人生を舐めきってる弓掛くんから回ってきました。世界一楽観的で、「なるようになる」という言葉が彼以上に似合う人はこの世に存在しないと思います。全く就活をしていなかった彼が、1週間で大手内定を獲得してきた時にはとても驚きました。本当になんとかなってる。自分に無いものを沢山持っているので、本当に尊敬しています。
いきなりですが!!!!(某カードマン)
「自分はラクロス向いてない」
この事実に気づくのに、そう時間はかかりませんでした。部活動体験の時点で周りに比べてシュートが抜きん出て速く、尖りに尖ってイキりオラつきちからしていた僕には受け入れ難いことでした。同期の皆は覚えてると思うし、後輩のみんなは容易にその光景が想像できると思います。同期がメキメキ実力を伸ばしていくのに対して、秘技授業全ギリを発動し毎日のように夜遅くまで練習していたのにも関わらず、全然上手になりませんでした。近くの公園で首振りダッジの練習をしていて、地元の中学生にキモがられていたあの日々はとても懐かしいです。
そんな自分に絶望しかけていた入部3ヶ月頃、一筋の光が差し込みます。“FACE OFF”というポジションとの出会いです。グラウンドの中央で全員に注目され、相撲のように力と力がぶつかり合い、勝ち負けがはっきり別れる。初めて見た時に、自分はこれで最強になりたいと強く思ったのを覚えています。実際にやってみると本当に楽しくてFACE OFFの魅力にどんどん引き込まれ、狂ったように動画を見たり練習しました。格上に勝った時や先輩に褒められた時は、本当に嬉しかったです。地元の友人には、ちょこっとボールを触って逃げていく変なポジションだとバカにされますが、本当に4年間これを極めるためにやってきたし、最高なポジションだと胸を張って言えます!だからこそ、僕のラクロス人生を色付けてくれたFACE OFFでチームを日本一に導くプレーがしたい。
2年生の頃からリーグ戦に出場させていただきましたが、本当に不甲斐ないプレーばかりで先輩方には沢山迷惑をかけてしまいました。どの試合も自分がもっと活躍していたら勝てていたのではないかと今でも思い返します。悔しいけど圧倒的に実力が足りませんでした。
今年こそは後悔したくない。モチベーションが沈み多めのジェットコースターなラクロス人生だったからもっとやれたことは沢山あったと思うけど、やるからには絶対に勝ちたい。もっと地面を舐め回すようなグラボをしたい。血を流しながらでもポゼッションが取りたい。
2戦連続で勝ち進み、明日は第3戦があります。まだまだやれる、まだ実力の半分も出せてない、もっと自分らしい泥臭いプレーでチームを勝たせたい。チーム関係者の皆様、両親、同期、先輩、後輩へ自分のプレーで恩返しをする。
応援よろしくお願いします。
次は、肌が綺麗と褒めておけば機嫌が良くなる永来です。彼女もなかなか部活では大変そうにしていたので、面白い話が聞けると思います。お楽しみに。
#9 岡野 悠晟