チャオーーーーーー!!!!


地蔵の夜間救急珍道中後編を書く前に、
こっち先書いとこ。


も~~、ほんまに。


親の手助け要介入の宿題、
なんとかならんのか。

お?息子よ。

おのれの力でなんとかしてくれよ。



夏休みの宿題。
工作、絵画、読書感想文、習字にリコーダー。
芸術センス皆無の子供にとってはしんどすぎる。

ちゅんたんにとって
一つも得意なものが、ぬわい。


全部の課題に親の私が巻き込まれたのだけれど、


最後の最後まで残ったのが、


絵。

テーマ「好きな動物」の絵。


はあぁぁ。めんどくさっ。

自分でさっと描いてくれたらどんなに楽か。



いやいや、そんなもん手伝わずに子供にやらしたらよろしいやんってお思いの方。
私も前はそう思ってたわ。

親が手伝うから子供が甘えるんやと。


でも、本気で絵が苦手な人=夫&ちゅんたんからしたら、

「壊滅的に画力がない人間にとっては、
マジで、本気で、心の底から何をどう、どこから、どのように描いていいのかわからない」
らしい。



となると、

もう、

コイツの出番しかないやん。



私がやるしかないやーーーん!!!


ちゅ:「好きな動物・・・・・」(考)

ゴーストライター:「・・・鳥にしよう。」

ちゅ:「え。鳥?別に好きじゃないけど・・・」

ゴースト:「いいねん。
きれいな色の鳥描いたらいいやん。」

ちゅ:「熊とか好きだけど。」
ゴースト:「そんなん逆に難しい。茶色しかないもん。
色でごまかすには、
鳥や。

鳥でいこう。」





本人置き去り。
題材、勝手に決める親。

鳥決定。



しかし、こっからが長かった。
なかなか重い腰があがらない。


絵ぇってさぁ~~、
絵の具持ってこないとあかんやん。

水彩絵の具、家で広げるとかレベル高いねん。

絶対下二人が寄ってくるやん。。
すなわちどういうことになるか安易に想像できるやん。

テーブルに新聞広げたりせなあかんし、
水と絵の具でびっちゃっちゃなるし、

やらないといけないとはわかっていても、

どんどん、


どんどんどんどん・・・


先延ばし。


あのちゅんたんがいよいよ不安になって
「ねぇ、いつやるの?」って聞いてきたからな。


ようやく腰をあげたのが、
8月30日。


もう夏休み終わるよ。



ゴースト:「はぁぁ。


よし!!

準備せよ。」




どの鳥をどの構図でどのように書くかすべてゴーストが独断で決める。

もはや誰の宿題がわからない。


図鑑で鳥の写真を広げて
「はい、これ、描き。」と見せたところで
ちゅんたん完全にフリーズ。


そうか。


見て描けといわれても、
どこをどうしていいのか皆目わからないらしい。


よし。こうなったら、


うっす~~~~く、


下書きしたろ。


ゴースト:「この上をなぞって、下書きを少し濃くしよう。」

ちゅ:「わかった。」

カキカキ・・・(描)


ゴースト:「いや、そうやってゴリゴリ描くんじゃなくて、
薄い線をシャッシャッと重ねるようにして描いていくねん。

こうっ・・・貸して。」

しゃっしゃっしゃっ。(デッサン)


ちゅ:「わかった。」


ジャッジャッジャッ。(描)

ゴースト:「いや・・・
んん・・なんかちゃうな。
もっと薄く。」

ちゅ:「こう?」

ゴースト:「・・・なんかちゃうな。

そうじゃないねんけど、まぁもうええわ。」



ってあんたら、

下書きの時点ですでに



実力以外の何者かが加わっているのは明らか。(バレバレ)


鳥の羽のヒダがあるやん?
ふわっふわっとした毛束感。

あれを図鑑の通りに描いてほしいだけやのに、
毛束8束ぐらいなのに対して毛束30個ぐらいウヨウヨ描いたりするから
感覚どないなっとんねんって思う。
実にオモシロイ。


毛束8個で思わず時間がかかってしまったけれど、

下書きが出来たら今度は絵の具で色づけ。


だがしかぁぁし!!
やり始めたらどんどんこだわってしまう私。

ましてや自分の好きなこととなると、


つい、
つ、つい、


熱が入ってしまって、




どの色とどの色を混ぜてあの色を作れだとか、
筆の動かしただとか、

事細かに口を挟みまくる始末。




よって、



出来上がった作品を見て気づいた。






しまった。



あかん。






さむりすぎた。(佐村河内)

ど~~~考えても
ちゅんたんが描いたとは思えない完成度に仕上げてしまった!!!



これあれやん。
完全にバレるやつやん。




でもまぁ、先生も分かってくれるやろ。
実力以上の作品が夏休み明けに提出される事なんて今に始まったことじゃないやろうし、
何人も見てきてるだろうから察してくれるでしょう。



しかし

今日、学校から帰ってきたちゅんたんの報告がこうだった。



ちゅ:「あのね、

当たり前だと思うけど、

みんながあの絵見てね、



《上手~~!!》って褒めてたよ・・・(白目)」






ぐはぁっ・・・・!!





親が仕上げた絵、クラスメイト大絶賛!!!

気まずい・!気まずいぞ!!!
純粋な子供たちを裏切ってるような気がしてなんとも言えない気持ちだぞ!!!


私:「で、ちゅんたん、何て言ったの?」

ちゅ:「手伝ってもらったからだよ~って言った。」


その通り。


その通りやけれども、



なんていうの・・・・


なんか、

後ろめたすぎる。




来年の教訓:
実力以上のゴーストライターはするべからず。



肝に命じよう。








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8月一ヶ月間、
夏休み中の記事で人気だった記事5位までを誰にも頼まれてないけど
気が向いたので勝手に発表しま~す。


第一位はこれでした。
コメ欄が同じような境遇の母たちの傷の舐め合い場所と化しました。
みんな・・・お疲れさまぁぁ!!

第二位。
これのおかげで私は財布を買い換えました。ポシェットに。

第三位。
後半ほんまにきつかった。
育児って本来楽しいものであるべきじゃないんか・・・・!!

第四位。
すみません、まだ食洗機買ってません。

第五位
その後談リクエスト多数頂いております。



いつも読んでくださって&コメント・いいねありがとうございます♥
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ウーマンエキサイト

ブログとは違って真面目っぽいこと書いてまーす。
読んでみてね~♥
 
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すくパラ。
本日公開になってます。

短めの四コマです。
 よかったら読んでみてください~!

 
 
 


 
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昨年12/8に本が出版されました。
 

 
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