私は母のおなかの中にいるときから教会に行っていて、一生イエス·キリストの名によって祈り、聖書を読んできたが、中年に至るまで一度もイエス様の声を直接聞いたことがなかった。それがもどかしくて、イエス様の声を聞くためにあらゆることをした。イエス様が声を聞いてくださるかと思って「Jesus Jesus」というミュージカルに数年間無料で出演したりもした。
そんなある日、世界各地の貧困児童を支援する団体の広報大使になった妻がやむを得ない事情で予定されていたボランティアたちとの旅行に参加できなくなって、妻の代わりに私が行くことになった。旅立ちの日も他のボランティアたちと顔を合わせたくなかったので、私はファーストクラスに乗って行った。
そのようにしてインドに到着してバスを乗り換え3~4時間走って田舎の教会に到着した。そこの引率者の牧師先生が私にこうおっしゃった。 「今から会う子供たちは世の中で一番貧乏な子供たちです。 子供たちに会ったら、抱きしめてあげて、彼らは貴重な存在であり、愛されるために生まれたということ、そして彼らを愛していると一言だけ言ってくださいませんか。」
誰でも言えることであり、私もそう言おうと考えていた。
子供たちが立っているところへ行くと、5~6才ごろのインド人の男の子が私に先に手を差し出した。その子が差し出した手を握る瞬間、イエス様が、私が数十年間探し求めていた彼の声を聞かせて下さった。
「よく来た。私があなたをここで待っていた。私があなたを愛している。 あなたは私の愛を受けるために、この世に生まれた。」
私がこの子に会ったら言おうとしていた言葉をイエス様が私にそのまま言ってくださった。
-IPC