こんばんは、六花です。
流行りに乗って、彬子女王の『赤と青のガウン』を読みました。
これ、面白い。
読みやすいし、知的だし、読む人を飽きさせないし、お人柄が伝わってくるし。
読んでいる時に会った博士号持ちの友人に薦めた。
(ちなみに、友人には『デフ・ヴォイス』を誕生日プレゼントにあげた)
皇室の人って、イマイチ人間味が伝わってこないと思っていたけれど、一冊読んだらちょっとだけ身近になった。
そして、本当にめちゃくちゃ博士号を取得するのに頑張っていらっしゃるのがカッコイイ。しかもオックスフォード大学という母国語ではない大学で。
繰り返すけれど、率直に言ってカッコイイお方だった。
修士持ちや博士持ちがそこそこ身近にいるので大変さは聞きかじってはいたけれど、異国で頑張っていらっしゃる姿には尊敬の念を禁じ得ない。
尊敬してしまう。
エッセイは大学院の話だけではなくて、話題になったパスポートの話とか、故エリザベス女王陛下にお茶に招かれた話とか、LCCの飛行機で田舎の空港に行ってしまった話とか、展覧会の準備にてんやわんやな話とか、読んでいるこっちがにまにましてしまうようなことが多く綴られている。
イベント事の顛末やちょっとした日常の出来事(お料理の話とか)も彬子女王の手にかかるととても興味深く面白い。
きっと毎日を楽しく一生懸命に過ごしていらっしゃったんだろうなと思うようなエッセイたちだった。
イギリスに旅行する時には持っていきたい一冊だよね。
最後に、私がこの本に興味を持ったきっかけの一つである記事など。
ブログを書きながらググったので、買ったときにはなかった記事もあるけれど。
私のブログを読むよりも、この記事を読んだ方が絶対に面白いと思うので参考までに。
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