こんにちは。高橋ゆりこです。
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UMIマスターコースの受講生さんや、
個人セッションのクライアントさんには、
お子さんの不登校問題でお悩みの方も、とても多いです。
子どもが不登校になる原因は様々なケースがあります。
お友だちや先生とのトラブルだったり、
HSCや感覚過敏、障害などで、
学校生活での消耗が激しくてしんどかったり、
単に、今ある学校という場が子どもの個性に合ってなかったり。
でも実は、
これら以上に意外と多い原因が、
両親の不仲です。
不登校と夫婦不仲の問題を、
同時に抱えている受講生さんやクライアントさんは、
意外と多いんです。
そして、
お話を伺っていくと、
多くの場合、共通した意識が見えてきます。
それは、
「夫から子どもを守る」という意識です。
子どもを理解しようとしない夫。
子どもへの当たりが強い夫。
子どもを自分の思い通りにしようとする夫。
そういう夫から、子どもを守りたい。
子どもが幼い頃から、
折りに触れ、
夫から子どもを守る行動を無意識にくり返し、
子どもと子どもを守る母親 vs 夫
という構図が、
家族の中に作られていく。
夫は、
「自分は家族から敵にされている」
「家庭に自分の居場所はない」
と無意識に感じ取ってしまう。
さらに、
そうなった原因は子どもだと、
夫は無意識に捉えてしまうため、
無自覚ですが、
夫は、子どもに対する当たりが強くなっていってしまう。
それを見て、
母親がまた子どもを守ろうとし・・・
というマイナスのスパイラル。
もし心当たりがある場合は、
この、
子どもと母親 vs 夫
という構図を作っていたことに気づくことが大事です。
気づけば変えられるから。
そして、
子どもを、夫から守ろうとするのをやめることです。
子どもと父親の問題は、当事者２人の問題です。
２人が２人で解決していく必要があるから起きています。
子どもの問題を、
母親が勝手に解決しようとすることは、
子どもから課題を奪うことになります。
子どもに起きる課題は、
子どもが自分の力で解決する必要があるから、
起きていることなので、
母親が代わりに解決してしまうと、
子ども本人が解決できるようになるまで、
子どもの問題は、
手を変え、品を変え、
人を変え、場所を変え、角度を変え、
起き続けます。
母親が、子どもの問題に介入し続けている限り、
問題は終わらないんです。
なので、
子どもと自分との間に、境界線をしっかり引いて、
子どもの問題に首も手も口も突っ込まない。
黙って見守ることが、
問題解決のための重要な一歩です。
これができると、
子どもと子どもを守る母親 vs 夫
という構図が無くなるので、
これまでの間に、
夫婦間に蓄積したマイナスの分のタイムラグは、
どうしても生じてしまいますが、
いずれ、
夫の子どもに対する圧や当たりは緩んできます。
夫は、元々子どもを脅かす存在ではなく、
そういう家族の中の構図が、
夫にマイナス行動をさせてしまっているだけ。
この構図がなくなれば、
夫の子どもや妻に対する態度も変わっていきます。
家の中のピリピリした空気が和らぎ、
夫も、妻も、子どもも、
深く呼吸ができる、安心して過ごせる家となっていきます。
そうすると、
家の中でエネルギーを過度に消耗することが無くなるので、
子どもは、
学校に通うことにエネルギーが使えるようになっていきます。
もちろん、
他のことが不登校の要因になっている場合もありますが、
子どもと子どもを守る母親 vs 夫
という構図が家庭の中で作られていることが、
不登校や夫婦不仲の大きな要因になっている場合も
とても多いので、
心あたりがある場合は、
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