腹痛が続くと思ったら、想定日から5〜6日早く生理が来てしまった朝。
生理前日、1日目、2日目はお腹の調子がよろしくないチュリ。
頻尿に拍車はかかるし、お腹を下すことも多々ありなので、
今日は長く歩くのは無理宣言。
夫からは「君の機嫌が悪いから、絶対生理が来るなと思ってたよ」と一言。笑
さすが20年間一緒にいるだけあって、ウッドはよく分かってます。笑
甘くて味が濃いフルーツと美味しそうなスイーツを朝ごはんにいただいて、
この日は、セッラ山群、アルペ ディ シウジ、ガルデナ谷に囲まれている美しい峰、
「サッソルンゴ」周辺を歩きに行きました。
宿から徒歩5分の場所にあるCol Rodellaへのケーブルカー乗り場へ向かいます。
ケーブルカー乗り場はかなりの賑わいで、人気の高いハイキングルートなのが伺えます。
パラグライダー組も何名もいました。
141番のケーブルカーに乗りこみます。
ケーブルカーを降りると、どーんとこのビュー♡
目の前に現れたサッソルンゴはかなりの迫力で、しばし立ち尽くしてしまいました。
そしてすぐ横にある152番リフトに乗ってセッラ峠に向かいます。
もちろん歩いて降りることも可能ですが、
歩いている時とはまた違った視点から山を楽しめるので、リフトには乗りたい派。
美の迫力が満点で、もうこの時点で腹痛のことはしばし忘れました。
リフトを降りて、15分程度歩くとセッラ峠に到着します。
ここから眺めるサッソルンゴは、どーんと聳え立つ感がありますね。
牛の群れがやってきたので、皆さんしばし立ち止まって牛鑑賞。
昭和時代の公衆電話ボックスのようなものが、サッソルンゴに登る56番のゴンドラです。
こちらももちろんパノラマカードが有効です♡
立ち乗りのゴンドラは、二人乗りと書いてあるのに三人で乗らせてくれました。
かなり狭いし、窓も少ししか開かないので、閉所恐怖症の人には息苦しいかも。
途中大きく揺れ、何度か停止したので息子は怖がっていました。
ここには、ヴィア・フェラータ(Via Ferrata)で岩場を登っている人たちがいました。
ヴィア・フェラータというのは、岩場にハシゴが設置されていて、
自分でカラビナスリングを付け替えながらセルフビレイして行く場所のこと。
いつか体力をつけてヴィア・フェラータに挑戦するのがチュリの夢です。
ハイキングの際、水すらもウッドに運ばせているわたしが言うのも何ですが笑、
今回ヴィア・フェラータを直に見て、絶対にやってやる!と闘争心がでてきました。
頂上に到着すると、ロッククライミングをしている方たちをちらほら見かけます。
ハイキング組は、この急な岩場の下り道を入りていくという過酷なコースです。
雪もチラホラと残っています。
結構な厚み。柔らかい場所は、足がズボッと沈みました。
こちらで暫しお菓子休憩。
息子に雪遊びをさせ、早々に下山しました。
そして、今度はサッソルンゴを眺めながら、周辺を軽く歩きます。
この辺りはマーモットを見かけることができるスポットらしく、
誰がいちばん初めに発見できるか家族で競争することにしました。
マウンテンバイカーたちとすれ違いながら道を登っていきます。
(もちろん多くの人が電動タイプのマウンテンバイク。これ今度挑戦したい。)
ゆるやかな坂道をのんびりと歩き、美しい景観を楽しみました。
そして再び来た道を引き返し、サレイ小屋(Rifugio Salei)でランチ。
ここは四つ星の素敵なホテルなので、レストランもお手洗いもとても綺麗です。
セッラ山群を眺めながら、まずはビールで乾杯♡
ここからはお腹が痛くなっても、お手洗いへのアクセスは確保されているし、
ホテルもそう遠くないので、調子に乗ります。
この地方の名物料理「ポレンタ」をようやくいただけました。
トリュフ&クリームのフレーバーにしたのですが、
うん、これは冬にいただく料理ですね。
ポレンタ、とても美味しいけれど、この4分の1くらいで十分です(飽きました笑)。
下山する直前、再び調子に乗ってアイスキャンディを購入。
食べながら、サッソルンゴとお別れをしました。
そしてお部屋に戻ったら、もうここはわたしのセーフスペース♡
ボーイズがプールで遊んでいる間、お庭でワインタイムを楽しみました。
今回オルティセイでのベースに選んだのは「Gran Tubla」というアパートメント宿。
スタイリッシュでお庭からの眺めは最高なのですが、
エアコンがないこと、そしてこのお部屋、庭とパブリックスペースが共有で、
プライバシーが全く確保されておらず、それがかなりマイナスポイントでした。
これで1泊約10万円。アパートメントなので朝食も何もついていないお値段です。
ハイシーズンで全般的にお高くなっているとはいえ、大満足とはいえないお宿でした...