こんにちは。
まっすーから回ってきました今回ラストブログを担当する4年の宮内です。
これまでのシーズンを振り返りながら、ラストシーズンにかける意気込みを簡単ではありますが書いていきたいと思います。
2016年7月14日。
今でも忘れられない試合がある。
自分の高校野球人生が終わった日。
全国高校野球選手権茨城大会で敗退した日。
こんなところで終わるチームじゃなかったのに。
あのチームなら絶対にもっと上に行けたはずだったのに。
あの場面で自分がヒットを打てていれば、違う球を要求していれば...。
怪我に苦しんだとはいえやりきれなかった、
肝心な所で個人としてもチームとしても結果を残せなかった、
などと多くの後悔を残し高校野球を終えた。
そんな後悔してるなら大学でやれよといわれそうだが、大学では野球から離れることになった。
野球から離れる理由は単純なことで、上のレベルでプレーする実力がないから。
高みを目指せないならやれない。悔しいけれど受け入れるしかなかった。
そんな時に出会ったのがラクロスだった。日本一を本気で目指せること、日本においては「再起のスポーツ」(メジャースポーツで挫折なくうまくいっている人間は大学でもそのスポーツを選ぶはずだという個人的な解釈です)であることにひかれ日本においてはマイナーなスポーツであるラクロスに挑戦することを決めた。
引退する時に「負けたけど、活躍できなかったけど、楽しかったから良かった」という振り返りは絶対にしたくない。
そのために「日本一という結果にこだわること」、
「チームを勝たせられる選手になること」。
この想いを入部時に誓った。
しかし、入部後の3年間を振り返ると入部時に誓ったこの想いを形にできていない。
結果が出たのはあすなろくらい。あとは悔しいことばかりが思い出される。
例えば2019シーズンのファイナル4進出を決めた立教戦。
そのシーズン自分はDMFとしてAチームの日本一に貢献したいという目標を掲げていた。しかしながら、Aチームに帯同することはできていたものの力不足でボックスメンバーにすら入れず少し複雑な気持ちで応援していた。
試合が終わりチームがファイナル4進出を決めると、みんなが記念撮影を始めた。
チームが勝って嬉しいはずなのに、プレーの面で何一つ貢献出来ていないことが悔しくて、下手くそな自分が嫌で、涙があふれそうになってしまい黙って一足先に帰ってしまった。
そして、その日の夕方に泣きながら壁あてをしたことが今でも忘れられない。
昨シーズン、ファイナル4で早稲田に負けた時はグラウンドにも応援席にも自分はいなくて、病室で敗退の悔しさと自分への不甲斐なさを味わった。
これ以外にも似たような感情を何度味わったかわからない。
ボックスメンバーの発表の際、自分の名前が書かれておらず肩を落としたことが何度もある。
ボックスには入れたものの、ほとんど出場することなく試合を終えたときの悔しさも一生忘れられない。
試合に出場したもののこれといった活躍をすることなく終わった時の悔しさも忘れられない。
そして、今シーズンも各々が日本一に向かって取り組んでいるチームのなかで、ここまで自分は何もできていないという焦りがある。
ラクロスとしっかり向き合ってきた自信はある。
毎朝6時からビフォアでシュー練して、チーム練習して、
壁当てして、ウエイトして、動画見て、
ミーティングする。
でもそれだけじゃ足りなかった。
怪我でラクロスができず、さらに追い込まれた立場になって、
「あの時もっとこうしていれば」
そう思うことが無限にあった。
努力した奴が全員上手くいくほど世の中は甘くないかもしれない。
むしろ上手くいく奴の方が少ないかもしれない。
それでも自分には努力を続ける理由がたくさんある。
小さい頃からずっと支えてくれる家族、
期待してくれる同期、
気にかけてくれるOBの方々、自分を慕ってくれる後輩達、
この一年お世話になり続けたユニバースや病院の方々、
応援に行きたいと言ってくれる友人達、
高校野球で結果を残すことができなかった過去の自分、
そして何より日本一という結果を残すと誓って入部を決めたあの頃の自分のため。
最後の一秒まで努力し「結果」を求め続けたい。
結果が全てのこの世界。
当たり前だけど勝つために、「日本一」になるためにやってるんだから負けたら何も残らない。
自分たちにとっては今年が最後。
「日本一」になれなかったら自分たちの四年間は本当にしょうもない。
自分たちがやってきたことには何も意味がない。
どれだけ強い想いがあっても、努力したと思っても、怪我をしなければと過去を悔いても、結果がでなければ意味がない。
過程を認めてくれるのは家族くらい。
そんなことないって思う人もたくさんいると思うけど、高校野球・大学ラクロスで肝心なところで結果を出し切れなかった俺はそう思う。
トーナメント方式の今大会。
1つの負けで「日本一」への挑戦は終わる。例年以上に1試合が、1プレーが重い。
そんな緊張感のある闘いのなかで入部時に誓った想い、これまでの悔しさ、後悔、焦り、喜びなどの積もりに積もったすべての「想い」を目に見える結果で示したい。
そのために信じよう。
自分のシュートと1on1を。
そして、
証明しよう。
自分のこれまでの取り組みを。
証明しよう。
日本一は俺たちだと。
求
#5 宮内孝太
次はしゅうです。みんながラストブログで何を書くかある程度想像できるけど、しゅうが何書くかは全然想像できません。
楽しみにしてる!