ニルヴァーナの局部麻酔。 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

このブログは一応、"音楽ブログ" のつもりなんです。

が、ブログのジャンルをそちらにして登録して音楽ネタを書いてないと「音楽ネタを書きなさい」とAmebaから指導が来るらしいので(笑)自己満ブログとかそっちにしてます。


まぁ、自己満ブログと呼んでも大きくは外れてませんので。




その音楽ネタ、いくつかにカテゴリー分けしておりまして、合計記事数4,600超えました。

初期の頃は、「どや? これは知らんやろ?」みたいなのばかり得意げになって書いてたんですが(でも音楽ネタの記念すべき第1回はレディー・ガガです)、そんな無茶がいつまでも続くはずもなく、"誰でも知ってる名盤" も取りあげるようになりました。




今日は久々に、「どや? これは知らんやろ?」をやってみます。




キーフのデザインによる怪しげなこのジャケットは、ニルヴァーナの4枚目のアルバム、

『Local Anaesthetic』(邦題:局部麻酔 / 1971年)


このバンド、結成は1967年のサイケ全盛時代。


ニルヴァーナと聞いて「ぬ?」と思った方、そう、あのシアトルのニルヴァーナとは全然違うイギリスのプログレ・バンドです。



ヴァーディゴという知る人ぞ知る個性派の宝庫レーベルから発売されまして、それまではプログレでもサイケでもない、ストリングスが印象的なロックだったのが、この4枚目で方向転換、アナログ盤ではA面B面1曲ずつの大作主義になり、前衛的な音のコラージュが炸裂する、実に奇妙なトリップミュージックに。


この路線は賛否両論。

古くからのファンは一斉に離れました。

聴きようによってはかなりPOPなので「なんじゃこりゃ?」と思うのも無理はない。


"ジャケ買い"すると後悔します(笑)



私は好きですけど。




再発された時には、シアトルのニルヴァーナと間違えられないように帯のアーティスト名が「ニルヴァーナUK」になってましたね。