「奥多摩・鳩ノ巣渓谷と白丸湖畔散策 前編」はこちら☞https://ameblo.jp/chu008/entry-12548694531.html
9月の下旬に訪れました奥多摩・鳩ノ巣渓谷と白丸湖周辺の旅…筆が遅いのは相変わらずとして、“ぢゃ、紅葉のシーズンに特番としてぶっつけよう”なんて思ってたのに、紅葉のSeasonも逃しちゃいました(-.-) 今回、都心の日比谷公園の紅葉を速報版としてUpしたのが11月30日の様子でしたが、奥多摩は標高が高い分、都心部よりも紅葉の見ごろは早くて11月半ば過ぎあたり…の前編をあと2週間、早くUpしていればバッチリだったのですが(>_<) ってんで、後編は開き直ってたら、12月も後半になろうとしています
さて、「前編」では鳩ノ巣渓谷から、白丸ダムに造られました魚道(下流域に生息するお魚さんを、ダムサイトの高低差を乗り越えて遡上させるための設備)あたりまでを御紹介しましたね(^^)/ 今度は、白丸ダムの上流域、同ダムの完成により堰き止められたことにより出現した人造湖である白丸湖畔を御一緒に散歩して参りましよぅ(^^)v 前編の終盤でも御紹介しましたが、優しいモスグリーンの湖面を湛えるこの白丸湖はウォータースポーツの拠点にもなっているようです。しかしここは山の中です 海のスポーツであるマリンスポーツほど種類があるわけではなく、シーカヤックならぬ“レイクカヤック”がその主流。本格的なものから体験コースなどを備えた各種、プログラムがあるようです(^^)/☞https://activityjapan.com/publish/plan/19248
chuが行うマリンスポーツと言えば、ボディボとシュノーケリング クルージングやヨットなどセレブ系なものとは無縁ですカヤックも…あれカヤックって、沖縄とかならば聞くけど関東近郊の海ではあまり聞かないですよね、それに海でするカヤックにわざわざ“シーカヤック”とseaを冠するくらいですから、元々は湖で行うものでしたっけそこらへん、疎いchuでした てなわけで、カヤックを楽しまれている皆さまの姿を拝見しながら湖畔を散策します。JR青梅線の鳩ノ巣駅から白丸駅に向かって散策路を歩いているのですが、前編で御紹介しました鳩ノ巣渓谷の吊り橋から途中まではアップダウンがある上、悪路続きですので結構なアルバイトを強いられますが(☜登山用語 昔、山やのchuでした(^^)/) 白丸ダムから先は比較的フラットな道が続き気持ちよく歩くことが出来ます。と言って、ハイヒールとかぢゃ、ダメですよ
こちらの方はボードの上に立って、漕いでます。遠目でしたが雰囲気が、名作「ビーチボーイズ」の舞台となりました民宿「ダイヤモンドヘッド」のオーナー、マイク真木さんのよう
「ビーチボーイズ」☞https://matome.naver.jp/odai/2134231470028427901
リンクさせて頂きました。ありがとうございます(^^)/余談ですが、こちらの舞台はchuのマリンスポーツのホームグラウンドであります千葉県館山市です(^^)v
モスグリーンの湖面に吸い込まれそう(^^)/
途中に艇庫があります。近くを国道が通っているとは言え、湖面までその都度、持ち運びするのは大変ですからね(^^)/ けど雨が降ったら濡れちゃいますね(-.-) シーズン中とはいえ、ずっとこのような保管だとボードも痛むことでしょう(-.-)
散策路を挟んで湖面に向かう道はこんな小路です
湖面サイドまで立ち寄らせて頂きました(^^)/
お、こちらは立ち漕ぎ集団 なんかコーチのような方が説明してましたから、スクールですね、これは。
そして鳩ノ巣渓谷の吊り橋から歩いてきました散策路もいよいよ終点。前方に見える橋は数馬峡橋。
こちらが数馬峡橋です。ここを渡ると白丸駅も近いです 今回、chuが歩きましたのは、「大多摩ウォーキング・トレイル ~多摩川の渓谷美を味わう~」の中のショートカットしたコース 全長6kmのところを、その半分を歩いただけでした 全コースはこちら☞http://jac.or.jp/oyako/f17/a13TKY040s.html
(リンクさせて頂きましたものには白丸湖畔の右岸は通行止め、とありましたが2019年9月の時点では通行可能でした(^^)/)
数馬峡橋の真ん中あたりから白丸湖方面を遠望します。“もしここが紅葉の季節だったら、さぞかし綺麗だろうに…”と (※画面から見える全ての樹木が紅葉するわけではありません。あしからず)すべては遅筆のワタクシが悪うございました(>_<) この奥多摩界隈の紅葉では、この鳩ノ巣渓谷やちょっと手前の御岳渓谷が知られていますが、実はもっと美しいのは武蔵五日市から都民の森や奥多摩周遊道路へと続く十里木を中心とした秋川渓谷ではとchuは思います(^^)/
いずれにせよ晩秋以降は、この辺りも寒いだけですので、オンSeasonは春先から始まり新緑の季節や真夏がいいのかもですね chu宅から奥多摩は遠いので滅多に来る機会はないのかも知れませんが。
国道を通ります。この辺りはの交通量が多いのに歩道がないからちと危ないですね。注意して歩きましょう
そして途中の道標に注意しないと、白丸駅を通り過ぎちゃうかもですほら、こんな小さなものが道標ですからね
駅に向かうには、短いのですが崖のような急な坂を上ります。が、崖の道の取りつき前の付近はでのアクセスは容易ですし御覧のように民家も点在していますので、決して「秘境駅」ではありません。
へばりつくように坂道を登ります 駅まで行って分かったのですが、少し遠回りをすればも通れる普通の傾斜の坂道、ありました
そして見えてきました白丸駅のホームです(^^)v
駅の改札前にありました付近の観光案内図です。ここは奥多摩周辺の山に登る方の登山基点でもあります。
改札横の踏切脇にありました郵便ポスト。ちゃんと一日一回の集配はあるようですアタリマエカ トウキョウトデスカラ
そして、先ほどお話しましたも通れる適度な傾斜の坂道から線路わきに咲くコスモス…キバナコスモスですねここを、正面から電車がくるところを撮影出来たら、いい作品になると思われます。もしchuがで来ていたら、電車が来るまで粘るのですが “あれそー言えばは” へへへっワタクシのはお隣の鳩ノ巣駅近くのに停めてありますのでここからたったひと駅だけですが、ローカル線の旅としゃれこむのでした
踏切から、JR青梅線の終点、奥多摩駅方向を眺めます。こちらのホームは片側式1面1線構造ですので列車交換は出来ません。
では早速、切符を買いましょう(^^)/ ここも、鳩ノ巣駅同様の無人駅。ですので真ん中下にあります赤い発券機で「乗車駅証明書」をゲットします
それがこちら(^^)v えーと日付はと…今年の9月28日の出来事でした
ちなみにchuの地元の松戸駅までは…と。お隣の鳩ノ巣駅からと同じ片道1420円。ですのでめちゃくちゃ遠いってわけぢゃあないのです。例えばchuが頻繁に行きます南房総の拠点、館山駅(先述の、「ビーチボーイズ」の舞台となりました(^^)v)には電車で行ったとしたら新京成電鉄とJR総武線・内房線と乗り継いで2130円もかかりますので、実は千葉県の松戸駅から同じ千葉県の館山駅に行く方が、東京の最深部とも言える奥多摩駅に行くよりも遠い(運賃が高いと言うことは移動距離が長いことを意味します)、もとい、館山より奥多摩の方が近いという驚愕な事実があります が、気分的には館山の方が全然近いし馴染みもありますからねそれに館山まで、で行くことって…ないし
そして、もう一度見て下さい、この「乗車駅証明書」を… “車内又は着駅で運賃をお支払い下さい”だって
そしてこの後、感動のドラマが
その前に…白丸駅を探索の巻
ちょいと瀟洒なドーム型の待合室。
そしてびっくりΣ(゚Д゚)くりくり、なんと民家の庭先とホームがそのままつながっていて、線路の下の国道から崖のような道を登ってくると、こちらの民家の庭先を通りホームに着くのでした。実はchu、崖の道を登って来たのでこの民家の玄関先を通ってホームに出ちゃったのです そして右脇には登山カードを提出する箱までついてます
こちらのお宅もホームと直接つながってるので、例の早朝の直通・東京行(白丸駅は6時8分発)に乗れば東京駅着は8時8分ですから千代田区や、もっと手前の新宿あたりは十分な通勤圏内ですねなにせ、駅徒歩零分とはこのことだぁ
おっとぉ、このお洒落なウッディルームは何もしやおトイレ
そして中を見てさらに( ゚Д゚) なんとウオシュレットまで付いてます。そして勿論、紙も
まるで三越伊勢丹などに見られる一流百貨店のように、とっても綺麗です “お弁当も食べられるトイレ”ってのは、まさにこの水準ぢゃなきゃですね(きちんと定期的な清掃がなされていることと、使用する方が少ないから、この清潔さが維持されているのですね(^^)v)
そしてやって来ました電車。乗りまぁ~す ごくごく普通の中央線快速電車の車両(^^)/ 残念ながら、トイレが併設された車両はありません
土曜日の昼過ぎでしたけど車内はガラガラ で、chuが乗るのはお隣の鳩ノ巣駅までの3分間。この青梅線は、青梅より先、さらに御岳駅より先はぐっとローカル色が強くなるのですが、日中、平日だと1時間に1本、土曜休日だと1時間に2本ですから30分間隔で運行されていますそしてローカル線なのにローカル線らしからぬところは市街地の電車並みに駅との間隔が狭いところ。多分、駅間距離にすると2㎞あるかないかの間隔で駅が続きます。これ、ローカル線秘境駅の旅で有名なJR東海の飯田線と同じですね(^^)/ 飯田線は、到達困難度がどでかい秘境駅を数多く持つ紛れもなき超ローカル線ですが、この電車も駅間距離が短いことで知られています。で、chuの乗車時間は3分間でしたので車内で切符を買うことが出来ません
そして、着いちゃいました。お隣の鳩ノ巣駅へ…。鳩ノ巣駅は相対式・2面2線のホームですので跨線橋を渡り改札口へと向かいます。が…ここは無人駅でしたっけ chuが乗車した白丸駅は無人駅、乗車駅証明書を発券機で発券し、しかし乗車時間は3分でしたので車掌さんのところで切符購入は出来ず、そして下車駅の鳩ノ巣駅も無人駅のため運賃の精算が出来ません NEXT 感動のドラマが(引っ張ります)
鳩ノ巣駅のホームに立てかけられていました幟です(^^)/ 「東京アドベンチャーライン」なる別称がつけられていましたJR青梅線。青梅までは日々、東京駅からの直通快速が走るので東京郊外という感じですが、青梅より先の御岳や、今回の鳩ノ巣、そして奥多摩駅周辺は都心から最も近い秘境なのかも知れません。お陰様で1周年とあります。ちょいと調べてみたら☞https://www.jreast.co.jp/hachioji/ome_adventure-line/
なるほど、JR東日本八王子支社が考案したキャンペーンのようで、青梅線の青梅~奥多摩間のネーミング(^^)/
~新宿から奥多摩駅まで快速で90分、首都圏でありながら、気軽に自然の中で、アウトドア・アクティビティを楽しむことができ、どなたでも冒険に踏み出せるエリアです~
☝がそのコンセプト、“アドベンチャーライン”、悪くないですねぇ ちなみに急に思い出してアレですが、以前、chuがリポートしました“都心から最も近い「廃村」は横須賀にあった!”の渾身レポートをRe:blogさせて頂きましょう(^^)/ま、blog宣の一環と言うことで☞https://ameblo.jp/chu008/entry-12170880960.html
駅員さんがいないため、乗車証明を手動で発券し、下車駅で精算するシステムです。しかし“あれこれって、下車駅も無人駅だとタダ乗り出来ちゃうんぢゃ”(もっと地方の、編成が短い列車であれば運転士さんか車掌さんが精算するスタイルだったと思いますが、青梅線は中央快速線と同じ車両を使用し、編成も少し短いくらいですのでそれは困難です)。
は「前編」で綴ったもの。無人駅の鳩ノ巣駅では運賃の精算が出来ません(>_<) chuが懸念していた通りのことに…ふたたび鳩ノ巣駅前に出てしまいました。即ちchuは無賃乗車の大罪を犯してしまったのです死んだら天国に行けません
“善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや”は、親鸞聖人の教えを後世に残すために弟子の唯円が記した「歎異抄」の一節。これは“善人でさえ救われるのだから、悪人はなおさら救われるのです”ということを教えているのですが、ここで言う「悪人」とは実は犯罪者のことではありません。ワタクシは敬虔な真宗大谷派の門徒ですので、この時、何故かふとこの一節が頭を過ったのですが、この章の真意を知っていますので自らが犯した行為(無賃乗車)を見過ごすことは出来ないのす(-.-)
御参考「悪人正機説」☞https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E4%BA%BA%E6%AD%A3%E6%A9%9F
そしてchuがとった行動は、すぐさま駐車場に行き…が、ちゃんとシャッターチャンスは逃さず
を一路、青梅線の終点、奥多摩駅へと走らせます
その昔は奥多摩の名だたる山の峰々を踏破しているchuですが最近はさっぱり 奥多摩湖畔や、その先の山梨県小菅村や丹波山村などは近年でも訪れる機会はありましたが移動手段はもちろん ですので奥多摩駅前を訪れることはありませんでした。ですが、この駅前風景、バス乗り場は(奥多摩駅は登山前や登山後に西東京バスで降り立つ起点や終点)見覚えあります。山を登り始めた、ん十年前から、ここの景色は全く変わっていないのでしょう、ホントに久しぶりに訪れ変わらぬ風景に触れ大感動いたしました
そしてchuがとりました行動のエピローグがこちら 無人駅の白丸駅で乗車し、同じく無人駅の鳩ノ巣駅で下車しましたchuが本当の意味での「悪人」にならなかった瞬間でした(^^)v 記念に、白丸駅で発券しました乗車駅証明書をいただきました chuはこの日はこれから千葉県に戻るのですが、鳩ノ巣駅からでわざわざ反対方向の奥多摩駅まで行き、未納の運賃を精算するという行為、でしょ 以上、大感動のドラマでした
ちなみに、
①白丸、鳩ノ巣駅とも簡易型の自動改札機(扉がないものです)は設置されていましたので、SuicaやPASUMOは使えます この日はオフでしたので、たまたまワタクシは定期券を持ち合わせていなかったので、かような面倒正義の行動をとったのでした(blogを使って全世界にワタクシの人間性を発信しちゃいました)
②chuの帰宅方面にある有人駅は青梅や御岳駅など、この先には幾つもあります。しかるに何故、反対方向の奥多摩駅まで行って精算したのかと言いますと…久しぶりなので、単に行ってみたかっただけのことでした
松戸へ戻る途中、ちょいと寄り道は懐かしの「プリンスの丘」公園。ここは実は隠れた夜景の名所でもあるのです(^^)/☞https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%B8%98%E5%85%AC%E5%9C%92
夜景に関しましては“プリンスの丘 夜景”で検索すればたくさんの作品がヒットしますよ(^^)/
そして、またまた懐かしの「和風場」☞https://toriten.tokyo/menu/
焼鳥大好き人間のchu、フツー、“焼き鳥と言ったら塩でしょう”(林先生、ありがとうございますいつも、「ことば検定」で勉強させて頂いております(^^)/)
そして、こちらで注文する焼き鳥も塩が殆どなのですが、唯一の例外が、「シロもつ」のタレ
この日はでしたのでお持ち帰り(^^)/ 久しぶりの美味に堪能
そこそこの人気店ですので、御予約をしてからのお越しをお勧めします(^^)v