日頃よりお世話になっております。2020シーズンTRリーダーを務めさせていただきます。新四年依田琴音と申します。
まず初めに、中央大学ラクロス部を応援してくださっている関係者の皆様。この場をお借りして感謝申し上げます。これからも応援に値するチームでいられるよう精進して参りますので、変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
スタッフ全体の指針については、スタッフリーダー原田が語ってくれると思いますので、簡単ではありますが私が考えるTRの在り方を書かせて頂こうと思います。
TRが部に還元できるものは主にトレーニングによるフィジカル強化、テーピングやリハビリなどによる怪我へのアプローチです。
この中で、日々のトレーニングではプレイヤーと衝突することが多々あります。実際にラクロスをできるわけではない、他大には専門的な学部がある一方でその強みもない私たちがプレイヤーに対してきついことを強要していいのか、私たちがやっていることはプレイヤーに求められている事なのか、何度も葛藤してきました。
そして、衝突した時、悩んだ時にTRが忘れて欲しくないことは、プレイヤーへの尊敬の気持ちです。岡本が書いたように、プレイヤーのラクロスへかける時間や思いは計り知れません。その思いに見合う質のものを提供できているか、これが私たちが常に向き合うべき課題だと思っています。トレーニングであっても、テーピングであっても、プレイヤーの時間を使っています。その限られた時間の中で日本一のクオリティを提供する、その意識を持って行動していきたいと思っています。
私たちがこの部活にTR、スタッフとして所属している理由は「学生日本一を獲る」ためです。目標はおなじでもプレイヤーとは手段が違うため、これからも衝突やすれ違いはあると思いますが、学生日本一の使命を背負う部に恥じない組織でありたいと思っています。
今年の後輩たちは学ぶ意欲も強く、TRという組織としても必ず成長出来る、より多くのものを日本一のために還元できる年だと思っています。この代で必ず日本一になりたいという気持ちが日に日に増しています。
そして多くの方への感謝を忘れず、2020シーズンは必ずや学生日本一という使命を全うします。
今後とも応援よろしくお願い致します。
依田琴音

