町中華の王。 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

いつの間にか誰かが言い出した「町中華」というのが世間でバズっていて、庶民的なそこらへんの中華料理店が意識高い系の方にも人気のようです。


少〜し前までは「ヌーベルシノワ」とか言って、ちょいオシャレな・ちょいお高い創作中華が人気だったのに、流行りというのはわからんモンで。



庶民的な店、今で言う「町中華」ってどこの町にも1軒はあって、地元の常連さんがやって来ます。

ものすごく美味しいというわけではなくて(失礼?)、でもハズレはない。


それでも、チャーハンが自分好みの味にピッタリな町中華に出会うと嬉しい。





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町中華の「酢豚」




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こちらはヌーベルシノワの「酢豚」

たいてい黒酢。そしてこんなに多くなくて2切れぐらいです。


かなりブームになって予約の取りにくい店も少なくなかったのに、今はあまり存在感ないですね。


飽きられたんでしょうか。

閉店しちゃったところもありますし。






私が住んでいた新大阪に昔、町中華が2軒、並んで営業されてまして、ホンマにお隣りさん同士。

(上の写真はその新大阪の店ではありません)


『M龍』と『味G空』

ケンカにならない?



姉妹店とかそんな資本関係も全くないのにこの両店、JRの東淀川駅前でも同じように仲良く2店舗隣同士で並んで営業されてました。



だから、

どちらかが満席だと隣りに行く(笑)


私は『M龍』の方が好みでしたのでもっぱらそちらでしたが、『味G空』派のお客さんももちろんいました。



残念ながら新大阪の方はかなり前に2店共に閉店、東淀川駅前もその何年か後に2店揃って閉店してしまいました。




町中華の定番と言えばコレ。

「天津飯」


中国の天津にこんな料理はなくて、日本発祥だというのは有名な話です。



その発祥も、浅草の中華料理店が早く食べられるものを、とメニューを考えたという説と、大阪の中華料理の店主が中国の丼にヒントを得て、という説があります。


どっちでもいいんですが、カニ玉=芙蓉蟹は中華料理にちゃんとあるのに、それをご飯にのっけてあんかけで食べるのは日本オリジナル。

天津だけでなく、中国全土でも類似品は見当たりません。




しかしこの天津飯、日本の東西でどうも微妙に違うみたいなんですね。

関西の天津飯は上の写真のようなヤツです。

あんの色が店によって違ったりグリーンピースが乗ってたりの差ぐらい。


それに対して関東の天津飯って?

ケチャップだって?



東京で中華料理店に入る事は何度かありましたが天津飯を注文しなかったのでわからんのですよ。