土砂災害特別警戒区域は買わない | 中国地方の大家の不動産賃貸業日誌

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太陽光発電の案件でよくあるのが木を伐採して設置するタイプ。

 

環境破壊しといてCO2削減とか、わけのわからないことを許可する制度なので、

 

制度設計段階で破綻していますよね。

 

私も太陽光発電設備は買いましたが、木を伐採して設置するタイプの案件はスルーしてきました。

 

あとは住宅街の中にあるタイプとか、

 

急な傾斜に設置しようとするタイプとか、

 

まあとにかく業者は売っておしまいなので、

 

そういう人間の業を感じるようなものは避けてきました。

 

 

 

そして広島市安佐南区八木を襲った平成26年8月の豪雨災害ですよ。

 

びっくりしましたよ。

 

豪雨であんな形で土砂崩れが起こるとは経験上知らなかったし、

 

八木のあの谷に、あんなリスクがあるとは思ってもいなかった。

 

八木と言えば安佐南区では人気があり、利便性が高く、見晴らしの良い、

 

それはそれは良いエリアですよ。

 

それが1日で一変しました。

 

 

 

それからというもの、

 

土砂災害特別警戒区域は、可能であれば人は住まない方が良いのではないかと思っています。

 

後付けで指定された箇所もあるので、既に区域内に住まわれている方には申し訳ないですが・・・

 

1階をコンクリートにするなどすれば再建築もできるわけですが、

 

これはもうポリシーの問題かもしれませんが、

 

特別警戒区域内の土地建物は買わないことにしています。

 

私の自宅は浸水想定エリア内だし、海沿いにいけば津波のリスクもあるし、

 

自然災害からは逃れられないかもしれませんが、

 

八木の災害を見て、現地に行って、

 

その時私は決心したのです。

 

 

 

買う買わないは別としても

 

あの教訓を忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

現在の八木といえば、砂防ダムが完成し、立派な橋と道路が完成しつつあるようです。

 

 

 

 

 

なかなか壮大な計画道路ですね。

 

イオンの辺りから八木までスーッと行けたら便利。

 

八木の需要は高まるかもしれませんが・・・