スタッフ: 作:ジョン・マランス 訳:小田島恒志 訳詞:岩谷時子 演出:久世龍之介 他

あらすじ:ウィーンに住むマシュカン教授(加藤健一)は、ピアノは下手くそで、声楽家としても峠を過ぎたヴォイストレーナー。
ある日、そんな彼の前に、かつて神童と言われたピアニストのスティーブン(畠中洋)が現れる。
スティーブンは音楽のカベに突き当たって、ピアノが弾けなくなってしまい、クラシック伴奏者への転向を考えていた。
そのためのレッスンを受けるのに、何故かマシュカン教授を紹介されたのだ。
ピアニストであるスティーブンに、マシュカン教授は何を思ったのか、シューマンの連作歌曲「詩人の恋」を全編歌いこなすことを課題とする。
“ピアニストが何故、歌を?!”と強く反発するスティーブンだが、嫌々ながらも歌のレッスンを始める。
最初はマシュカン教授の考えが全く理解できなかったが、数ヶ月のレッスンを通してスティーブンは次第に音楽の心をつかみ、二人は互いに閉ざしていた心を開いていく。
年齢も国籍も全く異なる二人の間に、友情とも呼べるべきものが生まれる。
そして、マシュカンとスティーブンの秘められていた過去も立ち現われて・・・・・・。
(公式サイトより)

初演から数えて4演目。
毎回一度は観に行っている作品です。
カトケン事務所の作品は 好きなものが多いですが これは私の中で別格。
できるだけ長い間、上演を重ねていただきたい舞台です。キャスト不変で(笑)
前演時は 若干 流れが悪くなっていると感じた部分もありましたが 今回は 前半のツアー公演を挟んだ上での東京公演だったからか 慣れからくる冗長さがなくなったのか。。。。
とっても良かったです!
シーンごとにマシュカンとスティーブンの 関係性がよく見え 気持ちもすごく伝わってきて。
今まで観た中で一番いい「詩人の恋」でした。
加藤さんと畠中さんがお互いを信頼しあって ぶつかっている感じ。
観るたびに感じ方が変わる不思議な作品です。
前演まではスティーブンに感情移入することが多かったけど 今回はマシュカンに入り込むことが多かったかな?
そして お二人の歌声にも更に磨きがかかっていてよかったです。