先月からイギリスでは、チャールズ国王の肖像が描かれた新紙幣の流通が始まっています。
国民に不人気なチャールズ国王のおかげで、イギリスのキャッシュレスは加速するだろうと大真面目に分析されたり。
そして我が国でも。
今日・7月3日から、千円、五千円、一万円の新紙幣が登場。
こちらの方、同じく人物の肖像が描かれていますが、不人気と言うよりは、
「誰やねん?」
それぞれの人物については名前をどこかで聞いて知っていても、単発で写真だけ見せられて「これは誰でしょう?」と言われても答えられる人はどれぐらいいるでしょうね?
かつては紙幣の肖像はヒゲのある人物が選ばれていましたが、その理由は「偽造しにくいから」だったそうです。
もはや関係ないのですね。
しかし、
福沢諭吉ならわかりますし、樋口一葉も顔はわかるでしょう。
でも今回の新紙幣....
功績はともかく、もっと国民に認知度ある顔にした方がよかった。
ちゅうか、
そもそも新紙幣なんて作らなくていい。
なぜ誰も望んでないものに狂奔するのか?
世の中がキャッシュレスに進んで行く中でわざわざ膨大な費用をかけて新紙幣にチェンジする必要がある?
偽造対策で最新の技術を導入...?
日本は世界で最もニセ札が少ない国ですけど。
結局は、
爺ちゃん婆ちゃんの「タンス預金」を吐き出させる為でしょ?
魂胆が透けて見えてる。
違和感あっても、すぐに慣れるんでしょうね、新紙幣って。
いまだに慣れないのは「二千円札」かな。
アレって源氏物語があしらわれてますよね確か?
大河ドラマに便乗して流通させりゃいいのに。
結局、二千円札が流通しないのは、どの自販機でも使えねー!からでしょ?
貨幣なのに利便性に???マークが付く。
これは国の責任です。
新札も舐めないでね。