負の感情のパワー | 置かれた場所で咲くんやで!元JW2世の前向き備忘録

JWから抜け出す時ももちろんそうですが、
なにか大きい行動を起こす時、
負の感情が必要になるときがあると思います。

転職するとか。
離婚するとか。

私も、JWをやめる時は、ねたましさ、寂しさ、辛さ、怒り…
色んな負の感情がごっちゃになって渦巻いていました。
1年くらいで落ち着きましたが、それでもやっぱり、両親(主に母親)からあからさまに忌避された時には負の感情が一時的に渦巻くこともあります。

毎年結婚記念日に何かを贈るたび、手紙でお礼が帰ってくるのですが、
なんと旦那と子供あてのお手紙しか入っとらん!
まぁ、ええねんけどな。子供あてに証言の手紙書いてくるわけじゃないし。
ただ、ラミネートした聖句カードが何枚か入ってます。あ、タブレット全盛期にこの文化まだ廃れてへんのやな、と思うと、苦笑いと懐かしさが漏れますw
ていうか、到着した電話は私にかかってくるねんで。旦那のケータイ知ってるのにな。
そこはええんかい!といつも心の中で突っ込んでいますw

それでも結婚記念日のお祝いを贈り続けるのは、育ててくれた感謝もあり、多少のあてつけもあり…笑
でも、贈れるようになったのはここ4,5年のこと。
それまでは精神的距離を置くのに必死でした。

怒っていないと動けない時、あると思います。
それを関係ない他人に向けてクソリプしたり、弱者へ嫌がらせしたり、という方向に行くのはもちろんよろしくありませんが、
怒っている他の人のブログを読んで、自分の気持ちと同じ人がいるのだと安心して、
更に一歩進める時もあると思います。

なので、私個人としては是々非々に落ち着いてはいますが、
当時一緒に怒ってくれた人のこと、ありがたく感じています。
また、個人としてはすでに区切りをつけ、立派な一社会人として足場を築いているにもかかわらず、
JWから出てくる人達のために様々な情報を提供しつづけて下さっている方々も、本当に素晴らしいと思います。

私にはどちらもできませんが、
JWから出ても幸せに生きていけるんだよ、ということが伝わればいいなと、ささやかに願います。
JWの中から出てきた私を拾ってくれたんだから、
多少の理不尽は我慢しなきゃ、とか、
そういう拘りに囚われる必要はないんです。よ。

逃げは大切。時には溢れ出る否定的な感情に身を任せたっていいと思います。
むしろ、怒りに任せて、十分な精神的距離を取れるまで遠くへ。
周りの人のことはそれから考えればいいんです。

なんだかふわっとした記事になりましたが、これにて。