加賀洸太朗【気持ち】 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!



どうも、史上初の快挙をもたらした悪ガキです。
ラストブログということで何を書こうかと思いましたが、特にこれといって書くこともなかったので自分史を語る場にしたいと思います。
拙い文章ですが暇な時にでも読んでくれたら嬉しいです。
みんなの心をキャッチできるかな?



「関東ユースに選ばれるようなゴーリーになってチームを勝利に導きたいです。」

これは私が大学1年生の時、入部式にて自己紹介にて放った一言である。

そんな発言をした私だったが、朝早く起きるのが苦手で何度も寝坊遅刻を繰り返した。
しかしラクロスの練習は楽しく、中央大学名物であるありえない距離からのシュート練習も上手くなるために受け、毎日どうすれば上手くなれるのか先輩の練習動画を見たり自分で考えながら練習をした。授業のない時間には同期で集まってラグビー場で練習をする日々を送った。



なんやかんやあり迎えた新人戦サマー。
結果は予選突破はしたものの決勝リーグ1戦目の相手校のテンマンライドを攻略できずに敗退。この敗北は自分の実力不足を痛感させられたものだった。自分のせいで負けた。

そんな思いを抱いて再び練習をしていたサマー後、嬉しい知らせがあった。関東ユース選抜選考会に自分が呼ばれたことだ。自分が目指していた選抜選手になるという目標に一気に近づいたと感じた瞬間だった。

選考会には当然、他大学のラクロスが上手い選手たちが集まった。周りの同学年と自分の実力を比べられる良い機会で、正直この中だったら自分は選抜に選ばれることができるなと感じていた。

しかし、第3回練習会の日程を勘違いしてすっぽかしてしまうという事件が起きる。これには自分が1番驚いた。練習試合から帰宅し、何気なくソファーに座りインスタを開いた瞬間、練習会終わりの知り合いのストーリーで練習会があったことを知り、愕然とした。次からの練習会には呼ばれなかった。

それからは目標だった関東ユースになることはできないのかと落ち込み、練習に対するモチベーションも少し下がってしまった。


そして1年生が終わり、2年生。28期の代が引退し、29期が最上級生になった。
そして29期の先輩には、私がゴーリーを始めようと思った最大の理由である男がいた。



#24 穴井雄大。

この漢こそが私がゴーリーを始めるきっかけであり、永遠の目標である。
2年生の頃からリーグ戦に出場し、3年生、4年生と大活躍。絶対に止められない様なシュートをことごとく止めていく。そして不出来な私を見捨てずに面倒を見てくれた。ラクロスも上手ければ私生活もしっかりしている。あんな人間には私はなれないだろう。
穴井さん、間違いなくあなたはヒーローでした。



さて、私がゴーリーを始めた理由と穴井さんへのリスペクトを述べたら少し長くなってしまったが、自分史に戻りたいと思う。

2年生、3年生と学年は上がっていったが内面はなかなか成長せず、相変わらず寝坊で遅刻をしては怒られる日々だった。

3年生の時には私がBリーグで活躍している間に自分よりも遅くゴーリーを始めた同期が1枚目としてリーグ戦に出場し、活躍していた。死ぬほど悔しい思いをした。同期として応援する一方で、心の片隅ではなんで自分がリーグ戦に出場し、フィールドに立っていないんだ。そこは俺が立つ場所だろ。と何度も思った。

なぜ寝坊遅刻を繰り返していた私が4年生になり全く遅刻をしなくなったのか、それはこの経験があったからだ。もうあんなクソ悔しい思いはしたくない。

そんな悔しさから生活を改め、なんならお金はなかったがバイトも減らした。昼飯は朝から弁当を作って持っていった。お金よりなによりもラクロスが優先だった。部活がコロナで活動停止してる間も平井と拓と3人で毎日ラグビー場に来てはシュー練をした。

そのおかげもあってかリーグ戦初戦からスタメン選出、劇的な試合に自分が出場して勝利することができた。ありえないくらい嬉しかった。試合に勝った時の嬉しさと高揚感、安心感は試合に勝つことでしか得られないものだと思う。

日本一になったらどんなに嬉しくて気持ちが昂るのだろうか。経験したいものだなぁ。日本一なるしかないなぁ。みんな、やっちゃおうぜっ。



最後に、1年生から3年生までだらしない生活を送っていた私から後輩たちに一言。
ラクロスは運動神経も頭の良さも多少は必要なスポーツだと思う。でも、何よりも大事なのは『気持ち』だよ。シュートを打って点を取るのも、グラボ1つを拾うのも、DFでボールダウンさせるのも、えぐいセーブをするのも、結局気持ちだから、『強い気持ちでラクロスしよう。』

ここまで読んでくれた人はよほどの暇人か心優しい人だと思います。そんな方々へは適当な感謝を伝えます、さんきゅー!

そして、大学生活を通して、部活を優先してきたことをなんだかんだ許し、応援してくれた両親へ、本当にありがとうございます。必ず、日本一を獲って恩返しをしたいと思いますので、最後まで応援よろしくお願いします。



ほんとのほんとに最後に、ゴーリー陣とお世話になった人々へ一言。

横濱
君がいなかったら今の俺はいないでしょう。去年のリーグ戦の、そして横国戦の活躍ぶりは同期として誇らしく安心して見てられました。4年間一緒に頑張れてよかった。あと少しだけよろしく!
あ、じゃんけん弱すぎんぞお前。

221
最近マジで上手くなってると思う。後輩にえぐい上手いやついるけど頑張ってスタメン争いしろよ。意外と期待してるぞ、意外と。

ひろなり
君はラクロス上手いんだからもっと傲慢になれ。野球部出身で上下関係とか大切にしちゃうと思うけど、先輩とか関係なく発言しろ、自我を出せ。ゴーリーがしっかり発言するDFは強くなるぞ。日本代表なれよ。

かつなり
当初は部活辞めるんじゃないかと心配してたけど、大丈夫そうだね。早く膝直してめっちゃラクロスやれよ。せっかく身体大きいんだから。

おぎちゃん
練習後にラグビー場に来て先輩のシュートを受けてるの、すごく良いと思う。上手いゴーリーがいるチームはOFも上手くなると思ってる。色々考えて試して上手くなれよ。

たつる
なかなかセンスがあると思う。先輩のシュートにもビビらないのは、ガチで凄い。ラクロスの知識もあって周りよりもアドバンテージがあるからってサボらず精進しろよ。うかうかしてると自分よりも遅く始めたやつに抜かされるぞ^_^

なかんきー
なんだかんだでマジでお世話になった。玉井マンションで何度寝泊まりしたか、数えられませんね。暇になったら家呼んでね、うめえ飯と部屋の掃除、いつでも待ってな。

オハラ
君は特に仲良くしたね。色々あったけどラクロスも幹部としても頑張ってて偉いよ。あと少し頑張ろう。幸せになれよ笑

31スタッフのみんな
普段から俺のだる絡みに対応してくれてありがとう^_^
あとなんか最近スタッフってのの存在意義を見出せてない人たちがいるみたいだけど、スタッフありきのプレイヤーってのを忘れないでほしい。31プレーヤーは頭おかしいやつ多くて大変だと思うけどいつもありがとう。あと少しよろしくね。

33スタッフのみんな
4年生のくせにめっちゃ居座ってごめん^_^
けど同期が部活終わってすぐ帰っちゃう中、みんなと話したりダラダラしたりするの楽しくて最高でした。これからもよろしくね^_^



次はラクロス部人生で色々ありすぎて大変そうなDFリーダー、小原くんです。壮絶な4年間を生き抜いてきた彼はラストブログで何を語るのか。