盲腸 (人体の「根の国」) | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 “盲腸は人間の体の根の国にあたる。悪霊の集まる場所だ。盲腸を病むと医師はよく切開手術を施すが、それは危険なことである。盲腸炎という病気は、ほかに活動していた悪霊が、神様のお光におうて、居たたまらないで盲腸に逃げ込んで、そこが満員になるから起こるのである。

 盲腸は悪魔の根拠地であるから、病気をそこに押し込めておくようなものだ。その根拠地を破壊すればよかろうはずがない。(大正十五年九月)”

 

(出口王仁三郎述・加藤明子編「如是我聞 水鏡」天声社より)

 

・「整腸の歌」

 

 “腹の病 …… 日本は言霊の幸はう国である。なんとなく腹ぐあいがわるいとか、また便秘して何日も通じがないときなどは、次の歌を唱えつつ、下腹部を右の手の掌にて左側を下へ右側を上に円を描いて、(時計の廻る方向に)静かに数回なでさすれば、腹ぐあいも良くなり、便通もあるのである。

 

 十二支も空(むな)しく廻(めぐ)る盲(めくら)の世 結(むす)びし夢も直(す)ぐに肛門

        (十二指腸 → 空腸 → 廻腸 → 盲腸 → 結腸 → 直腸 → 肛門)

 

 なおまた、腹に慢性病などある人は、常に右の歌を繰り返し唱えて、前記のように実行すれば、何時とはなしに癒える。悪いものは下痢によってくだしてしまうものである。”

 

(出口瑞月「愛善健康法」(天声社)より)

 

「ブタクサのサラダを食べれば虫垂炎にならない」  エドガー・ケイシー

 

 “ぶた草はアメリカでは「神の食物」ともいわれて、リーディングには百回以上登場してくる。しかも強壮剤、緩下剤として他の食物の同化作用に関与し、排せつの助けともなる。

 リーディングは、このきらわれている草の葉を食べると、虫垂炎(一般に盲腸炎といわれる)にならないといっている。またこの草を食べると、胃からの食物の流れを刺激するばかりか、肝臓や胆管、さらには盲腸や虫垂のあたりまでをきれいにしてしまうという。願ってもない食物である。

 また誰にでも効く肝臓の調整作用をもった最高のお茶がこれからかんたんにでき、それを市販するときにはサルサ(しおで類)根や甘草やトルーバルサムというマメ科の植物を加えたりするとよいというリーディングもある。”

 

(福田高規「エドガー・ケイシーの人生を変える健康法」(たま出版)より)

 

 

 “ブタ草は他の用法にも使用されている。たとえば虫垂炎の予防剤として示されている。

 

 もし食事の中で、最も嫌われている草を新鮮な形で摂取するなら、虫垂炎は決して起こらない。(六四四-一)

 

 リーディング(三四九-二〇)によれば、ブタ草は、「肝臓や胆管のみでなく、胃の分泌液をも刺激する。……そればかりか盲腸および虫垂あたりの領域を洗浄する」とされる。”

 

(光田秀監修「エドガー・ケイシーの家庭医療ガイド」(たま出版)より)

 

*エドガー・ケイシーは、虫垂炎の患者に対しては、治療としてヒマシ油温熱湿布などを行うよう指示していますが、症状が重い場合には手術を勧めています。また、野口晴哉先生は、虫垂炎を愉気をするだけで完治させており(腰椎二右と右内股)、野口整体では病気は原則としては各人の自然治癒力で治すことになっていますが、場合によっては、手術してもよいとされています。何が何でも手術してはいけないということではありません。素人判断のみに頼らず、やはりちゃんと医師の診察を受け、必要な場合は手術を受けるべきです。

 

*ブタ草を食べれば肝臓、胆管、そして盲腸付近までが浄化され、決して盲腸(虫垂炎)にはならないということであれば、肝臓や胆嚢の病気、また盲腸癌などの予防にも効果がありそうです。尚、ブタクサとセイタカアワダチソウはよく似ていますが違う植物です。

 

・野口晴哉先生の言葉

 

 “野口先生が生きていらっしゃったら、何とおっしゃっただろうかと、この頃の吹きすさぶ世相の嵐を思う。かつて二十年も前に、私が少女時代から属して来たYWCAという団体の考え方の重要な一つとして核の問題を頭の中に置きはじめた頃、ふとした機会に野口先生が言われたことが心に残っている。「盲腸を持っていれば、セシウムには強い」。今でこそ、チェルノブイリ事故以来、核分裂から生ずる様々な要素、たとえばプルトニウムであるとか、セシウムであるとか、ヨウ素、ストロンチウムなどが人々に知られるようになっては来たものの、あの頃まだ一般的関心の薄かった頃、ずばりと言われた先生の一言が未だに心に残っている。「どうしてですか」とおききする場でもなかった。私の心の中には、そのこと自体というよりも、先生がお一人で、ずっと歩いて居られる道の確かさと孤独さが感じられて来るのである。”

 

(「月刊全生」平成5年1月号 関屋綾子『新年におもう』より)

 

*出口すみ子二代苑主も、原爆症の治療として、「裸にして首から下を土に埋めるとよい」と言われています。

 

 

 


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