台風直撃
まさに日本列島がすっぽりと台風に覆われた今回の台風。
皆様はご無事でしょうか。
皆様のご無事をお祈りしております。
そして、ライフラインに関わる方々、
地域の安全、生活の安全を昼夜にわたり陰で支えてくださっている皆様へ
心から感謝いたします。
昨日は関西～関東の方を中心に
不安を抱えながら
自宅で過ごされていた方もいらっしゃったかと思います。
実際に警報アラートが携帯から鳴り響いていたり、
浸水や停電被害も出ていたり、
前回の千葉の長期に渡る停電の件もありますし、
また同じような状態の地域も出ているかもしれません。
そうなった時には、復旧までの期間、
本当に大変な日々となることも予想されます。
私の両親は今回氾濫危険水位に到達した多摩川の付近に住んでいますし
（幸いマンションなので浸水被害などはないかと思いますが）
主人の実家も神奈川です。
ですので、
今回の台風直撃による被害が
最小限であることを
心から祈っていた一人です。
今回の状況で感じたことの一つに、
「備え」のこと。
沖縄にいると、
毎年数回直撃ということを経験します。
なので、当たり前のように
「台風」の発生の一報が入った時に、
まず規模や進路を確認し、
必要だと思われる備えを始めます。
備えというのは、
物理的なものだけではなく、
メンタル的なものも含まれます。
こういう事態が起きたら、
どうなるだろう。
というシナリオをいくつか描いておくんです。
本当は描きたくないとは思いつつも、
最悪のシナリオも描いておくんです。
そして、それに向けて備えをします。
そうした備えのためにあれこれ動いていると、
不思議と覚悟も決まって来るんです。
覚悟が決まると、少なくとも「不安」はなくなる気がしています。
なので、沖縄の方で台風に対して
「不安」を抱える方は少ない気がしています。
「うわぁーーーーーやだな
」
「またあの状況になるかもしれないのか」
というような気持ちは当然湧いていると思いますが、
停電したらこうしよう
断水したこうしよう
浸水したらこうしよう
都市が機能しなくなったらこうしよう
という覚悟はどこかで決めている。
そんな気がします。
そんな中でも想定外のことが起きて
「ウォーーーーーーー
」
ってなることはありますけどね。
でも、どこか覚悟は決まっている感覚があるので
「どうにかしよう！」
というような心持ちになっているような気がします。
これって、台風に限らずだと思います。
人生において
「不安」におびえて何もしないのではなく、
自分が描けるだけのシナリオを描きまくる。
最悪のシナリオも時としてすごく役に立つんです。
なぜならそのシナリオが描けたら、
そのシナリオに向けて備えること
そしてそうならないように今を行動することができるから。
最高のシナリオも描くことで、
基本的にはその最高のシナリオに向けて、
そのために必要なことをしていく。
人生をワクワクと生きる。
それが問題なくできていればOKだと思います。
ただ、もし何か不安に取りつかれて、
その道を歩んでいく歩みが止まりそうになってしまったのであれば、
一度その最悪のシナリオに向き合ってみるのも良いと思います。
そしてそうならないための行動をしていく。
その行動をしていくことで、
不安から解放されてきたら、
またちゃんとワクワクした未来が見えてくる。
ワクワクした私の人生
このビジョンにいつでも帰ってくるために、
最悪のシナリオにも向き合ってみる。
不安に自分の心が捕らわれて、
スペースがなくなってしまっていたら、
まずそうやって自分の心にスペースを創れるとすごくいいと思います。
自分の心に少しスペースを創る
以前
【地球となかよし】美しいサンゴ礁のために台風が一役かっている？！
でお伝えしたのですが、
水温上昇に対して、一役かっているのが台風さん。
自分の心に少しスペースが生まれると、
実はこの台風、
「美しい地球のために台風が一役かっている？！」
地球の環境のために一役かっているのかもしれない。
そんな風に捉えてみることもできるのかなって。
地球の環境のための浄化のプロセス。
自然ってそのくらすごい存在だったりするから、
私たち人間にとっては
「迷惑千万」
って思うことも、実は地球においては、
とても意味のあることだったりするかもしれない。
自分自身に危害を及ぼすもの
コントロール不能なもの
得たいのしれないもの
に対しては「嫌」な感覚が先立つと思います。
ただ、そんなものに対しても
もし自分の心に十分なスペースがあれば、
そんな風に視野を広げることで、
何かを「悪」と決めつけて、
そこへの嫌悪や被害者意識から生まれる、
すごーーーく嫌な気持ちになってしまうことからは解放されるような気がします。
この先、こうした出来事や自然災害の脅威は無くならないと思います。
だからこそ
備えあれ
そして
「美しい地球のために台風が一役かっている？！」
そう思える心のスペースを大切にしていきたいと思いました。