高天原教 (富士山は万教発祥の聖地) | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 

・皇道大本は高天原教 (富士山は万教発祥の聖地)

 

 “霊界物語からみますと、世界の宗教はすべて、ヒマラヤ山の三倍もあったと言われる富士山(高天原)から出たと言ってもよいのです。世界の宗教や道徳の大根元は高天原教であります。教を奉じて天使や宣伝使たちが大洪水の前に富士山からヒマラヤ山に行って、そこから世界中に宣伝してまわったとあります。この高天原教が世界各地に伝わったのが宗教の始まりです。

 第二度目には、霊鷲山の三大教と黄金山(エルサレム)の五大教が合一して、三五教となって世界を救った。一度目は天教山(富士山)と地教山(ヒマラヤ山)の世界最高の高い所から宣伝されたので、二度目の大洪水のあとは、亀岡や綾部のような低い所にあった聖地から宣伝されました。宣伝使は士農工商すべてに精通した真人たちから伝えられた。一度目は大洪水前に世界の王さまだけが宣伝されたが、二度目は低い所のすぐれた人たちが宣伝使となって世界に宣伝しました。いずれも高天原教の伝達です。万教同根の真理はここにあり、万教発生の原因はここにあります。

 日本人がどんな文化も理解し、どの宗教でも崇教することができるのは、日本から高天原教が世界各地に伝達されて、世界の宗教が生まれているからです。ですから、日本への文化の渡米は、各地の民族と思想とを合わせての里帰りです。霊界物語の神示にしたがいますと、世界全体と同じ素質を日本はもっているので、日本は何でも同化してしまいます。その雛型が大本で、大本は神秘の国日本の縮図ですので、大本は見る人によっては仏教に見え、あるいはキリスト教に、回教に、ユダヤ教に、儒教、道教はもちろんのこと、日本の神道にも見えるのです。教義の上からも、一神教、多神教、万有神教、汎神教等々あらゆるものが、食べたものや尊んだ思想文化を包含して、渾然一体の生命体を形成しています。”

 

       (木庭次守編「霊界物語の啓示の世界」日本タニハ文化研究所より)

 

 

・高千穂は富士山のこと

 

 “天孫降臨のつくしの日向の高千穂のくしふる峰とは富士山のことである。国常立尊の雄健びによって天保山が陥没して今の日本海となった時に出来たのである(昭和十七年十月十二日)”

 

 “国常立尊はアーメニヤ方面から、日本(現在の)へおいでになった。年代は殆ど同じくらいである。二二岐尊の降臨の高千穂の峰は富士山である。(昭和十七年十一月十八日)”

 

           (木庭次守編「新月のかけ」より)

 

*なお、出口聖師は、富士山は全山が木花姫神の御神体であり、大本信徒は登らぬがよい、と言っておられます。

 

(月山不二:大本教の至聖所)