愛の街「ヴェローナ」♡♡♡ | À mon avis...

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TRAVEL. STYLE. LIFE.

2日間ハイキングを楽しんだあとは、

ロミオとジュリエットの舞台となった愛の街・ヴェローナまで南下しました。

 

 

目的は、15年以上ぶりに訪れるヴェローナの夏の風物詩・野外オペラ。

ローマ時代の円形闘技場「アレーナ・ディ・ヴェローナ」で開催される、

オペラファンにとっての聖域なのです。

 

前回は「アイーダ」を観賞し、次回は絶対に「トゥーランドット」と思い続けていたのですが、

今年は8月に「トゥーランドット」の演目はなく涙、ビゼーの「カルメン」となりました。

せっかく今年はプッチーに没後100周年ということで、

プッチーニの演目を多々含むプログラムだったのに残念...

でも、これはまたリベンジしろということですね🎵

 

 

 

 

 

駆け足でしたが、素敵な街並みも家族で堪能しました。

 

「ジュリエットの家」は門の外からジュリエットを一望しただけ。笑い

右胸に触れると恋愛成就するという噂があるようです。

 

 

 

 

「ランベルティの塔」はヴェローナの最も高い建物。

上まで登るとヴェローナの景観を楽しめるようです。

 

 

 

 

 

旧市街中心地のエルベ広場。

色々なお店のマーケットが開かれていて多くの人で賑わっています。

 

パラッツォマフェイの前ではブレイクダンスのショウ。

すごい技を披露していて震えました。

 

 

 

 

 

マフェイ館のこのディテール!

目を♡にしながらじっと建物を見つめておりました。

 

 

 

 

シニョーリ広場には、哲学家・詩人のダンテ・アリギエーリの像。

後ろの建物の像と合わせて三賢者!って感じですよね。

 

 

 

 

 

ディテールがいちいち素晴らしい。

わたし円柱が大好きなので、イタリアは歩いているだけで目と心の保養になります (´◡͐`)

 

 

 

 

 

オペラは21時開演なので、20時半までにはアレーナに着いておきたい。

19時にレストランに滑り込み、まずはドゥレッロで乾杯。

ヴェネト州のスプマンテはそう呼ぶのだそうです。

 

 

 

 

 

そしてヴェネト州の伝統パスタ「アンチョビソースのビーゴリパスタ」。

 

極太麺のビーゴリは、もちもちで食べ応えがあり、トスカーナ州のピチみたい。

アンチョビの濃厚なソースがこれまたパスタに抜群に合っていて、お気に入りになりました。

 

 

 

 

 

そしてこちらもヴェネト州の伝統料理らしい、ニョッキとヴェニソンのソース。

あとはがちょうの前菜とか、うさぎとか、ジビエ的なものがポピュラーなんでしょうかね。

 

赤ワインが欲しくなる濃厚なお味でした。

 

 

 

 

 

息子はあさりとムール貝のタリオリーニ。

 

それとインサラータミスタを注文したらもうお腹がいっぱい。

プリモは小ぶりなサイズなので、オペラ前はこのくらいがちょうど良い。

 

こちらのレストラン(La Taverna di Via Stella)は、店員さんがとてもウェルカミングで、

レストランというのはこうあるべきだよねという素晴らしい接客でした。

 

 

 

 

 

そしていそいそとアレーナに向かうと、ものすごい人だかり。

久々のオペラ、しかも野外オペラにチュリの心はドキワクです♡

 

 

 

 

 

カジュアルな服装の方が多い中、

きちんとブラックタイで来ていらっしゃったこちらの紳士、とても素敵でした。

 

わたしなんてノースリーブのブラウス(&キャミ)だったのに、暑くて汗だく。

こんなに蒸し暑い夜なのに、どうやってジャケットを着用できていたのか...

頭が下がりました。

 

 

我々は第一幕しか観賞しない予定だったので(息子は12時までは無理と判断)、

あらかじめ安価な席を購入していたのですが(1人50 euro程度)、

はやり前の方の良いお席の方たちは、きちんと正装されていた方が多かったです。

 

 

 

 

 

野球観戦のとき同様、ビールや扇子、パンフレット等を売りに来てくれるので、

こっちにビールひとつ〜、的なとてもカジュアルな雰囲気🎵

 

 

 

 

 

ただ野外オペラなので音源がいまいちなのが玉に瑕。

この日はカルメン以外は声がほとんど聞こえず、非常に残念。

特にテノールのドン・ホセ役は、調子が悪かったのでしょうか...というコンディションでした。

 

 

第一幕だけでしたが、久々にヨーロッパの野外オペラに行けたし、

息子にも経験させることができて、ヴェローナまで足を延ばした甲斐がありました (´◡͐`)