ムー大陸(レムリア) 〔エドガー・ケイシー〕 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・ムー大陸(レムリア)  〔エドガー・ケイシー〕 

  (「トーテムポール」が意味すること)

 

 “アトランティスより以前に消滅したレムリア大陸については、ケイシーの記録にあまり明確に描かれていない。ケイシーはある婦人に、彼女がレムリア時代の過去世において、彼女の今生の出生地であるカリフォルニア州サンタバーバラの近くに、礼拝のための寺院を建てた一員であったと語った。『この地(サンタバーバラ)は近い将来、必ずムー大陸と再び合併することになろう』すなわち、レムリア時代のように、太平洋に沈没するのである。

 レムリアの文明について証拠となるようなものはほとんどなく、将来の発掘調査に待たねばならない。この大陸の沈没を逃れた人々が、ゴビやユカタンの人々と共同して残していった文化的遺産を推測するだけである。

 しかし、次のリーディングの例は注目に値する。ある男性はリーディングで、かつてムー大陸から移って来た一人であると告げられた。それは、『ムー大陸が間もなく崩壊することを知って、人々がその準備と避難を行っている時であった』

 この人物は、『ムー大陸から、現在のオレゴン州へ逃れてきた人々の一員であった。そして、そこで礼拝のための対象物を作り上げた。この生命的実体が発展させたものが、トーテムポールとか家族の系図とかいわれているものである』

 つまり、トーテムポールは、ムー大陸の直系の「子孫」を意味するものである。また、もう一つの興味ある指摘は、カリフォルニア州南部についてのものである。そこは、かつてレムリアの「王子シュー・ツー」が、見聞のために訪れた場所であった。そこには、自然によって形成された峡谷の島が発見されるだろう。

 『この島こそ、この生命的実体が住んでいた寺院の場所である』”

 

  (マリー・エレン・カーター「エドガー・ケイシーの予言 アトランティスの教訓」たま出版より)