ウィンターブログ vol.3 齊藤悠介 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!

時折山宮からのだる絡み被害を受けているゆいちゃんから回ってきました。いつも見やすいビデオ、絶品ポカリをありがとう。

平素よりお世話になっております。
中央大学男子ラクロス部37期の齊藤悠介です。

日頃よりラクロス部の活動にご支援いただいている御父母の皆様、
OB・OGの皆様、そして関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

土曜日に控えたウィンターを前に、今の自分の思いを綴ります。

サークルがしっくりこなくて、早起きして思い切って体験会に行った。
そこで晄生さん、真、柊二に新歓されて、そのまま勢いで入部した。

その日から体育会の生活が始まった。
近場とはいえ毎日5時起きで、それが週5続く。
怠け者な自分には普通にきつかった(今もきつい)。

それでも、ボールに触れば触るほど上達していく感覚はあった。
自分のショットでBOXが沸くのも嬉しかったし、
海外の技や江戸走りを試すのも新鮮で、単純に楽しかった。

何より、サマー優勝という一つの目標に向かって、
プレーヤーもスタッフも全員が全身全霊で取り組むあの空気の中に自分がいられることが嬉しくもあり、誇らしかった。

だけど結果は振るわず、決勝トーナメントに進んだものの初戦敗退。
期待に応えられなかった悔しさと、
サマーがあっけなく終わった喪失感は、しばらく消えなかった。



サマーが終わって3ヶ月。
ミニゲからフルフィールドに変わり、また壁にぶつかった。
戦術は増えるし、ケアレスミス一つで流れは壊れるし、ロングにはぶっ叩かれる。
何回もbadに入った。

この頃から、自分が思っていた以上に
“ラクロスを理解できていない”ことに気付いた。
ミニゲでは点を決められていたのに、フルフィになってからは思うようにいかない。
あそこでついた自信も、すぐに自分の無力さに変わった。
正直、その時はラクロスとの距離感がよく分からなくなった。

それでも部活を続けている理由は単純で、
ラクロスそのものより、みんなといる時間が好きだからだと思う。

練習外のくだらない会話も、みんなでラーメン食べてる時も、ブロスタで騒ぐ時間も、
全部ひっくるめて、この部活にいる理由になっている。



しんどい練習をみんなで乗り越えた瞬間は、
結局いつもいちばん記憶に残る。

8の字グラボを全員でやり切った時。
ステップ練を声を掛け合って乗り切った時。
夏合宿を全員で走り切った時。
フレッシュマンで慶應を倒した時。

ああいう瞬間だけは、素直にラクロスをやってて良かったと思える。
ただ、みんなと越えた景色が好きだった。

明日のウィンターに向けて、みんな辛かったと思う。
体力的にも精神的にも、何度も折れそうになったはずだ。

でも明日、それを全部乗り越えて、
またみんなで輪になってダウンしよう。

ラクロスを“愛してる”とまでは言えないけど、
みんなと勝ちたい。

そう思えるようになったのは、
しんどい日々を“37”で越えてきたからだ。
それだけは胸を張って言える。

37期 齊藤悠介