内容を忘れてもかまわない | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・内容を忘れても構わない

 

 聖師さまはしばらくしてから真面目なお顔をなさり、

 「もうわしの言うことは全部「霊界物語」と”神霊界”に言い尽くしてある。神典として残してある。だから、わしが恋しくなったら物語を読め。」

とおっしゃいました。そこで私は、

 「読んでも、片っぱしから忘れてしまいますので・・・」と申し上げました。すると、

 「忘れてもかまへん。読んでさえおけば、それが血となり肉となって、まさかの時にご内流となってでてくるのだから、読んでさえおけばそれでよいのだ」

 と申され、・・・・ 

 

        (三浦玖仁子著 「花いろいろ」)