茨城県潮来市の「水郷潮来あやめ園」を会場とした「水郷潮来あやめ祭り」

前編☞https://ameblo.jp/chu008/entry-12478166014.html

後編☞https://ameblo.jp/chu008/entry-12480066338.html

 

を見終え、次に訪れましたのが「加藤洲十二橋めぐり」。こちらは千葉県と茨城県の県境である常陸利根川を渡った千葉県側の香取市にある水郷地区。水郷は、読んで字の如く、“水の郷”でありまして、その雰囲気が、日常の生活の中にそのまま残ります。この地が誕生したのは江戸時代のこと。利根川は、当時、水運が盛んで特に北日本と江戸を結ぶ大動脈となっていたのですが 利根川下流部には土砂が堆積し三角洲が出来た個所があり、そのためここは新田開拓され加藤洲となり整地されました。そして四方を水路に囲まれたこの地で生活している人のために、隣戸との行き来のために橋が設けられたのですが、その橋が十二あるところから「十二橋」の名が付けらたのです。また、十二橋には一つ一つに名前が付けられており、ちょっと見え難いかもですが、こちらは「いざよい橋」です(^^)/

この「加藤洲十二橋」、このあたりです👇

この新左衛門川という名前の水路をさっぱ舟に乗って巡るのが十二橋巡り。さっぱ舟の乗り場は千葉県、茨城県側両方にありまして、この日chuが見たのは茨城県側の常陸利根川に設けられた乗船所を出発したもの。なお、同乗船所発の十二橋巡りについては「水郷潮来あやめ園」脇を通る「前田十二橋巡りコース」もあります(紛らわしいですね(^^ゞ)ので御注意ください。

潮来市発の「加藤洲十二橋巡り」☞http://www.itako-yuuransen.com/12kyoumeguri.html

 

こちらは、常陸利根川の千葉県側から見た潮来市の中心部。乗船場は正面やや左の水門脇にあります。

十二橋は、常陸利根川のこの場所から、香取市でも開催されているあやめ祭り会場・「水郷佐原あやめパーク」の東側から広がる与田浦に注ぐ水路(新左衛門川)の上にかかる12の橋のことを言います。その加藤洲の入り口がこちら。

常陸利根川から新左衛門川に入る水路には水門が二つあります。

常陸利根川を横断したさっぱ舟はこんな感じで水路に入ってきます。

そして水路に入ると、この日は門が閉じられました。操作しているのは船頭さんですニコニコ

このように、常陸利根川側の水門は完全に閉じられました。

“十二橋方面”の案内が笑えちゃいますねウインク(迷いようがありませんから爆  笑) あびっくりでも数分間ではありますが、両方の水門が閉じられている時間帯もあるので、そして周囲が見渡せる地上部にいるわけではないので、操船をしていて、方向感覚を失ってしまうことも考えられますので、こうした案内があるのでしょう、なるほどです真顔

そして、このすぐ左側にも、もう一つの水門があります。恐らく水位を調整するためなのでしょう、この日は常陸利根川の水門と与田浦に注ぐ新左衛門川の水門、両方が閉じられていましたが、両水門には開閉するためのスイッチがあり、船長さんが操作して開閉します(但し舟が入ってくる際の常陸利根川の水門を開ける時と、舟が出て行った後に閉じる時のみ、地上の係員?の方がスイッチを操作していました)

 

そしてこちらが新左衛門川の水門。目の前で見ていましたが“ウィーン”と音を立ててから“ガガガぁ”て鳴って遮断している扉が上がり水門が開かれました。chu、これを見てびっくりと来ました!まるで「one-piece」のウオーターセブン編👈皆さん、御存知ですか!?を見ているようですびっくり照れ

こんな感じで水門を通過したさっぱ舟は…

新左衛門川を進んて行きますニコニコ

新左衛門川の両方に護岸には舟が接触した際に衝撃を緩める緩衝材としてのタイヤが備え付けられています。

十二橋、一つ一つはとても小さいのです。もちろん、人しか通れませんよ(^^)/

常陸利根川から入った新左衛門川の十二橋はここまで。距離にして数百メートルです。

潮来側を発着する遊覧コースには3つあり、ここまでを往復するCコースが一番短くて40分(1000円)。与田浦まで行き戻るBコースが50分(1200円)。与田浦を通過してもう少し上流の常陸利根川に出てぐるっと一周してくるAコースが70分(1400円)です。千葉県側から出発する十二橋巡りのさっぱ舟は常陸利根川には出ませんので潮来側から出ているこの遊覧コースの方が見どころはあるように思います(料金に大差はありませんので)

潮来を発着するコースはこちら👇

ところで今回の拙blog、“加藤洲十二橋巡り”とはしていますが、ここまでご覧頂きましてお分かりのようにchu自身は乗船していません爆  笑 地上部からコースの一部を辿って、その雰囲気を御案内しているのでございます口笛 こちらは歩き始めてからすぐの場所にあります「長善院加藤洲大観音」。真言宗智山派のお寺さんでしてchuからは御他宗さんなのですが、通りすがりの御縁を頂きましたので拝観させて頂きました(^^)/

そして周辺の様子…。香取市は温暖な気候から早場米産地として知られ生産量は「関東一の米どころ」。 水田面積は千葉県全体の1/10と広大で主食用米の栽培面積は6,070haにも及び、日本水郷と呼ばれる利根川周辺の水田地帯を中心に稲作が盛んなのです…だそうですニコニコ 生産されるお米は、千葉県産「コシヒカリ」や“千葉県と言えば房総半島でしょグー”の房総半島の「房」の字から名前を付けている千葉県奨励品種の「ふさおとめ」(早稲米です)、「ふさこがね」などが栽培されているようです。これらのお米はchu宅近所のスーパーでは山積みで販売されていますウインクが…chuが好むのは「新潟県産」の「コシヒカリ」てへぺろ(魚沼産はめったに買えません(-_-;)高いので笑い泣き) 実は千葉県産のコシヒカリはまだ、購入したこと、ありませんので今度、食べ比べてみようかなキョロキョロ

香取市のお米☞http://katori-agripark.jp/product/okome/

 

この時期、田植えも終わり、初秋にはあたり一帯は黄金色に染まることでしょう照れ

新左衛門川を進みましょう(^^)v

すると途中にこんな場所がびっくり まさにベニスですな(chuは行ったこと、ないですが爆笑) 行き交う舟が交代で停泊します。皆さん、ここでお飲み物やお団子を買っているようですよ(^^)/

一隻が停泊している時間は5分くらいかなキョロキョロ

👇は👆の写真の上に架かっている橋から常陸利根川方面に向かう舟の後ろ姿ですが、これを撮影するために急いで橋の移動をしたところ、このお店が飼っているワンちゃんに吠えられちゃいましたドクロ

次の舟が訪れるまでのひと時の静寂な時間爆笑 ですがこの日は数分おきに舟が行き交っていましたから大忙しあせるあせる商売、大繁盛で、爆  笑が止まりませんなグラサン

その昔、新田開発による各住戸が隣接したこの地域は、住宅こそ改築されて当時の姿はないものの、区画割された水の郷は往時のまんま。今なお、「加藤洲十二橋」はお隣さん同士を結ぶ実用的な橋なのです照れ

と言うわけで、今回の“chuの加藤洲十二橋巡り”は地上部からのみのリポートになっちゃっておりましたのでニヤニヤ

このさっぱ舟を運航されています「潮来遊覧船組合」さんがPR用に公開されていますYouTubeなどをリンクし御案内させて頂きますねウインクhttps://www.youtube.com/watch?v=CnxZEhywwoM

こちらは、船頭さんのガイド入りです照れhttps://www.youtube.com/watch?v=Hc-Gwyut5Ic