潮来「あやめ祭り」 こちらのお祭りの最大のイベントがこちら👇(注:期間中の土日、水のみのイベントです)
潮来の花嫁さんです(^^)/☞http://www.city.itako.lg.jp/page/page004125.html
「潮来花嫁さん(花村菊江さん)シラナイ)」☞https://www.youtube.com/watch?v=3hIYnVE9Oxw
ここ潮来は、昭和30年代までは水路が入り組む、正に水郷だったようです。その後、高度経済成長期に合わせて
首都圏から遠くはないことと、良港に恵まれ鹿島地区は一大工業地帯に発展し潮来周辺も区画整理が進みごく普通の地方都市となりました。この「水郷潮来あやめ園」も、区画整理され、水の里の雰囲気が薄れてしまった後世になり、往時の姿を再現させるべく人工的につくられた公園なのですが、水郷の時代(昭和30年代)までは、お嫁入される花嫁さんはごく普通に、さっぱ舟に乗り込み花嫁衣裳一式を積み込みお嫁入されていたようです 「あやめ祭り」ではまつり期間中の土日と水曜日に、11時、14時の2回、また土曜日は“宵の嫁入り”として19時30分の3回、このような嫁入り舟が披露されるのです。応募の詳細は潮来市のHPに記されているようです。園の方にお話を伺いましたところでは、応募は毎年、かなりの数にのぼるようです(期間中、このように実際にさっば舟に乗れるカップルは30組弱ですから倍率は数倍とのことです)。また、カップルは潮来市民に限らず全国からの応募が可能であるそうで、一昨年は外国人のカップルも参加されたようです やはり潮来市もしくは周辺のカップルがが優先されているのでしょうか、詳細は分からなかったのですが、挙式をあげてから概ね1年、もしくは挙式予定の概ね1年前の、前後2年間という幅があるようです。それこそ沢山の方の注目を浴びますので恥ずかしくもあり嬉しくもあり ですが、ここでこのようなセレモニーに参加出来れば一生の思い出となることでしょう
さ、ここで前回のSceneのおさらいです。こちらは8時30分ころの様子です。まだ閑散としていますね(^^)/
そして今回、chuが拝見させて頂きましたのが11時の回です。園の方に伺いましたら、“写真を撮るなら30分くらい前に、橋の上のいい場所にいたほうがいいよぉ”と教えて頂きました。橋とは、さっぱ舟の発着所真上にある太鼓橋ではなく、「思案橋」です(^^)v 当日の花嫁さんのルートを簡単に説明しますと先ず👇の写真を(^^)v
スタートとゴールは「水郷潮来あやめ園」から1キロ弱離れた「水郷旧家磯山邸」。10時45分に磯山邸を人力車で出発したカップルは11時にあやめ園に到着。ここで花嫁さんはあやめ園内を練り歩き、さっぱ舟乗り場から舟に乗り水路を進みます。花婿さんは利根川と合流する地点で待機し、舟で下ってきた花嫁さんを待ちます。その後人力車に乗り磯山邸に戻るというもの。赤丸を記した場所が「思案橋」。そのほか、園外の一般道路(青丸で記した場所)もベストポジションだそうで、また、花嫁さんが舟に乗りましたら、この一般道(県道)は車両通行止めとなるようですよ(見学者がたくさんいらして、道路上にもはみ出しちゃうからです(^^)/)
こちらは、花嫁さんが園内を練り歩く際に規制に使われる案内板。
そして11時。カップルがあやめ園に到着し、黄色の線のコースを練り歩いた直後でして、ここから花嫁さんのみ、さっぱ舟に乗り込むのです。
👇は、さっぱ舟乗り場に花嫁さんが到着し、今まさに舟に乗り込もうかというところ。ほら、太鼓橋の上にいたら花嫁さん、瞬間的にしか見えませんよね
こちらが、花嫁さんが乗るさっぱ舟
こちらは10時30分(セレモニーが始まる30分前です。 既に「思案橋」の中央部には三脚を構えた方がいらしてchuは思案橋の左側のポジションを確保しました(^^)v)、お隣にはワンちゃんを連れた方で、「マサル」という名前の柴犬です。とてもおりこうさんで可愛い そして例の「潮来笠」を背負っていました
「マサル」です(^^)/ ザギトワ選手に贈られた秋田犬のワンちゃんと同じ名前ですね(^^)/ なお、一歳ということでしたので、秋田犬の「マサル」よりも年若く、評判になりました「マサル」から名前を思いついたようですけど、このワンちゃんは♂ですよ ちなみにワタクシにも「マサル」という友人、おります(^^)v「勝」ですが
さて、ここからが本番です(^^)v あやめであれば、他のあやめ園でも鑑賞できるところがありますが、あやめ咲く水路の中を、白無垢の衣装をまとった花嫁さんがさっぱ舟に乗り、水路を進む「絵」はここと、お隣、千葉県佐原のあやめ園でなければ撮影出来ませんね(^^)v chuの立ポジである「思案橋」から、さっぱ舟乗り場とは100m弱、距離がありますので、適宜、望遠を使いながらの撮影となります。
いよいよ、花嫁さん、舟に乗り込みます(^^)v
それでは一連の流れを、(あまり)chuの余計な解説なく、ご覧下さいませ
ようやく花嫁さんのお顔が見えてきました
うしろの舟にはお囃子さんが乗っています(^^)/
たまたま、この時間にさっぱ舟めぐりをされていた方は、嫁入り舟が通過する際、脇に避けて待機しますので、至近の距離から眺められますね 花嫁さんが通過する際には園内にいるたくさんの方から“おめでとう!”の声と万雷の拍手が周囲一帯に響きます
太鼓橋の上にいらした方の視線は一斉に逆に向きますが、この橋からだと花嫁さんが舟に乗り込む直前の、ほんの一瞬しかお顔は見えず、後は後姿しか見えないのだよ、明智君(事前にちゃんとコースを調べていたことと、園の方にベストポジションを伺っていましたchuの勝利です)
“おめでとう!”の声に、右に、左に振り向き会釈される花嫁さんです
こんなにもぎっしりです
お囃子舟(^^)v
間もなく、chuのいる「思案橋」を通過します。
そして花嫁さんが通過しちゃいますと、皆さん、一斉に動き出すの図 この時点で11時20分ころでした
さて、「水郷潮来あやめ園」、朝8時ちょい過ぎに来ておりましたので、あやめをたっぷり、観賞させて頂きました(^^)v 嫁入り舟を見ることが出来、大満足のchu、園を後にします(今年の嫁入り舟は今日15日と16 19 22 23日ですので、まだチャンスあります(^^)/ また、雨天でも実施されるようですので御心配なく)
あやめ園を後にしたchu、に戻るため潮来駅前まで戻って来ました。ここまで徒歩2分です(^^)v 早朝と異なり人の数は多いですね(^^)/ なお、この鹿島線は1時間に1本程度の運行です。また都心部(新宿)との臨時の直通特急「あやめ」号も運行されているようです。高速バスは…東京駅と鹿島神宮を結ぶ路線のバス便は多いのですが、東関東道の潮来IC出入り口に「水郷潮来」というバス停はあるのですが、ここから潮来駅(あやめ園)までは車で5分程かかりますので歩くと1時間近くかかっちゃうのが難点ですな(-_-;)(>_<) ※連絡用の路線バスもありますが本数が少ない(>_<)
駅前にありました「水郷潮来MAP」です👇 なぜか数少ない日本語の解説がこちら
駅前にはお土産屋さんもあります(^^)/ 結構、豊富なラインナップです
そしてchu、に乗り込み津軽河岸に到着 こちら、令和元年5月にリニューアルのホヤホヤ施設です
なんて、“お出かけの達人”chuは、事前にちゃんとリサーチしていたのです
☞https://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20190524-OYTNT50117/
実は潮来には東北諸藩の河岸が多く、この先にも幾つも藩ごとの河岸と倉庫・蔵があるようです。江戸時代はこの周辺は区画整理されていませんので水路だらけで、東北諸藩は回漕船で涸沼、北浦を経由して年貢米などをここまで運び倉庫に保管、その後、高瀬舟に乗せ換え、利根川を北上した後、江戸川に入り江戸に年貢米を始めとする物資を運び込んだのでした。また帰りには、江戸で仕入れた流行りのものを、ここから回漕船に乗せ換え諸藩に戻ったため、ここ潮来は中継地点としてとても栄えていたようです 潮来と河岸の関係につきましては市のHPにも紹介されています(^^)/☞http://www.city.itako.lg.jp/page/page000207.html
さっぱ舟は「あやめ園」発着がメインですが、ここからも出ていました(コースと料金は同じです)
こちらが津軽藩の蔵をリニューアルしたものです。元々の蔵の外装を新しくしたものですから大きさに変わりはないようです。
蔵の中はこんな感じ。とっても綺麗です(^^)/
おぉ 今年は茨城県で国体があるのですね(^^)/
そして、津軽藩の蔵だけあって、青森県津軽地方の観光案内です(^^)/
こちらはchuの同僚のK村君のふるさとです(^^)v 昨春から仙台支店の課長さん あ、彼の出身は弘前のお隣の浪岡町だったな。そして青森県御三家の一つ、弘前高校に進み“お前は東北大は十分、狙えるゾ”と先生に言われていながら(本人談(笑))、その後、高校生ながら麻雀三昧でK大(慶應大学ではありません)に進学したのでした(その分、麻雀とパチンコは上手いですがね)
お こちらは職場のK澤先輩のふるさとだK澤先輩は五所川原高校OB
リニューアルされたばかりですので床がぴっかぴかです
そして、特筆すべくはこちらのトイレが超キレイ もち、ウオシュレットで、さらに人感センサー付きの蓋でして、“お弁当が食べられるトイレ”とは、まさに、このようなお手洗いを指すのです
また、実はこの時初めて知ったのですが、嫁入り舟のカップルが出発するの「水郷旧家 磯山邸」はこの津軽藩河岸のお隣だったのです。カップルを乗せた人力車は、11時、14時の15分前にここを出発するのでした コレマタシラナカッタ そして、と言うことは帰ってくるのもこちらになるようです
ここは津軽藩の屋敷、蔵があったのですよ、という石碑です。前述しましたように、潮来には東北諸藩の同様の蔵や倉庫、屋敷があったようですが、今回津軽藩のそれが初めて綺麗にリニューアルされたそうです。恐らく今後、リニューアルされていくようですので潮来の観光資源、ますます磨きがかかりますね
そして津軽藩河岸の蔵の向かいにありますのが「水郷旧家 磯山邸」です☞http://itako-isoyamatei.com/
見学と説明は無料、さらに麦茶の接待もありました。係の方もとても親切です
お庭に降りて旧宅を眺めます
室内です
灯りです。また欄間の造りなども実に丁寧でした 名家の御屋敷だったようです。
なんて、麦茶を頂きながら説明を聞いていましたところ、なんと先ほどの花嫁さん、利根川河岸で新郎さんと合流し、人力車で戻って来られたぢゃあないですか そもそも人力車の発着場所であります「水郷旧家磯山邸」が津軽河岸の真向かいと言うことは、こちらに来るまで知りませんでしたし、河岸を見学してそのついでに磯山邸を拝見していましたところ花嫁さんが戻っていらしたのですからホント、(*_*)です 時刻は12時30分ころだったかな
ここは「水郷潮来あやめ園」からは1km弱、離れた場所ですのであやめ園から人力車を追っかけてくる方はいません。また、こちらで花束を持ち待っていた方はカップルの知り合いでしょうからchuは知り合いでも親族でもないのですが、はからずも、たまたま偶然、お二人を迎えてしまったのです
付近には熨斗を施したワゴン車が待機していました。カップルと、親族の方を乗せて披露宴会場に向かうのでしょうか しかし、果たして今回のカップルが既に御結婚されているのか、それともこれからなのかは、ちとわかりませんです 何せ、このセレモニーに応募できる方は婚姻・挙式の前後1年ずつの幅がありますからね
この日(6月9日 11時の回)のお二人は花嫁さんが高橋彩加さん(潮来市出身)、花婿さんが志筑康平さん(鹿嶋市出身)と、地元のカップルでした 全国から応募可能、とのことですが、やはり元々はこの地方の風習いえ、ごく普通の、御結婚の際の風景だったのですからカップルのお二人は地元の方が似合いますよね
高橋さん、志筑さん、この度は誠におめでとうございました。末永いお幸せをお祈りいたします
(右側のお二人はお仲人さんのようです。なお、お二人のお名前はフルネームと出身地が記載されました「今日の花嫁さん情報☆」というペーパーが来園者に配られましたので転載させて頂きましたものです)
河岸の広場に到着し、この後、徒歩で磯山邸に入り記念撮影などがあるようです。さすがにそれは親族やお知り合いの方のみですので、chuはここまで
いかがでしたか?潮来の花嫁さん、ここでこのセレモニーを手掛けたウエディングプランナー会社が、新郎新婦のお二人に実際に密着取材された紹介をWebにて紹介していますので、ここに謹んでリンクさせて頂きたく思います(2017年挙行のものですので今回、ワタクシが御紹介させて頂きましたカップルとは異なります)
IBJ wedding☞https://nihon-kekkon.com/article/place/id0-108/
(同社のみがこのウェディングを企画しているかどうかは定かではありませんので御了承下さい(^^)/)
水郷潮来のあやめ祭り、御案内させて頂きました。ちょうど一週間前のことですが、次の次の日曜日まで、嫁入り舟を見学することが出来ますのでご興味のある方はお訪ねになられてはいかがですか(^^)v
この後、chuは千葉県側に戻りますので追って御案内させて頂きたく思います。が、まだ4月のネモフィラ帰りの、そして5月の茨城県フラワーパーク帰りの茨城県を散策しました様子を御伝えしておりません(>_<) 魅力の茨城県、全国イメージランキング最下位が続いてるって このランキング、絶対に間違えていますよ
そしてしかし、紫陽花Seasonにもなっちゃいました… こちらが旬ものだから優先かなま、順を追って御案内していくことに致しましょうお楽しみに(^^)v