#56 藤沢凛 【カンパニスト】 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!

元DFリーダーの一瀬くんから回ってきました。4年MFの藤沢凜です。彼は二年時からAチームに所属しているので一緒に練習した日数は少ないですが、ホームジムで過ごした時間は数え切れません。一瀬くんの鍛え抜かれた体は私と磯井と共に作り上げたものです。
試合がどんな展開になっても、下を向かず、パッションをたぎらせてチームを盛り上げてくれい!あと、なぜ私の紹介文は書いてくれなかったんですか?


もう自分がラストブログを書くということが信じられません。私の浅いラクロス人生と文章力では読み応えのあるものは書けないので、TikTokを見る時みたいに、脳みそを使わずに読んでいただけると幸いです。

本題に入る前に、この場をお借りして、中央大学男子ラクロス部に日頃より多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。




去年の4月頃、部活を辞めようと思っていた。シンプルに部活動がしんどく感じたり、ラクロスへのモチベーションも無かったり、理由は色々あった。しかし、辞めたいと強く思った一番の理由はチームにおいての自分の存在意義を感じられなかったから。部活動である以上、お遊びな気持ちではここには居られないし、そんな奴がチームに対する癌になることは知っていた。客観的に実力も人間性も伴っていない自分が今このラグビー場にいる意味って何だろう?このモチベーションで一年続けたとして、来年 大学を背負えるBanditsの一員になれるのか。2年間頑張れなかったから、companyにいるのにもう2年死にもの狂いで努力をできるのか。20年間それとない努力で物事を乗り越えてきて、それとない人間が出来上がってしまった。


下級生から上級生に立場が変わり、自分の今後のことやチームのことについてふと考えることが多くなった。もしかしたら子供から少し大人に成長したのかもしれない。
客観的にみても、主観的にみても自分はここで辞めるべきだ。
けど、2年間続けたものを辞めるというのは性に合わなかった。今までの2年が無駄になるのは嫌だったし、ここで辞めるのはただ逃げたいだけだっていう変なプライドもあった。それに、ここまで共に続けてきた同期との関係を切ることもしたくなかった。


そう悩んでいるうちに、辞めたがっているというのを聞いた33の先輩の何人か話を聞いてきた。先輩が辞めるのを止めようとしてくれるというのは心強かった。いつの間にか有光さんに強制的に壁当てを毎日送ることになり、だるって心の中では思っていたが、その時期は無理にでもラクロスに向き合えたし、おかげで一年頑張ろうと思えた。




新シーズンが始まって、結局自分はcompanyだった。悔しくはなかった。実力も努力も足りない、こんな人間がTOPチームには相応しくないことなんてわかりきっていたから。


学生コーチにも選ばれなかった。人間性も実力も足りなかったから。
でも、グプタと堀内みたいにプレイヤーを引退させられることはなかった。


じゃあ、そんな人間が何を求められてるのか。このチームにおける俺の存在意義はなんなのか。貴重な大学生活を捧げたこのBanditsというチームのために、中央大学男子ラクロス部として過ごした3年間を無駄にしないために、自分にできることは何なのか。

“companyで勝つこと、Bリーグで勝つこと”

それが残された責任だと思う。後輩に伝える何かを持ち合わせてる訳でもないし、関東一部リーグで戦う力を持っている訳でもない。でも、プレイヤーとして続けられているという自覚を持たなければ。プレイヤーで戦いたかったであろう学生コーチやマネージャーになった人達の分まで責任を果たす必要がある。カンパニープレイヤーの最上級生として、カンパニーの勝利を掴み取る。
また、個人の想いとしても、カンパニーで勝ちたい。この3年間何も成し遂げられなかったから、Bリーグとはいえ、FINAL4という高みに行きたい。




慶應に勝利して、驚愕した。FINAL4に行きたいとはいえ、この絶望的なブロックを見て、厳しいなと感じていた。この勝利を見て、このまま勝ち進んでFINAL4にいけるぞって思いが強まった。

早稲田に敗北して、悔しかった。数ヶ月前の練習試合では勝利していたのに。試合内容も完敗だった。

もう負けられない、FINAL4に行くために。
上手い選手はトップに上がって、前と比べてパニのメンバーはだいぶ減ってしまった。日体、東北に勝つためにはここが踏ん張りどころ。早稲田が成長して俺らに勝ったようにこの数週間で成長する。そのためにも、長い長い合宿頑張ろう!


目標達成のために、もうTOPもcompanyも負けられない。ラスト数ヶ月34期みんなで笑顔で引退するために、気合い入れてこー




最後にお世話になった方々へ

両親へ
高い部費だったり、一人暮らしの家賃だったり、もう成人しているというのにすねをかじりすぎてしまってすみません。楽しかったことも苦しかったことも多い、充実した大学生活になりました!これからも気ままに生きていくので迷惑をさらにかけるかもしれません。


34期へ
34期の独特なノリが、普通にツボで、面白くて、一緒に過ごした時間はめちゃくちゃ楽しかったです。
最近、TOPの人たちがみんな坊主にし始めてめちゃくちゃ気合い入れてるのが伝わってきてます。次の明治戦、赤い服着て死ぬ気で応援するから、絶対勝とう!!フォルツァバンディッツアーレ〜なんて歌わせないで、校歌歌わせて
あと玉井はグラボ拾え


パニの後輩たちへ
みんな素直で上昇志向ある人達ばっかりで、今後も僕みたいに腐らず頑張ってほしいです。
パニの雰囲気は居心地よくて、今年が一番ラクロスを楽しめています。OFはえいきの負担がでかいと思うので、後輩から支えて欲しいです、あと点もたくさんとってください。
いのうえとたけそうは来年どうなるか、勝負の年だと思うんで、まじ頑張れ!
次の日体、東北絶対に勝とう!



34パニへ
トレーニングとか練習とか文句言ってばっかの俺らだったけど、最後FINAL4いって俺らでも成し遂げられること示しましょう。
俺らで勝利に導こう!特にDFは34ばっかだし。
TOPチームが勝つためにもパニから勝って勢いづけていこー



次は、Banditsいちの問題児、金子君です。彼は昨シーズンのほとんどを怪我で過ごし、今年復帰したばかりです。問題児のように見えて実はラクロスに熱く、一年生のころには単位を捨てまくり、常にラグビー場にいたのがいい思い出です。
一体どんなブログを書くのか想像つきませんが、そうとう熱いブログだろうことはわかります。期待して待ちましょう!