読売テレビ内の番組制作会社である「Nextry」の幹部社員が、社内に保管中のレコードを売り飛ばして "おこづかい" にしていたとして懲戒処分を食らったようです。
読売テレビは番組を制作する複数の子会社を持っていますが、「Nextry」もその１つ。
オフィスは読売テレビ本社内にあります。
テレビ局のレコードライブラリーを移転する際に「もう古いし、使わへんのちゃうコレ？」というレコードがあったらしいのですが、それを処分したらしい.....
ただ、
不用品の売却処分には担当部署や上司の許可がいります。
今回、中古レコード店に売り飛ばしたレコードは約4,000枚。
上司は報告を受けていましたが、これを容認し、直接の担当者は詳細確認せずに必要書類にサイン。
まぁ、適当な理由を付けて報告して、上司も適当な返事をしたんでしょうね....
せしめたカネは約42万円ナリ。
「すいません、飲み食いに使いました」
こういう事する奴、
おるんですわ。
会社の備品を売って「おこづかい」にする奴。
絶対に内部にしか出回らないものを売る奴。
非売品グッズなんかはその代表。
売り飛ばした幹部社員とその上司、担当部署の責任者とレコード管理責任者、計４人が懲戒処分という事ですが、コレ、基本的に会社の備品ですから「横領」という犯罪では？
売却された中にはレコード会社か「貸与」扱いになっているプロモーション用のサンプル盤もあったそうで、これはそもそも第三者への譲渡や売却不可です。
（しかし中古市場ではサンプル盤はプレミアが付く）
読売テレビは全て買い戻すとしていますが....
読売テレビ、移転前の旧社屋では、エレベーターホールの壁に辞令が貼り出されていまして、あ、あの人、今度は広報に移動しはったんやなぁ、が などが外部からの来局者にもわかるようになっていまして、「懲戒免職」もそう。
あ、クビになってる？ って一目瞭然（笑）
数年前に完成した今の新社屋では残念ながら（？）そういう情報は外にはわかりません....
でも、誰がやらかしたのかはすぐわかる....