賑わってました。

♪舞い上がり

因縁のハチ。今回は河野さんではなく相川さんにアタック。こちらもオニヤンマくんグッズで応戦。あんまし効果ありませんでした赤ちゃんぴえん

♪揺れ墜ちる

天城縦走登山道は、整備が追いついていないのかガタガタ。揺れ墜ちそうなハシゴ・橋をいくつも渡りました

♪肩の向こうに あなた… 山が燃える

7時頃。笠雲というやつ。

♪何があってももういいの

何があってもいいけど、このキノコを食えって言われたらそれはイヤ。笑

♪くらくら燃える火をくぐり

火じゃなくて木だね。とんでもなく倒木が多くて、何回もレッツリンボーしました。

♪あなたと越えたい天城越え

「見える!見えるぞ!」

天城名物(?)、"天"空の"城"オマージュアート。この前は天城峠にもあったのに、無くなってました。とっても悲しい。




♪口を開けば「別れる」と

松っちゃんさん、吠えてる?


♪刺さったまんまの割れ硝子

きっと今まで何十年も此処に在って、これから何十年も此処に在り続けるのだろうな。

♪ふたりで居たって寒いけど

時間はめちゃくちゃに戻って0日目の寄り道。時系列無視ブログだけど、ご愛嬌ということでお許しを。

♪嘘でも抱かれりゃあたたかい

天城の瞳、八丁池。

♪わさび沢

浄蓮の滝の脇。即断即決の河野CLと一緒に。

♪隠れ径

天城山域には、ピンクテープの代わりにウクライナカラーのプレートが置いてあることがある。なにゆえだろう?真実はゼレンスキーのみぞ知る。

♪小夜時雨

読図のキュー。真面目な横顔にキュンです。初っ端のロードから終盤の小岳あたりまでひたすらルーファイ難のルート。歩きごたえがありすぎるくらい、何回も迷いました。

♪寒天橋

思春期に少年から大人に変わる

青で塗られた 行き場のない押し寄せる前線に

本当の等圧線教えてよ 壊れかけのRadio

♪恨んでも恨んでも

真顔ブラザーズ。伊豆最高峰、万三郎の三。

♪躯うらはら あなた… 山が燃える

渾身の変顔。

私のことは嫌いになっても、CWVのことは嫌いにならないでください

♪戻れなくてももういいの

八丁池展望台にて。ピチピチのJDとして、自撮りはもっと練習します。

♪くらくら燃える地を這って

ロープ場だからと、わざわざ手袋を嵌めて準備万端の相川さん。5秒後、「ロープ要らないじゃんか!」と嘆き叫んでました。アーメン

♪あなたと越えたい天城越え

親方!空から女の子が!

オマージュアート第2弾。

うちの部にも来年の新歓で女の子降ってきてくれねぇかなぁ(遠い目)


♪走り水

稜線上は色づき始めていた。

♪迷い恋

トリックアート?合成じゃないよ。

♪風の群れ 天城隧道

天城エリアで1番好きな場所、旧天城隧道。声が反響しすぎて面白くなって、ハンバーグを叫びました。

♪恨んでも恨んでも

MTFを喰らう。

♪躯うらはら あなた… 山が燃える

ラストピーク、万二郎岳。風車と海とがぼんやり遠くに

コースタイムの時刻ピッタリすぎて驚きました。いつも結構巻くんだけどな。

♪戻れなくてももういいの

下山後、電車で座った席に小さな鶴が!

次座る人にも小さな幸せをリレーしようと、置いたままにしておきました。

♪くらくら燃える地を這って

同車にて、沖の初島を眺めるマジックアワー。

♪あなたと越えたい天城越え

というわけで、石川さゆり『天城越え』に乗せたPW散文ブログでした。ぜひもう一度、聴きながら見返してみてくださいな。

この放送は、DJ佐野と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。次回、九州は九重連山で公開収録でございます。乞うご期待。

それでは、アディオス・アミーゴ。


Hola! 

 

 

 

2022年中央大学ワンダーフォーゲル部(CWV)の夏合宿です!今回は白馬岳を目指しました! 

 

その様子を、一年生の佐野とキューちゃんこと臼井がお送りします。 

 

 

【0日目】バスタ新宿→蓮華の森 

 車窓。北の空を憂うキューの横顔。 

 彼の横顔シリーズは今ブログにちょくちょく登場することを予告しておきます。 


 右傾。雨空の暇つぶしは、PW帰りに手に入れた石原莞爾。 

 

 蓮華。バスとタクちゃんを乗り継ぐあいだに、最終戦争論は9割くらい読み終えた。 


 五七五。無駄に語呂がいい。 


 十張。静かなテン場に整った隊列で現れた大集団は県立神戸高校、勝手に略してKKK。今年のインターハイでも入賞している西の強豪。 

 指導員に煽られながらも賑やかに飯をよそう彼らを見て、「あゝもう自分は高校山岳のブランドを背負ってないんだなァ」と呟くオヂさんになってしまった。けど、テン立てだけならウチの方が速いぜ。 

 

 

 

 

【1日目】蓮華の森→白馬大池⇄白馬乗鞍岳 

 寅ノ刻。身体が目覚めを拒否する午前3時に、合宿の匂いを感じる。 

 写真は、うしろの高校生ズに負けないフレッシュキューちゃん。CWVのアイドルです。かわいいね☆ 


 空色。レインウェアお揃い軍団。 

 ここで我らがCL相川さんは、景色を見ようとして足を滑らせて藪に突っ込んでました。かわいいね☆ 


 天狗でも跳び回ってそうな雰囲気。 

 と思ったらいたわ、天狗。


 登る登る。ところどころ、あふれる湧き水を避けては通れない。登る登る。 

 

 登る登る。宮崎さんはいつカメラを向けても必ず反応してよくわからないポーズをとってくれる。かわいいね☆ 


  夏色。晴れ間に映えるあの稜線は、きっと栂海新道なのでしょう。 

 高校時代、雑誌に載っていた「上高地→親不知大縦走」の記事を見て憧れたその道。今や手が届く距離にあるソレに、ワクワクが止まりません。 

 

 キュー「あ!虹だ!🌈」 

 雨上がりのご褒美?登りつづきの疲れを吹き飛ばしてくれました


 晴れたと思ったらまた雨。レインウェアが手放せない。 


 8:30、予定よりかなり巻いて大池山荘に到着。歩荷の背負子と、それを改造したメニュー表がいい味してる。 


 汗と雨のミルフィーユ。 


 右の太陽ちゃん、かわいいね☆ 

 

 登る登る。 

 登る登る。

 

 独標、白馬乗鞍岳。恐ろしく見えにくいね。特に眺望もないので即下山。 

 

 さっきのケルンがいいアクセント。風立ちぬが始まりそう。 


 これはもうスイスですわ。異論は認める。 



 帰還。追いついてきたKKKたち。向こうの指導員たちの会話を小耳に挟んだところによると、栂海には行かずに白馬三山をピストンして帰るらしい。白人至上主義ならぬ、白馬至上主義かな。 


 口笛はなぜ〜♪ 遠くまで聴こえるの〜♪ あの雲はなぜ〜♪ わた〜しを待ってるの〜♪ 

 綺麗な景色にはしゃいでたら、午後2時にはガッツリ雨が降り出したのでこれ以上の写真がありません… 

 

 

 

 

【2日目】白馬大池→白馬三山→白馬頂上宿舎 

 準備中、東の空。KKKは先に出て行った。恐ろしいことに、おととい蓮華の森で穴熊に靴を盗られたという。すぐ隣のテントでそんなことが起こっていたとは…… 


 始まるか、朝焼け。 

 合宿中、好天予報なのは白馬三山にアタックするこの日だけ。ラッキーというべきか、不幸中の幸いというべきか…。 



 南の空には雲海。 



 大池を挟んで北の空には、雲海を越えた何か。 


 始まった。世界が赤に染まる。 

 

 キューの横顔シリーズ。 


 ほんのりモルゲンロート。槍の方面にはない広々とした稜線がイイ。 


 死ぬまでこの景色にひたってたい。 


 邂逅。白馬三山、杓子岳。 

 

 三年生でハイ、チーズ!積年の経験者には貫禄があるなあ。と感じる一年生。 

 新年度に向けて、日々先輩・後輩頑張ってます


 偽ピークを10個くらい越えてヘトヘトになった頃、小蓮華山に到着。後から知ったが、新潟県最高峰らしい。 

 栂海新道と日本海に武者震い。 

 

 チーフリーダー。地元新潟の空に何を思う。 


 帰ってきたKKK。 


 ピークはもうそこ。左右非対称稜線、えっちだね。 

 

 北アルプス最北の百名山、白馬岳踏破。 



 立山連峰を拝みながら優雅な昼休。寒い。サムギョプサル。サムシングエルス。寒原神社。 


 CWVポーズは要練習かな。  


 奥に杓子と白馬鑓。 


 無駄に眺望のいい厠@白馬頂上宿舎





 大雪渓というやつか。晩夏でこれだけ雪が残っているのはさすが日本三大雪渓というところ。 


 白馬三山の2座目、杓子岳登頂。 

 

 伝わるだろうか、このトンデモなザレ場…… 



 三山ラスト、白馬鑓ヶ岳。北には白馬岳を望む。

 

 南は、後立山連峰・槍穂連峰・常念山脈まで一望。白馬鑓に立ち、鹿島槍ヶ岳・槍ヶ岳を一目に収める浪漫。 



 そして西には、立山連峰・劒岳。大学生の間に一度は登らなくちゃならん。もはや義務感。 


 稜線上で最高のお昼寝タイム。青空に、わき立つ雲のコントラストが最高だね 


 サイト地に向かって下山中?いや、下るより上っている。ピーク間にいちいち谷があって、メンタル崩れそう。

 

 高山植物の観賞も楽しみの一つですね。事前に調べてみてから山登りしてみると、もっと楽しくなるかも。 

 一輪つつましく佇む女王に一礼。


  サイト地、到着!白馬頂上宿舎のキャンプ地⛺ 

思ったよりも登山客がいてびっくりテントがいっぱい張ってあって、映える写真を一枚。 


 アクシデント発生!!ハチを踏んづけて刺されたとのこと 

 装備にあったポイズンリムーバーで応急処置。しばらくは痛みがあったみたい。 

 ハチは威嚇・攻撃しなければ基本刺しては来ません。怖がらせないようにしてあげましょう。 

 ただし、アブは別。奴らは、血を吸うことが目的。 

 

  サイト地にて。山岳アドバイザーさんによると、明日は風が強いみたい。 

待機するか、いけるところまでいくか。 

 

 結論、待機!行程をやりきるよりも、命を守るほうが大事。 

 

 

 

【3日目】今日は、待機日。 

 

 日が昇るにつれて防風&雨がサイト地を襲う!! 

 テント吹き飛ばされそう。どっかの遊園地のアトラクションか?ってくらいのスリル。 オレ、この戦争が終わったら結婚するんだ。

 

 そして、テントの一つが、浸水したとの報告

 CL判断で、サイト地のトイレに緊急避難!荷物も素早くまとめて、急げ! 

 


何でもかんでもびしょ濡れだが、幸い低体温症は回避。みんな、一応健康を維持していてよかった。 

 

 先輩、大丈夫ですか。アルプスの秋の恐ろしさを知って、言葉が出ない一同。今後の教訓にしようね。 

 

 

 そのあとは、頂上山荘に一泊させていただきました。まずは冷えた体を温めてください。 

 


 

【4日目】 

 

 

テントの破損などにより、今後の行程の継続は不可能と判断。やむなく本日、蓮華温泉まで下山。

 

 早朝、白馬岳へ。 

 キュー「チュー王子をブログとか、インスタに乗せればCWVの知名度上がるんじゃない?」 

 よし、決めた。来年の新歓は#チュー王子を使って、部員を増やしていこう!チュー王子効果? 



  下山中、朝ご飯タイム?ライチョウの親子を見つけました。(見える?) 

 この後にも何度か見つけました。

 すれ違う登山者にライチョウがいたと報告すると、目をまん丸にして無邪気に駆け登っていく。自然に一喜一憂できる子供心を持つのが登山者の良いところと思うよわたしは。

 ※ライチョウは人慣れしていますが、脅かさないでください。アルプスの大事な生き物なのです。 


 一枚、パシャリ!

 悔しいけど、景色は最高でした。気持ちのいい稜線歩きですね! 

 

 栂海リベンジに燃えるCL。来夏、また。 


 英一郎ノ頭。 

 

 沢沿いを下る下る。滑落はしませんでした。 

 

 下る下る。


 蓮華温泉に到着! 

 え?あんなに狭い道なのに、こんなでかいバス来るの?? 

 運転士さんもなかなかの腕前。山道を下り、姫川の急流・切り立つ崖を眺めながら、糸魚川に到着! 

 

 道中には、名物・ヒスイを扱うお店がいっぱいありました。 

 


 番外編・シティワン糸魚川開始? 

 

 親不知の海を見れなかったからって、わざわざ糸魚川で海に向かうワンゲラーたち。

 


 トンネルを抜けるとそこは、


 日本海であった。 



 主将とデートなうに使っていいよ。