心の中の段ボール。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

夫婦、親子、恋愛、お金、仕事。
起きている現実は100%自分の潜在意識を映す鏡です。
心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

 

さて。

昨日の記事の続きです。

 

 



自分のことを「それでもいいよ」って思えなくていいから、

良くないって私のことを思っちゃってる自分をまずは受け入れる。


良い悪いもなく、そのまんま、

「私は自分のことを良くないと思ってるんだな~~~」で良い。


すると、Bさんから、質問がありました。

「それをどうにかしようとするのは、やっぱり否定になりますか?」



どうにかしようとするのは、

「変わりたい」「良くなりたい」


という自分への愛だから、その気持ちは否定しなくてもいいよね。


でも、

「今のままではダメだから」

「今の自分がとてもダメだ」

と思っていて、


すごく自分を否定しているところからの、

 

変わろうとする行動だから、

とても苦しいし、むずかしい。


「今のままだと、子どもに良くない大人像を与えてしまうから、私は変わらなければならない。」

というのは、

子どものために、自分をどうにかしようという意識だから、

とても他人軸な意識なのね。


「私がもっと幸せになりたいから」

「私がもっと人生を楽しく生きられるようになりたいから」

変わりたい。


という意識だったら、健全だよね。



ただ。

人は、自分のプラスのためには、

 

あまりエネルギーをかけられないものです。


強いマイナスを回避するためには、

 

たくさんの力を出せたりするもの。


だから、

「子どもに良くない大人像を与えたくないから変わりたい」

という動機は、

 

マイナスを避けてプラスに転化したいという

 

強い原動力にはなるので、

動機としては、アリです。


ただ、

始まりが、

「私はこのままではダメだ」という自己否定から始まるので、

プラスに転化するまでの期間、ちょっとしんどいと思います。


短期集中だったらガーッと力を出せるし、

 

マイナス動機もいいんじゃないかな。


とお答えしたところ、


「10年以上思うように動けない時期があって、今ようやくやっと少し動けるようになってきて、ずいぶんと道のりが長いなって感じます。」

と仰って下さいました。


ということは。


思うように動けない時期があって、今は少し動けるようになったということだから、改善しているっていうことだよね?


そこの良くなっている部分を見てあげないと。


動けるようになったって、この程度じゃ意味がないって、

せっかく動けるようになったことを否定していない?

それってすごい大きな変化だし進歩だよね?


ちゃんと良くなってるのに、

今のままじゃダメだって意識を向けるのは、


せっかく変わって動けるようになっている身体に

 

すごく失礼じゃない?


Bさんが身体さんだったとして、

ここまで一生懸命、

 

血液を作って送って、細胞を修復したり、

 

いろんなことを身体は頑張ってきた。

 

そういうこれまでの身体の頑張りの努力を、

 

認めてあげていないってことになる。



ここからは、問答形式でシェアしますね。


「みんながやっていることができていない。それでもマイナスだから、普通の幸せは望めない。って思ってます。」


Bさんにとって普通の幸せってなんですか?


「これやりたいなって思ったことができること。

ここ行きたいなと思ったら行けたり、

 

やりたいなとおもったらやれること。」



2人子どもを授かって、大学生と高校生まで育ってることは、

 

普通の幸せではないのですか?

あって当然のものなのですか?


「そこは幸せだとは思うけれど、子どもは育ってきたけど、自分は何も貢献してない。

ずっと具合が悪かったから、一緒に楽しんではいない。

 

節目節目の式にも行ってあげられてない。

何もできなかったという申し訳無さしかない。」


 

じゃあ、死んでたら良かったのかな?

違うよね?


お母さんが生きてて、存在しているってことは、

彼らが育って行くうえで、大事な安心感になっていたよね。



「家にいたので、誰もいないっていう状態ではなかったのは、子どもにとって良かったのかな。」


貢献してるじゃん。


「そうですね。その存在っていうことに対して、存在してるだけじゃダメって思ってる。何か貢献してないとダメと思ってるのかもしれないです。」


存在自体が貢献してるじゃん?

 

自分の存在に対する、

 

子どもたちに対する偉大さとか大切さとか

 

ぜんぜん見てあげられてない。


それくらい自分のことを粗末に扱ってるから、

お子さんも、自分のことを粗末に扱うような行動をして、

 

それを見せてくれてる。


本人は今のままじゃダメって思ってるけど、

私は今のままでいいじゃんって思っていると、

 

お子さんに対して言ったじゃない?


Bさんも、今のままでいいじゃんってことだよ。



「変わらなきゃいけないっていうのが今までずっと強くて、

でも、辛かったから体調を崩したので、

元気になったら、

 

またあれをしていかなきゃいけないんだって怖れとしてあって、

だったら、今の具合悪いままであれば、

 

しなくていいしってなってるなって最近気づいた。

そこのジレンマがある。」



そっか。そうなんだね。

いろんな選択肢があって自分で選べるから、


元気なときにやっていてしんどかったことを

 

リストアップしてみて、

元気になっても、それやらなきゃいいじゃん?


今までやってこなかったわけじゃん?

元気じゃなかったからだけど。


別に元気になったからと言って

 

やらなきゃいけないことなわけではないじゃん?


今までやらないできて、何の不都合もなかったわけじゃん?


だったら、元気になったからって、やらなくてもいいじゃん?

 

逆に言えば、

 

元気なときも、それやる必要なかったんだよね

 

っていう話でもあるじゃん?



「やっぱり、ずっと申し訳無さを感じてきたので、

無意識に、元気になったらお返しをしなければいけないって。」


元気になったことをみんなで喜べばいいだけだよ。

元気になったこと自体がお返しじゃん?


元気になったから、何かをしてあげることがお返しじゃなくて、

元気になった姿を見せることが、お返しだよね。


元気になった姿を見せることが、最大限の貢献。



引っ越しして2-3年経っても、

 

開けてない段ボールってあるじゃん?


あれって、引っ越して3年も開けないで、

 

普通に生活できていたんだから、

完全に要らないものだよね?


そのまま開けずに捨てちゃっていいやつだよね。


それなのに、あるとき開けちゃったりすると、

中身をみて、

 

こんなとこにこれが入ってたのか!とか、

 

そこに執着が湧いて捨てられなくなって、


そのせいで、

 

部屋にモノが増えて置き場所に困ったりして、

 

翻弄されたりするわけ。


そのまま捨てて良かったはずのものを、

 

わざわざ開けたから煩わしいことが起きたりする。


元気なときにできていて、

 

元気じゃなくなってできなくなったことって、

引っ越しの段ボールの中身と同じ感じかなって気がするの。


そのまま捨てちゃってよくない?


元気なときにできてたことを、またやろうとするのって、

段ボールをわざわざ無理に開けるようなことじゃないかな?


もちろん、段ボールには宝物も詰まってるかもしれないよ?

でも、忘れてる時点で、もう要らないんだよ。


元気になったらお返しをしなきゃいけないって思いがあるから、

自分の回復へのストッパーをかけてるっていうことに、

 

Bさんは自分で気づけたことは、

ほんとうに素晴らしいことだよ。


そのことに気づけたから、

あとは選べるじゃん。


今のままでいても良し。

元気になったからといってお返しなんてしなくてもいい、も良し。

いや私は元気になったらお返しするのだ、も良し。


その場合、「お返し」ってなんだ?を明確にする必要があるよね。


漠然と「お返しをしなきゃ」と思うから、苦しくなるのであって、

自分にとってお返しとは何をすることか?が明確になれば、

 

苦しさが和らぐんじゃないかな?



「ゆりこさんのお話を聞いてたら、お返しをしてほしいのかどうかも、私が勝手にもらったと思っててお返ししたいって思ってるけど、相手がそれを求めてるかどうか分からないなって思いました。」


お母さんが幸せそうに、

行きたいところに行けるとか、

やりたいことができている、

そういう姿を見られることが、子どもにとっていちばん幸せなの。


「親が幸せでいないと、というのは、頭では分かってたつもりだったけど、そういうふうにしてきたつもりだったけど、

子どもが「ダメだとすごく否定している姿」を見せてくれて、
自分だけのことではすごくむずかしいけど、子どもが苦しんでるのを見るのは辛いので、

強い動機になったって気づかせてもらえて、すごくありがたかったです。」


そうだね。

もうすでに幸せの中にいるってことだね。

それも、ふつうの幸せじゃなくて、

 

かなりでっかい幸せの中にいるってことだね。


だから、これから、もっともっと幸せになればいいじゃん。

今のままでも幸せだけど、もっともっと幸せになっていい。


もっと身体が動くようになって、

行きたいところに行けるようになったり、

やりたいことができるようになったり、

もっともっと幸せになっちゃってもいいわけだよ。


今のままでいい。

今よりもっと良くなってもいい。


「今のままでいいと思えるようになることが答えだろうとは思ってたけど、

 

今のままでいいと思えなくて、どうやったらなれるんだろう?ってずっと見えなかったんだけど、

それが見えて、すごくよかったです。」



Bさん、がんばってきたね。


「がんばったとは思ってないけど、生きてきて、生き残ってきたっていうのは、死なないでよかったって、親がいないっていうのは辛いことだなとは思います。」


そうだよ。

よくここまで生きてきたんだよ。

それだけで、子どもたちにとって、とってもとっても大きいことだよ。


しかも、前より動けるようになってる。

最高じゃないか。


今がちょうどいいなら、今のままでいいし、

どんな選択肢も自分で選んでいい。


いろんなことを越えてきて今があるのだから、

今ここにいるまでの自分の道のりをちゃんとみてあげようね。


頑張るっていうと、

 

なんか一生懸命行動することってイメージしがちだけど、

頑張って生き残ってきたことも、

 

すごく頑張ってきたことなんだよ。

 

だいぶ頑張って、Bさんは今ここにいるんだから、

もっと自分にリスペクトを向けて歩いて欲しいなっておもいます。


以上。

Bさんを宇宙の法則で謎解きしたシェアでした。



Bさんのこれからが楽しみですね。

めっちゃ応援しています!

 

 

 

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