『インフィニティ・プール』 | 5番の日記~日々好日編~

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よってテーマは剛柔バラバラです。



ブランドン・クローネンバーグ監督の長編3作目。


『インフィニティ・プール』(カナダ,クロアチア,ハンガリー合作 / 2024年)

監督・脚本:ブランドン・クローネンバーグ

出演:アレクサンダー・スカルスガルド、ミア・ゴス、クレオパトラ・コールマン



嫁ハン連れて孤島のリゾート地にバカンスにやって来た作家のアレクサンダー・スカルスガルド。

嫁ハンは大富豪の娘。そのおかげで好き放題できてるクセに、俺は特権階級なんやで!と周りを見下して生きています。


「作家センセですね、私、あなたのファンなんです」というお姉さんと島で偶然知り合い、観光客は行っちゃいかん!と警告されているエリアに入ってしまった事からエラい災難に見舞われます....



この島では、何か罪をやらかしても自分のクローンを生成して、それを身代わりとして差し出す事によって免責される慣わしがありました。


大金を払って自分のクローンを作り、身代わりに自分そっくりの彼が処刑 されるのを見つめるアレクサンダー。



次第に精神が錯乱し、ミア・ゴス(このお姉さんが怖い...)との愛欲に溺れてゆくうちに狂気を纏うようになります。


この島では何やらかしてもOK、カネさえ払えば。




そんな超高速でクローン人間が作れるのか?とか突っ込んではいけません(笑)




「独特の映像美」と紹介されていますが、好き嫌いはハッキリ分かれると思います。

だって気持ち悪い....


父親(デビッド・クローネンバーグ)の作風とは似て非なるものですね。